document.write(''); [釣行記]連載☆ハンター式磯ロック攻略術【第10回】越冬シーズンの堤防ロックテクニック | 釣りTiki東北
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連載☆ハンター式磯ロック攻略術【第10回】越冬シーズンの堤防ロックテクニック

塩津 紀彦 更新日 2015年4月 7日   【その他】
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2月中旬。

暦の上では春になりましたが仙台では78年ぶりの大雪に見舞われたりとまだまだ冬真っ盛り(汗)

陸上の気温よりも1ヶ月ほど季節の進行が遅いと言われる海の中でも2月中旬~3月下旬となると1年の中で1番キンキンに冷やされてしまう厳し~いシーズンの到来です...。

この季節になると産卵で消費した体力もすっかり回復し、ロックフィッシュ達の大半は水温が安定している水深50~100mのディープな根まわりへ越冬のために移動してしまうため、オカッパリから狙うには1年の中で最も厳しい季節と言ってもいいでしょう...。

しか~し、「全くシャロー&ミドルエリアに魚がいないのか!?」と言いますと、そういう訳でもありません。シャロー&ミドルエリアでも狙いをしっかりと定めれば、ちゃ~んと魚に出逢えるチャンスはあります♪

今回はそんな厳し~い季節ならではの魚との出逢い方をちょっとご紹介したいと思います!

さて、前回は磯場でのシャロー&ミドルエリア越冬個体についてご説明いたしましたので、今回は堤防のお話し(笑)

前回お話ししたとおり、この季節の磯場は1日にワンチャンスのまさに「一発大物狙い」的な釣りなのですが、
「とりあえずサイズはともかくロックフィッシュ達に遊んでもらいたい!」
って方に、この季節オススメなのはなんと言ってもナイトロック♪

ナイトロックの主役と言えば普段はクロソイくんですが、この厳寒期になると夜行性になるアイナメちゃんもメインターゲットの座に躍り出て来るため楽しみも2倍!

今回はそんな堤防のナイトロックに焦点を絞り、お話ししていきたいと思います♪

はじめて厳寒期のナイトロックへ足を運ぶ場合に1番最初に注意するのが、まずは釣りに行く港の選び方でしょう。

なんせ魚が少ない港で釣りしてもなかなか釣れませんからね(汗)

 
 
 

釣れる防波堤の条件とは

①流入河川が近場にある
②日当たりがよい
③ボトムは砂やドロがメインで飛び根や敷石、テトラが適量にある
④複数種の海草(藻)が繁茂している
⑤常夜灯がある
⑥全体的にある程度の水深がある
⑦湾の内側にある
⑧大規模港よりは小規模港

とりあえず上記がこの季節のナイトロックに大切な条件です♪

この条件が揃えば揃うほど魚が過ごしやすい港=釣れる要素が詰まった港と言えるでしょう。

さてそれでは①~⑧の条件がなぜに大切なのか、まずは簡単に説明いたします。

①水温が変化するため、あまり流入河川が直撃する港は避けたいところですが、ベイトがプアな厳寒期の三陸界隈のメインベイトである鮭の稚魚が大量に川を下ってくるこの季節は、流入河川が近場にあった方が圧倒的なベイト数に誘われてロックフィッシュ達が浅場へ入ってくるのでオススメ。

ただし、雨の直後や鮭が降りて来ていない時は逆に河川から遠い港の方が水温が安定しているので◎

②港内の水温が他のエリアよりもほんのわずかでも高いだけで変温動物の魚にとってこの厳寒期ではプラス要因。

北側斜面にある南向きの港なんかはオススメですが、高い山や崖で日があまりあたらないような港は避けた方がいいでしょう。

③ハードボトムオンリーな港よりも砂や泥がボトムにあるエリアの方がベイトの種類が豊富なので◎

他にも意外かもしれませんが、クロソイは完全なハードボトムよりも軟らかい底にハードボトムが少し絡むようなエリアを好む傾向にあるので、こういった軟らかい底とハードな底が混在するような港を狙うのがオススメです。

④複数種類の海草、藻が繁茂しているというのは③と同じで、ボトムが砂や泥、ハードボトムと各エリアに繁茂する種類のバリエーションがあると言うこと。

さらに潮が速いエリアを好む海草(藻)や遅いエリアを好む海草(藻)が生えていたりしたら、1つの港で複数の潮流条件が揃っていると考えられます。

複数条件が揃えばベイトもその条件に合った様々な種類が集まるため、ベイトがプアな厳寒期には重要なファクターと言えるでしょう。

⑤これから春先になるとメインベイトの1つにミミイカが入ってきます。このミミイカが集まるのには常夜灯が不可欠。

また夜行性に近い状態になっているアイナメですが、やはり真っ暗よりは少しでも明るいエリアがあった方が活動しやすいようで、明かりの近くへ集まる傾向にあります。

⑥水深が浅いエリアは水温の上昇も早いのですが逆に下がるのも早く、1日の水温の上げ下げが著しくなってしまいます。なので、水温の動きが比較的安定した、ある程度は水深のある港が居心地がよい港と言えるでしょう。

