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釣行記
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メバルサーチ!

戸澤直彦 更新日 2018年3月15日   【宮城】

いよいよ秋冬の根魚シーズンの到来です。SEARCHの戸澤さんはメバリングからスタート。大津波の被害は大きいものの、釣り人が戻ってきている漁港もあります。こんなでかメバルがいるのなら自然とテンションも上がっちゃいますよね。

 
 
 

まずは「釣りが可能な漁港」からサーチ

日に日に冬へと季節が移り変わってきた宮城県。季節と共に釣りの対象魚も変化してきました。時間と共に釣り人が自分のペースでフィールドに戻って来ています。

例年であれば、私は1年を通じて釣りのトーナメントに参加し、その空いた時間に季節の釣り物を楽しむ生活をしていましたが、今年はそれらトーナメントの開催は全て無し。そのため「今出来る釣り」を楽しんできました。震災後は地方遠征を含めたサクラマス。そして渓流でイワナやヤマメに遊んでもらい、初夏からはリバーでのシーバスフィッシングをつい先日まで楽しんできました。その間多くの人達のお陰で沿岸部の復旧活動が進み、ガレキの撤去や、道路整備なども進んできました。

そんなある日、仲間から釣りが出来る漁港で「大きなメバルが釣れている」との情報が入りました。久し振りではありましたが、早速準備を済ませ、釣れているエリアへ出かけてみました。現在の宮城の漁港はその復旧の具合に大きな差が出始めているのが現状です。津波の影響がその差を生んでいるのですが、波の強さによって防波堤が消失しているところや、大きく地盤沈下している漁港、殆ど以前と変わらない形を残している漁港などがあります。

釣りが出来るのはその中でもごく一部の限られた漁港。早速水中を覗くと、良型のメバルがウヨウヨ!

テンションが上がりキャストを繰り返しますが、反応がありません。メバル用のジグヘッドリグ、キャロライナリグ、ノーシンカーリグなど、様々なリグを試しますが全く反応を得られず、その日は仲間と撃沈。後日一人でリベンジへと出かけました。

先日見えていた良型のメバルはいなくなり、魚の気配がありません。場所を変え色々探って行きます。そして最後の漁港に到着。潮の当たる外洋に面したポイントに1gジグヘッドをキャスト。

10秒のカウントで表層付近を探って行くと、「クンクンクン...」と小気味良いアタリが!その後、突然走り出しドラグが出されました。根に潜られないようにロッドで誘導し一気に抜き上げると!

久し振りの良型メバルでした!サイズは...

26.5cm。体高があっていい魚です!その後、同じポイントで同サイズをもう1匹追加。しかし一瞬の時合いだったのかこの日は2匹で終了しました。

状況を分析して、さらなる好釣果につなげる

この日の釣りで魚の着き場が何となく見えてきたので、同じ様なシチュエーションにある、違うエリアで更なる大物を探すことにしました。

大事なのは「釣りが出来る漁港」であること。その中でも釣れた状況に近い漁港を探しました。そして一箇所見つけた小さな漁港。早速準備を済ませメバルサーチ開始です!

防波堤の先端部、潮通しがいいポイントにジグヘッドリグをキャスト。まずは表層を意識して早めのリトリーブ。すると!

なんと1投目から出た24cm。

その後もアベレージ20前後が入れ食いです。そこで更なるサイズアップを目指し、外洋側へ移動します。そこでの1投目から24cm、続いて23、20クラスが連発。移動しながら探っていくと、少し沈めて探っていたジグヘッドに「コンッ!」と明確なアタリが!

「ジジジジジジッー!」っと勢い良く出されるドラグ。潜られない様に必死にロッドを立てて根をかわしました。何とか足元まで寄せ一気に抜き上げたその魚は

30まではあと少しの28.5cm!

ずっしりとした重みに、ヘラブナの様な体高。実に美しい魚です。

魚は写真を撮ったあと全てリリース。今度は30オーバーで会えますように☆

その後は22~23クラスを数匹釣り終了。本格的に水温が下がる前に30cmオーバーを釣りたいと思います。

東北太平洋岸で釣りをする際の注意点など...

さて、以前から手軽に楽しめて人気の高いメバル釣り。しかし、今年は状況が全然違います。前にも書きましたが、「釣りが出来る漁港」が少ないのをはじめ、どこの漁港も地盤沈下が見られます。

酷い漁港では、以前駐車していた場所が満潮時には海の中になってしまうところもあります。また、以前まであった常夜灯がほとんど無くなっているため、月の無い夜などは漆黒の闇となります。ライフジャケットやライト類は勿論の事、コケや海藻で大変滑りやすくなっているので、スパイクブーツなどの滑り難い足周りも欠かせません。

そして一番大切な事として、沿岸部の方々の中には甚大な被害に遭遇し、現在でも釣り人を受け入れる心の余裕が無い方々が大勢いらっしゃいます。すでにどこかの漁港で釣り人とのトラブルがあったという報告も耳にしています。我々はその方々の気持ちを尊重し、これからの未来のためにも各自がモラル、マナーを再度認識する必要があると思っています。

将来の子供達が笑顔で釣りが出来るように、今我々が出来ることをやっていきましょう。安全に楽しく遊ぶのが「釣り」。無理な行動や、自分勝手な行動なく楽しんで行きたいと私は考えています。


■タックルデータ
ロッド:アブガルシア ロックスイーパーRS-732ULS
リール:2506
ライン:PE0.15号
リーダー:フロロ4Lb
ジグヘッド:0.9~2g
ワーム:バークレイ ガルプ!ベビーサーディン、他

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PROFILE:戸澤直彦

Fishing Club SEARCHの代表を務める、プロカメラマンアングラー。東北の釣りシーンを活性化するべく、精力的に釣行中(詳細はブログで)。ソルトルアーのほか淡水のルアーや、ワカサギなどの小物釣りも好き。ピュア・フィッシング・ジャパン、オライノ、リアスフィールドテスター。エフテックフィールドモニター。三陸海を救う会の代表でもある

取材・テキスト/戸澤直彦(Fishing Club SEARCH
 
 
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