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仙台湾ひとつテンヤマダイAtoZ[宮城塩釜沖の真鯛釣り]

編集部 更新日 2018年12月18日   【宮城】

仙台湾でもがっちりと定着した感のある一つテンヤのマダイ釣り。根魚等の多い仙台湾周辺エリアではテンヤ五目としてターゲットが多いのも魅力のうちだが、本命のマダイの確率も着実に上がってきている。

ここでは、ここ数年にわたりこの釣りに力を入れてきた釣り船 Sazae do(さざえ堂)の磯野康憲船長に仙台湾のひとつテンヤマダイ事情について解説してもらった。

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仙台湾のマダイシーズンは例年6月下旬頃から

太平洋側のマダイ釣り場としては北限に位置する仙台湾。マダイが釣れ出すのも他地域より少し遅いが、だいたい6月下旬頃には本格的なシーズンが始まる。シーズンの流れをまとめると‥。

去年の釣果
去年の10月は大物ラッシュ!70cmオーバー多数キャッチ

[仙台湾マダイのシーズナルパターン]
■4月中旬~5月初旬
カタクチイワシが入り始める。イワシの群れとともにヒラマサ、シーバス活発化。

■5月後半~
シーバス、ヒラマサが釣れ始まる。マダイは移動中。

■6月後半~
ヒラマサ終盤(ポツポツ釣果あり)。根に着いていたヒラマサが抜けた後、産卵のため根を意識したマダイが着き始める。

■7月~9月
シーズンイン。特に初期は、数は出ないものの良型揃い。ポイント的には水深8~50mのボトム、中層を狙う。7月後半~9月はハナダイも混じる。

■10月~11月
最初に産卵し、体力が回復したマダイが荒食いモードに突入する。広範囲の根に着く傾向。捕食内容を調べると、魚、カニ、イガイ、ホヤ、ウニ、ナマコ、ヒトデなど様々。この時期は一番釣りやすく、底を意識して釣るのがベター。

■11月~
深場を狙う。カタクチがいる時は中層も。ゆっくり10mくらい巻き上げて釣る巻きテンヤ釣法でもかなりの実績あり。

■12月~
北西風が吹く日が多くなる。この時期は水温も下がり、もっぱら深場狙い。数釣りよりは一発大物狙い。

シーズンは5月後半から12月初旬まで。うち盛期は7月から10月頃。ポイントの水深は10~40mライン。ベスト水温は14℃以上で、これより下がると活性が低く、反応はあっても厳しい状況となる。しかしながら例外はあって、12月初めに水温9℃のタフコンディションの中で釣れた実績もあるし、例年、5月下旬頃にもハシリの個体が釣れている。

2013年シーズンだと、6月22日に水深20mラインで81cm、6.5kgの良型が上がったのが最初。産卵のため、根に差してきているノッコミ前のパンパンのマダイだった。その後、しばらくはマダイのアタリやバラシはあっても残念ながら魚を拝めずにいたが、産卵のため根を意識して着き始めた7月下旬から怒涛のマダイラッシュに突入。8月に入ると良型ハナダイ混じりでコンスタントに釣れ続け、8月8日には80cm、5.7kgの良型が出ている。そして8月22日には、昨季最高!90cm、7kg弱の特大マダイがキャッチされた。

1枚目
2013年シーズン初マダイは81cm!
最大サイズ
8月22日にはシーズン最大の90cmがキャッチされた
8月は大型連発
昨年の8月は大ダイのラッシュに!

仙台湾一つテンヤ的 道具考

ロッドは各社メーカーより開発された専用竿がベスト。長さは2.5m前後の先調子で、穂先に十分な感度があり、バットパワーのあるものがオススメ。リフト&フォール時の操作性はもちろん、キャスタビリティも高ければ遠くの根を攻められ、幅広いポイントを探ることができる。

タックル
タックル
磯野船長はノリーズの「ロックフィッシュボトム・ジグヘッドスナッパー」を愛用。710ML、710M、80MHの3機種があり、使い分けることで水深、状況に対応可能。感度と操作性に優れ、ひとつテンヤで最高のパフォーマンスを発揮する

使用するスピニングリールのサイズはダイワなら2500番以下、シマノなら3000番以下クラスがおすすめ。この釣りではPE0.6号で最小3号のテンヤを落とすこともあり、軽いテンヤを送り出し、リフト&フォールをスムーズに操作可能なものが必要になる。細糸でのやり取りのためにはできる限りドラグ性能が良いものを使いたいところ。

ラインはPE0.6~0.8号。これ以上細いと、オマツリ時や根掛かり時にラインブレイクが多くなる。リーダーはフロロ8Lb(2号)5m前後がメイン。

リール
十分に強度のある高品質PEラインとドラグ性能に優れたリールが釣果の分かれ目になることもある

テンヤは基本的には3~10号があれば通年対応可能。号数はその時の状況、潮流の違いに合ったものを選択する。自身が底を取れる一番軽い号数選ぶのがセオリーで、自然な誘いが出来、かつ明確なアタリが分かるかどうかがその判断基準となる。

