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釣行記
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良型メバル魅了する 活メロウドの威力!

菅野順也 更新日 2018年3月15日   【宮城】

例年この季節、東北各地で大量に漁獲されるメロウド(標準和名イカナゴ)は、あらゆるフィッシュイーターにとって最高のご馳走だ。食性が変わりサビキへの反応が悪くなったメバルも、活メロウドにはメロメロになる?





 
 
 

エサの活きメロウドは自前で確保することも

寒い冬ともそろそろさようなら。立春を過ぎて沖釣りの本格的なシーズンが到来!宮城県・亘理沖では、昨年絶好調だったヒラメ釣りから「クロメバル五目釣り」へとバトンタッチ。こちらも好調を持続している。クロメバルはアタリが頻繁で初心者でも飽きにくく、また、大型クロメバルの強い引きはベテランをも魅了する。

亘理港より出船した第五大海丸は航程1時間ほど、水深40mラインのツブ根を目指した。

この日は荒浜の名物船長、山川育夫大船長も乗船。途中でメロウド獲りの網を振った。「メロウドは鳥山よりもオットセイを探すとたくさんとれんだ。オットセイは、下からメロウドを囲ってぐるぐる回りながら群れをひとかたまりにしてしまう。そして、一頭ずつ順番に群れの中に入って食べるんだ。今日はオットセイいねがらダメだな」と、大船長はメロウド漁を断念。「じゃ、オットセイを飼い馴らして漁に使いましょう」と、私が言うと、大船長は「それいいな!あいつら頭いいからしっかり仕事するべな」と、大ウケしてくれた。

左)メロウド用のネットを引く大船長の山川育夫さん。右)結果的にはメロウドの群れが薄かったため、イケスにストックしてあったものを使用した。サイズ、活きともに問題なし!

メロウドを使用したメバルの釣り方

同船者が釣った32cmの良型メバル。活きエサに食ってくるのは30cm前後の良型が多いとこもウレシイ

メロウドは獲れなかったが、生け簀には前日に獲った十分な数のメロウドがあったので実釣開始となった。仕掛けの選択はサビキ仕掛けを使用する人、素バリ仕掛けを使用する人、半々の割合。

私は数より型を選択して素バリ仕掛けをチョイス。がまかつの4本バリ仕掛けにメロウドを付けて投入。「根のきついポイントです。底から2mくらい巻いてください」と、大海船長のアナウンス。仕掛けが着底したら電動リール使用の場合は、「底からのカウントボタン」をリセットして、2m巻く。手巻きなら道糸のマーキングを目印に2m巻き上げる。

アタリを待つ間は、海が穏やかな日は置き竿も有効だ。置き竿はほったらかしにも感じられるが、船の揺れが仕掛けに伝わるので、手持ちより誘いが入る。逆にウネリがある日は手持ちに徹して、仕掛けの余計な上下を防ぎ、魚がハリに食い付けるようにする。当たりが遠い場合は竿をゆっくりと上下させて、メロウドを踊らせる。エサの激しい動きでクロメバルを刺激して活性を高めれば、我慢できず口を使ってくる。

メロウドの付け方は、口の先端部にチョン掛けか、しっぽの付け根の骨に刺すかの2通り。クロメバルはエサを頭から飲み込もうとするので、口先側の方がハリ掛りしやすいが、柔らかい場所なので毎回のようにエサが無くなり、手返しが悪くなる。

しっぽ側の硬い骨に付けると口の中に入るまで時間を要して掛かりは良くないが、エサの持ちが良いので、1匹のメロウドで数匹のクロメバルを釣ることができ、手返しは速い。エサの付け方はその日の活性次第で使い分けよう。

上)メバルは頭から食ってくることが多いので、アゴにちょん掛けにするとハリ掛かりもしやすい。エサ保ちは悪くなるので、食いが悪いときに有効な付け方。下)メバルの食いがいいようなら、尾ビレの付け根の硬い骨の部分にエサ付けするとエサ保ちもよくて○

追い食いを誘って多点掛けを目指せ!

