document.write(''); [釣行記]イカジギングin仙台湾 | 釣り河北
釣行記
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イカジギングin仙台湾

編集部 2012年8月17日配信   【宮城】

8月11日、スルメイカをメタルジグで狙う「イカジギング」の釣行会が仙台湾で行われた。ライトタックルで1杯1杯を釣り上げるためイカのアタリが取りやすく、手返しよく釣れれば多点式のイカ釣り仕掛け以上の釣果を上げることも可能。しかしながら、取材日の仙台湾は状況が渋く、苦戦を強いられた‥。

KOMO社製イカ専用メタルジグ「烏賊JIG-EVO」。今回は乗船者全員がM.Tannno Factoryオリジナルカラーを使用。限定品は42g、56g、70gの3サイズ
 
 
 

例年であればスルメイカは盛期のはずだが...

第一海友丸は網地島沖のポイントに到着すると、さっそく集魚灯を焚き始めた。イカを集めながら釣り開始

日本海側でライトタックルのイカ釣りが人気急上昇中だ。メタルジグを使ったジギングスタイルの他にも、鉛スッテゲームやイカメタルなどと呼ばれる釣り方があり、日本海各地の遊漁船に広まっている。

ターゲットはスルメイカやヤリイカ、ケンサキイカ(アカイカ)などのツツイカ類全般。繊細なタックルと高感度な細糸を使うことでイカ釣りのゲーム性が高まり、また、テクニック次第で比較的簡単にたくさん釣れる点も、人気の一因になっている。

この日の釣行会は、菊田釣センター仙台店の丹野さんが中心となり開催。イカジギングに詳しいKOMO代表の薦田さんも招いて、講習会的な側面も含めた釣行となった。実はシーズン初期の7月にも同様の釣行会を行っていて、2度目の開催となる今回は、(例年なら)ハイシーズンである8月に爆釣を目論んだワケだが、どういうわけか今シーズンは仙台湾のイカは絶不調。出船前から厳しい釣りになることが予想された。

上)京都からやってきたKOMO代表の薦田真司さんは、日本海を中心とした各地でイカジギングを実釣テスト中。タックルは船エギング用や一つテンヤ用などのライトなものを使用した。下)菊田釣センター仙台店の丹野正文店長は、M.Tannno Factoryオリジナルのマダイジギング専用ロッド「RANGE STICK 71Sti」を使用。標準負荷15~60g、細糸に対応し、適度な長さがあるためアクションをつけやすい

夕方5時、丹野さんと二人三脚で仙台湾の新しい釣り物を開拓してきた、瀬戸船長の操船する第一海友丸にて出船。網地島沖の水深60~70mラインで釣り始めると、中層から底にかけてイカらしき反応はあるものの、なかなか釣れて来ない。船長によれば今年の仙台湾はイカのエサになるカタクチイワシが少ないそうで、ベイトの反応があってもプランクトン類が主体。イカの群れも薄く、どこの釣り船も軒並み苦戦しているとのことだった。

イカジギングに必要な道具立てについて、タックルはスピニング、ベイトどちらでもOKだが、薦田さんの経験ではスピニングの方が操作しやすいとのこと。ロッドはライトゲーム用。適度な軟らかさがある方がイカを乗せやすく、ライトジギング用、タチウオ用からティップランのエギング用や一つテンヤ用などを流用できる。

ラインはPE0.6~1.0号にリーダー3号前後と、高強度ラインを使用した細糸設定。このタックルシステムがイカの微妙なアタリを乗せることを可能にし、また、ラインが細いため70gくらいのジグでも十分深い水深に対応できる。

ジグを底まで落としたら、まずは底から中層までを広く探る。細かいレンジを探りやすいのもこの釣法の利点であり、狙いダナが決まればそこを集中的に攻める。

アクションは2、3回ほどジャークして、数秒ステイさせることの繰り返し。ジャークでアピールし、寄ってきたイカに食わせるイメージ。使用したイカジグは、シャクったときにしっかりヒラを打ち、フォール中はイカが乗りやすい横向きの姿勢を維持するように設計してあるそうだ。

活性が高いときであれば、イカが乗ると食い上げたようにフッと軽くなったり、ドンッと重みがかかるものだが、この日はチョンチョンとジグに触るようなアタリが中心でかなり渋かった。イカの数自体が少ないので勢いで乗らず、じっくりジグを見られてしまうような状況。そんなイカに何とかノリ気を起こさせるため、大きめのアクションでしっかりアピールをかけた方が有効なようだった。

釣り始めからしばらくはなかなかアタリの無い渋い状況で、最初に釣れてきたのはサバだった(写真左)。船中1杯目の本命スルメイカ(写真右)。ここから単発で上がり始めた
沖漬けのタレをクーラー等に入れ、釣りたてのスルメイカをINすれば爆ウマ沖漬けの出来上がり!
基本のアクション。2、3回ほどワンピッチジャークの要領でシャクり、続けて数秒ほど止めて漂わせると、横向きのステイ姿勢にイカが乗ってくることが多い。最初は底から広く探り、狙い棚が絞れたら集中的に攻めればOK
丹野さんもバッチリ本命をキャッチ!群れは薄いものの、釣れてくるのは丸々とした良型ばかりだった
厳しい条件の中で釣ったイカに満足。底付近で乗ったという人もいたが、大部分は水深30mほどの中層での釣果だった
薦田さんも仙台湾のスルメイカにご対面。「スルメイカはどちらかと言えば釣りやすいイカのはずなんだけど、こんなに渋かったのは初めてですよ」
 
 
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