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釣行記
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手軽な防波堤ロック!三陸クロソイのすすめ

小山 哲平 更新日 2018年12月26日   【岩手】

三陸の防波堤で高い人気を誇るクロソイのナイトゲーム。夜の釣りということもあり、震災後は安全性など様々な要因から厳しい状況が続いていたが、復興が進むにつれクロソイ狙いの釣り人がどんどん戻ってきている。港内の岸壁から狙える、お手軽ターゲットの復活です!

常夜灯のついた漁港がだんだん増え、光の境目を狙うパターンも楽しめるようになってきた
 
 
 

ナイトゲームには嬉しい常夜灯の復活

「この釣りは夜の短時間で楽しめる釣りなので、仕事の帰りとか近場に寄って手軽にできるのが魅力ですね。週末などは仕事終わりに遊びに来る内陸方面の方も結構いますよ」とは、今回この釣りを解説してくれた釣具オヤマの小山哲平さん。

クロソイは岩手沿岸のほとんどの漁港で狙える超身近なターゲット。港内の岸壁やスロープ周り、常夜灯周り、防波堤周辺など、漁港全域がポイントになり、主に捕食モードになる夜間、ソフトルアーのジグヘッドリグで手軽に狙える魚として人気を誇っている。

ただ、3.11の震災後は岸壁の損壊が激しく、釣り場の常夜灯も無くなったため、アングラーも激減。長いこと安心して夜釣りを楽しめない状況が続いていたが、震災から2年半を経て漁港の復興も進み、岩手のお手軽フィッシングの象徴ともいえるクロソイゲームが日常に戻りつつある。

小山さん自身もクロソイ大好き!気楽に狙えるので、ロックフィッシュ入門にも最適なターゲットだ

11月現在、岩手の漁港の復興工事は港内の岸壁のかさ上げが終わり、外側の防波堤工事に入っている所が多くなっている。作業中の場所や崩壊しかけている部分など、危険な場所には近寄らず、工事をしていない、安全な場所で楽しむことがまずは大前提となる。

また、ここにきて港内には常夜灯が復活しつつあり、夜でも比較的安心感が戻ってきた。常夜灯周りの明暗部の境目はベイトの集まるポイントでもあり、近所の建物の明かりもポイントを形成している。

クロソイのナイトゲームはスピニングタックルを使い、ジグヘッドリグのスイミング主体の釣りで簡単に楽しめる。ジグヘッドの重さは1.8~5gくらい。中層からボトムにかけてスイミングだけでもいいし、スイミング途中でリールのハンドルを止めてカーブフォールを織り交ぜるのも有効。

もちろんベイトやベイトフィネスを使う人もいるし、好みに合わせて何でもできるのもクロソイのいい所。根掛かりするようなら3~7gくらいの軽めのテキサスリグを使うのもあり。ただし、テキサスを使う際もクロソイはフォールでゆっくり攻めるのがキモ。ヘビーテキサスは向かないので注意。

クロソイは20cmクラスが中心ながら、どの魚もベイトを食べてコンディション抜群! 殆どの魚がワームを丸呑みにしていた

よく肥えた高活性なクロソイと遊べるチャンス!

「ここ1年くらい、クロソイゲームの方向性がちょっと変わってきています。以前はハードなスピニングタックルで狙っていたんですが、最近はもうちょっとライトな志向で楽しむ人が増えてきました。といってもグニャグニャな竿でやるのではなく、『メバル強の釣り』と表現しているんですが、最近増えてきた尺メバル対応ロッドや磯対応メバルロッドなど、感度のいい、引き抵抗の分かりやすい道具の特性を活かしてクロソイゲームをより面白くするスタイルです」

ナイトゲームということもあり、ソフトルアーはグロー系などの派手目なカラーが定番だが、アピール系がよくないときはナチュラル系にチェンジしてみるといいこともある。

このときは沿岸に濁りが入り魚の反応が悪く、グロー系が良かった
クロソイが吐いたベイトの「ミミイカ」

ヒットするクロソイは25~28cmがレギュラーサイズ。堤防周りに小魚や小イカなどのベイトが非常に多く、どの魚も肥って最高のコンディションだった。「今シーズンは水温が高めで季節が遅れ気味なので、年内一杯はこの状況が続きそうですね。年明け後は、今度は夜にいいアイナメが釣れたりするようになりますし、活性は徐々に落ちますけど、2月までロングランでいけるはずです」

大槌、釜石、大船渡と、北から南までどこでも釣れているそうなので、この好機に手軽なロックフィッシュ、クロソイ狙いに出かけてみてはいかがですか。

【使用タックル】
■ロッド:ソアレCI4+ S709LT(シマノ)
最近定番化している、クロソイ釣りにピッタリな尺メバル対応ロッド。細身ながら、スパイラルX構造なので、見た目以上にかなりのパワーあり。しなやかに曲がるのに、反発力が素晴らしい。軽量ジグヘッドから、7g位のテキサスまで幅広く対応可能。
■リール:バンキッシュC3000(シマノ)
「驚きの高感度リール!スイミングの釣りでは、このリールが魚の気配や微弱なアタリを教えてくれることが多々あります。マグナムライトローター恐るべし!です」(小山さん談)
■ライン:PE1号+ショックリーダー・フロロ12Lb
■ジグヘッド:1.8~5g
【ソフチューブトップ】
ソアレCI4+S709LTのティップ部分はしなやかでソフトなのに、ただ軟らかいグニャグニャ穂先とは違い、反発力があるためハンマー効果でフッキングが決まる。「軟らかいのに高反発という不思議な穂先。スゴく役に立ちます!」
【小山さんオススメルアー】
■パワーベイト パルスワーム3.8インチ(バークレイ)
■ベタンコカーリーテイル 3インチボディー(ベイトブレス)
■ロックバイブサターンSW4インチ(レインズ)
カラーはグロー系を主体に、地味系も用意しておくとベター
最新の情報やアイテムは釜石市の釣具オヤマで。アットホームな雰囲気のお店なので、ちょっと分からないことなどは、哲平さんに気軽に相談できます。これからだと防波堤のヤリイカや投げカレイ、船カレイ、タラジギングなども好シーズン!
※営業時間=平日8~19時、土日祝日は4~19時、水曜定休。


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【お店のアクセス】
店舗は、国道283号線添いの釜石市内にある。釜石線・松倉駅を目印にすると分かりやすい
PROFILE:小山哲平

甲子川中流域にほど近い釣具オヤマの若旦那。ロックフィッシュやヤリイカなど、陸っぱりから船釣り、渓流まで釜石周辺のあらゆる釣り物に詳しく、旬の釣りは自ら実釣テスト!東北各地への遠征経験も豊富


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取材・解説/小山哲平
取材協力/釣具オヤマ(釜石市)TEL:0193-23-7754
 
 
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