潮流が速かったりして底の感覚が取れない場合は、ワンランク重いテンヤにチェンジ。面倒くさがらず、状況の変化に合わせて号数を選択するのがトラブルなく釣るポイント。

テンヤは3~10号を面倒がらずに使い分ける

冷凍エビのエサ付け方法

エサは冷凍エビを解凍して使用する。解凍にもちょっとしたコツがあり、エビの足やヒゲが取れてしまうと食いが悪くなるので注意しよう。

[1]エビの下準備
海老
エビは市販されている冷凍エビ。先にバケツに開け、半冷凍状態にしておく
蝦
海水に馴染ませる
えび
若干解凍されたところで海水を捨てれば完了
えび
[2]尾を取る
尾びれ
先にエビの尾を取っておく
[3]孫バリを刺す
テンヤセット
テンヤセット
まずはテンヤの孫バリの方から刺す。孫バリを背の中央部分から突き刺し、頭の方へ抜く
[4]親バリをセットする
ハリ
親バリは尾から刺して腹側中間部分へ抜く
[5]出来上がり
エビ
エビが真っ直ぐになっていればOK。丸まっていると回転しやすく、海中での動きが不自然になる
エビ
AQUA
通常は冷凍エビをセットして釣っているが、エコギアの「アクア スイムシュリンプ」を「アクアリキッド」に浸して使用するのもあり

基本テクニックを船長が実演!

磯野船長に投入からヒットまでの流れを実演してもらった。

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テンヤ投入!

フリーフォールでテンヤを落とす。ボトム10m手前あたりから、フリーフォール中は竿を上げてラインスラックを減らし、竿を上げ終わったと同時にスプールを押さえてロッド1本分下へ落とす(誘う)ことを繰り返す。

着底を確認したら気持ちラインを張り様子をみる。活性の高い時は1回目でアタックしてくるはず。特にフォール中の実績大。アタリが無かったら竿を上までシャクリ、同じ動作を数回繰り返し行う。

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誘いはロッド1本分のシャクリを3~4回ほど

ロッド1本分のシャクリを3~4回繰り返してもアタリが無い場合は、仕掛けを一度上げてエサの確認を行い、再投入。この時も、テンヤのアクションはフワフワ感を出すイメージを忘れずに。巻き上げ時に食ってくることもあるので油断は禁物だ。

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アタリを聞く

ほとんどのアタリはボトム付近で出ることが多い。フリーフォール中にラインが走るような時はアタリである可能性大。ラインの動きもしっかり見ておく。また、巻き上げ時も油断は禁物。掛かったら走るので、慌てずじっくり対応する。

ドラグ調整は必須。実は一番重要なポイントでもある。マダイを掛けてから慌ててドラグを調整する人も見受けられるが、マダイは突如として疾ることが多いので、事前に万全な対応ができてないとアウト。疾られたらその時はすでに遅しなのだ。

必見!船長推奨のドラグ調整方法

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タックルを完璧にセットした状態(ライン、テンヤ等々すべて結束し釣りが出来る状態)で、1リットルの水が入ったペットボトルを持ち上げる。そのペットボトルが動き始める時に、ラインがジワリジワリと出る位がベスト。この状態だと、外道のマダラ、ヒラマサ、ワラサ等にも充分対応できる
船
船
午前船、午後船で出船中!

今季はヒラマサがほとんど釣れておらず、2013年シーズンとは状況が異なるが、6月も下旬に突入して、いよいよ仙台湾のテンヤマダイがハイシーズンを迎える。シーズン初期でもアイナメ、ヒラメなどターゲットは豊富なので楽しめるはず。繊細なテンヤ用タックルの釣りは一回やったらハマること間違いナシだ。

船
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船
船
船
マダイの他にも良型のヒラメやアイナメ、メバル、ソイなどなど、多種を狙えるので初めてでも楽しめるはず!
遊漁船紹介
[遊漁船紹介]釣り船 Sazae do(さざえ堂)
■TEL:090-2270-6974
■出船港:塩釜・釜の淵漁港出船
■ひとつテンヤ船:午前一人8,000~10,000円、午後一人8,000~9,000円(エビえさ1パック付き)
■船長と近い釣り座でお話しながら釣りを楽しめるのが魅力。親切、丁寧な磯野船長がやさしくガイドしてくれるので、初心者にもおすすめ!※詳細はコチラ!
稚魚放流
マダイを殖やすための稚魚放流も行っています!
※マダイ稚魚放流活動報告。


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※解説/磯野康憲(釣り船さざえ堂船長)
 
 
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