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釣行記
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夏休みシロギスデビュー計画!

東海林誠 更新日 2019年5月27日   【山形】

日本海のシロギスの投げ釣りに夏休み中の小学生が初挑戦。この季節のキスは近投でも十分に釣れるので、釣り入門にはもってこいなのだ。初めて釣ったキスの美しい魚体に、子供たちも大興奮!

 
 
 

ファミリーの釣り入門にオススメ!足下のアジサビキ

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キス釣りに挑戦したのは、解説してくれた東海林さんのいとこの小学生たち。釣りをすること自体が初めてだったが、夏の岸壁に群れる小アジやイワシは、コマセを撒けば足下から簡単に釣れてくる。この日は3時間くらいで小アジ約200匹の釣果だった

初夏から秋(6~10月)にかけて、山形県庄内の各漁港では、10cm前後のアジが良く釣れます。日中でも釣れますが、夕方から日没にかけては常夜灯の明かりの周辺で特に良く釣れ、群れが濃ければ、仕掛けを入れるとすぐに掛かるので、特に、初心者のファミリーフィッシングには最適です。

道具は2mくらいのルアーロッドに、市販のアジ、チカ釣り用の6~8本バリのサビキ仕掛け(ハリ数は半分の3本くらい)を使い、足下にアミコマセを少量ずつ撒いて、アジの群れを寄せて釣ります。

また、防波堤先端部や水深のある港内の海底近くでは、夜釣りで20cm級のアジが釣れることがあります。電気ウキを使った1本バリ仕掛けで狙ってみても面白いと思いますが、子供さんが一緒の場合は、暗いので安全第一でお願いします。

アジ釣りでは、外道でサバやフグが掛かることもしばしば。魚が暴れて仕掛けが絡んだり、ハリを切られたりすることもあるので、予備の仕掛けは多めに持参するといいでしょう。

釣りに慣れたら、いよいよ防波堤からキスの投げ釣りに挑戦!

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こちらは最近、投げ釣りにハマっているという東海林さんのいとこの女性。シロギスはアタリがはっきりとしていて、引きも小気味いいので、ビギナーからのステップアップにも最適

砂底の漁港内や、庄内の各海水浴場では、同じ時期にシロギスが狙えます(※ただし、海水浴シーズン中に海水浴場で釣りはできないので注意)。漁港内のちょい投げなら、アジ釣りと同じ2mくらいのルアーロッドでも十分釣りになりますが、投げ竿を使って50m以上投げられれば、長い距離をサビくことができるので、数釣りが可能になります(※航路では航行する漁船などに注意が必要)。

タックルは、4m前後の投げ竿に、道糸はPEライン(1.5号+力糸)。L字テンビン(竿のオモリ負荷に合わせて15~25号)に、市販のキス仕掛け(3~5本バリ)を付け、エサにジャリメを小さく切って使います。

ポイントが遠くて、子供さんが投げて届かないようなら、大人が代わりに投げてあげて、子供さんにリールをゆっくり巻かせてやると良いですね! フグにハリを切られることがあるので、予備のハリスや仕掛けを多めに持参しましょう。

遠投で広い範囲を攻められれば、より多くの魚にアプローチできる

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初めての3匹掛け!魚のいる場所が分かっていれば、多点掛けも夢じゃない。ベストポイントが遠く、遠投が必要な場合は、キャスティングだけ手伝ってあげるのもアリ

タックルは先ほど説明したもので十分なのですが、専用のキャスティングロッド(オモリ負荷30~35号)で遠投できるようになると、より遠くの魚を狙えるようになります。その場合の道糸はPEライン0.6~0.8号を使用。ハリ数も6~10本にして、主に、サーフから100~150m超の遠投で狙います(要練習!)。

ただ、その日の状況によっては、50m以内(時には波打ち際)の近場で大釣りすることもあります。距離にこだわるのではなく、キスが群れているポイントをいち早く見つけることが大切です。

目指すは尺オーバー!夢の大物の狙い方

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子供たちが海水浴を満喫している間のフリータイムに釣った29cmの巨ギス。沈み根のキワを攻めての釣果。大物は着き場が少し違うので、居そうな場所をピンポイントで攻めると◎

キスの数釣りをしていて、良型のキスが混じることもありますが、型物は障害物の周りに着くことが多いので、それを分かっていれば、ポイントの攻め方でサイズを狙うことも可能です。実際、漁港やサーフの海藻や沈み根、捨て石、テトラ周りを攻めて、25cm超の大ギスを多数釣り上げています。

大物狙いをするには、まず、根のキワを通すための正確なコントロールと、海底の状況を把握するための偏光グラスが必需品です。適当にやっていても、根掛かりばかりで釣りになりません…。道糸に色分けされたPEライン(1.5~3号)を使い、手前はどこまでさびいたら捨て石に引っ掛かるか、ラインの色で覚えておきます。

ハリス1.5号、ハリ数は5本以内にして、エサはイワイソメ、チロリ、アオイソメ(太め)、スーパーコールデル等をかなり大きめに付けています。

ドラグフリーの置き竿を数本出しても良いのですが、手持ち竿1本で、根のキワや海藻の切れ目ギリギリをさびいたり、テトラや捨て石の根掛かりギリギリのポイントで1~2分待ったりすると結果につながるようです。

25cmUPのキスのアタリはかなり強烈です。市販のテンビンだと、アタリの反動でキスを弾いてしまうことが多いようです。数年前から、テンビンのウデを0.8mmのステンに改造した自作テンビンを使っているのですが、それからはほとんどバラシが無くなりました。ただ、根周りにはフグが群れていることも多いので、仕掛けの予備はやはり必要です。

 

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29cmを頭にまずまずのサイズが揃った

写真・テキスト/東海林誠

PROFILE:東海林誠

家業である米穀店の仕事の合間を見つけて、朝夕と週末の休みはほとんど釣りに費やす日々を送る。投げ釣りなら何でもするが、特に大物獲りに情熱を注いでいる。仙台広瀬キャスターズ所属

 
 
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