追い食いを確認しながらゆっくりと誘い上げているところ。食い込みのいい胴調子の竿は欠かせない

サビキ仕掛けでハリ数が多ければもちろんだが、素バリでも追い食いは期待できる。まず「プルプル」と前アタリがあってもアワセを入れたりせず、しっかり食い込むのを待つ。次に「ゴツゴツ」と激しい本アタリがくるので、そうしたらゆっくりと誘い上げ、周りにいる他の魚の目線を上向きにして飛びつかせると多点掛けになる。水圧の変化でクロメバルは水面で勢いがなくなるので、取り込みはゆっくりで大丈夫。仕掛けを全て船内に入れるのではなく、船外に出したまま上から順番に一匹ずつ取り込もう。万が一、ハリから外れても、たいていは浮かんだままになるのでタモで回収できる。

追い食いを誘うと...メロウドに釣られた良型メバルが次々と上がってきた
1時間ほどで菅野さんのバケツは一杯に!

残った時間にちょこっとだけアイナメ狙い

11時を回った頃「根の穏やかな場所に移動します。アイナメを釣りたい方はどうぞ。クロメバルを続けたい方はそのままやって下さい」と船長からアナウンス。大海丸では、終盤をその日のお客さんの希望次第でアイナメ釣り専門にしたり、そのままクロメバル釣りにしたりする。お客さんの希望が半々ならどっちも狙えるポイントを流す。

当日は、残り一時間半ほど根掛かりが少ないポイントでアイナメとメバルを一緒に狙っ た。私はアイナメ専門を選択。竿、リール、仕掛けの全てを変更。がまかつより発売になったばかりの「船アイナメ花火仕掛け」に、アオイソメを付けて投入した。

静かな待ちのクロメバル釣りとは対照に小突きの激しい釣り方にチェンジ。アイナメは好奇心旺盛な魚で、派手な仕掛けに反応してくる。仕掛けのすぐ上にはタコベイト、スビナーブレイドで製作した装飾アイテムも装着。小突き方はカレイより大きめにして、積極的にアピールしよう。

アイナメは口が硬いので、「ゴンゴン」とアタリがきたらすかさずアワセを入れてハリを掛けるのが鉄則。短い時間だが30~42cm、6本の良型アイナメがヒット。十分過ぎる釣果だ。

ラストにおまけのアイナメ釣りを楽しんでから納竿。下はナイロンコートワイヤーにブレード、タコベイト等を組み合わせた自作のアイナメ集魚用装飾

船長によれば、「活きメロウドのクロメバル釣りは数年前から始めた、新しい部類の釣り方です。資源保護にもなり、大型のみを選んで釣れるので、サビキ仕掛けに飽きた人に人気があります。最近では、メロウドがなければダメって人もいて、確立されてきました」とのこと。大型クロメバルが飛び付くメロウドは、3月いっぱいくらいが漁期。サビキ仕掛けからステップアップ、素バリのクロメバル釣りに是非挑戦を!

●菅野さんの使用ロッド
上)メバル用:がま船 タイドスター50-300=5:5調子のムーチングアクションが、追い食いを誘うメバル釣りにぴったり。下)アイナメ用:がま船 カレイ競技SPECIALⅡ MH-180=シャープな操作感の小突き専用設計。誘い、アワセを的確に決められる(商品はいずれもがまかつ)
左)メバル仕掛けはカラバリタイプの「船メバル4本仕掛ビーズ仕様 10号」。ハリスが50cmと長めで、自然に漂わせて誘えるのがポイント。枝間60cmなので、取り込みの際などエダスの絡みには気を付けよう。右)アイナメ狙いでは「船アイナメ花火天秤仕掛(ロング)14号」を使用。花火風ラバーのヒラヒラでアイナメにアピールし、チモトのエッグボールが根掛かりをガードするため、使い勝手が非常にいい。(商品はいずれもがまかつ)
この日の第五大海丸は二代目の山川大海船長(写真左上)が操船。大船頭の育夫船長はサポート役に回った。今の季節はカレイ、根魚などを狙って親子船で出船中

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【アクセス】 大海丸は亘理町・鳥の海の荒浜漁港から出船。出船場所は漁港中央岸壁・魚市場前の海鮮大海近く。船の前に駐車スペースあり

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取材・テキスト/菅野順也
取材協力/大海丸(TEL:0223-35-3317)


PROFILE:菅野順也

カレイ釣りのトーナメンターとして活躍しながら、ヒラメ、メバル、マダイ、深海などの各種船釣りにワカサギ、渓流までなんでもこなすオールラウンダー。がまかつフィールドテスター、山豊テグスフィールドテスター。福島県在住

 
 
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