ただし深すぎる港だと水温がなかなか上昇しないため、暖かい日がかなり続かないと活性は上がってこないので、水深5~8mくらいまでの港を目安に回った方がよいでしょう。

⑦外洋に面した港はこの季節は北からの寒流の影響をもろに受けてしまい水温がなかなか上昇しません。なので湾内の水温が安定しているエリアの港がオススメです。

⑧大規模港は潮が動くと大きな潮流になり、水温の変動が激しくなってしまいがちですが、小規模港は小幅な潮流なので比較的水温が安定しています。

また攻めるにも小規模港をランガンした方がその日の状況が読みやすいため、無駄に釣れないエリアを延々と撃たずに済み、結果として魚に出逢える確率も上がると言えるでしょう。

これで港の見極め方がわかっていただけたところで、今度は攻め方について少し掘り下げていきたいと思います。

まず狙うポイントは大きくわけて
①常夜灯まわり
②敷石・テトラまわり
③船道やブレイクライン

の3パターン。

①ベイトが一番集まりやすいのが、やはりなんと言っても常夜灯まわり。

目で見てその日のベイトを確認できるのと水質なんかもチェックできるのでまずはここから始めるのがセオリーです。

ちなみに、灯りの真下よりは暗くなるエリアや船などのストラクチャーの陰から明るいエリアへトレースするのが鉄則。

ロックフィッシュは暗部に身を隠して明るいエリアを通過するベイトを見つけてバイトするため、大半のバイトが明かりの境目に集中します。

②敷石・テトラまわりは魚が浮いている時とストラクチャーにタイトに身を隠している時により攻め方が変わります。

活性が高く魚が浮き気味なとき、または浮いているベイトに反応が集中する時は3g程度のジグヘッドまたはライトテキサスでフワフワとスイミングに近い状態で誘います。

ストラクチャーにタイトに身を隠している時には5~7gくらいのテキサスリグで穴の一個一個を丁寧に落とし込み穴の中で軽くリフト&フォールで誘い、反応がなかったら次の穴、っといった感じでスローにアクションさせるのがオススメです。

③船道やブレイクラインは比較的ベイトの動きに左右される魚が多いため、魚を見つけられたら数釣りが可能なのが特徴です。

ブレイクに沿って回遊したりする個体なのですが、捕食モードの魚が多いため目立つカラーのワームで攻めるのがセオリー。

浮かせ気味に攻めたいので、3~5gのジグヘッドやMキャロなどでの攻略がオススメ。

アクションはブレイクの外側へキャストしたら、浮かせ気味のリフト&フォールで細かく刻んで攻めるとよいでしょう。

使用するルアーはパターンによって変わります。

鮭稚魚がいる時にはガルプ!ミノー2インチやパワーベイト バスミノー3インチのような小魚系ワーム。

ミミイカが入ってきた時などはパワーベイト バルキースピアやガルプ!パルスクロー。

ゴカイなどの虫エサを捕食しているような場合はガルプ!パルスワームやガルプ!サンドワーム。

ケース バイ ケースではあるので、毎回数種類のワームを持ち歩くのがオススメです。

それでは最後に昨年の3月中旬のナイトロック釣行を参考に実戦解説していきたいと思います。

まずは夕方に海へ到着し風の向きをチェック。

北西の風が強く吹いていたので、まずは風を避ける南か東向きのエリアを明るい内にチェックしてまわります。

風が当たっていると私たち人間側が釣りにならないこともありますが、港内の水温もかき混ぜられて低下してしまうおそれがあるので、あまり良い条件とは言えません。

風裏の港を2~3ヶ所まわり、湾の内側を向いた小規模港にポイントを決定!

決め手は常夜灯の位置と底質と海草の量。この港の常夜灯の位置ですが、港の出口方面にあるため外洋へも光りのアピールが届き、魚を集めやすいナイスなポジション。

底質は砂+泥に敷石+テトラで海草も昆布にワカメにアマモにホンダワラとパーフェクト!

当日は晴れで日中の気温も上がったので条件はバッチリ!あとは釣るだけです(笑)

まずは常夜灯周りをセオリー通りに探ります♪

3gのライトテキサスで暗部へキャストし、明部とのキワを丹念に探ります。が、常夜灯のまわりをチェックするも釣れたのはドンコのみ(汗)

どうやらベイトとなる鮭稚魚やミミイカが入っていない様子...。

「活性が低くストラクチャーにタイトに身を隠してるのかな?」
と考え敷石エリアを丹念に探る作戦に変更。

シンカーを5gに変更し、穴の中を一個一個丁寧に探ります。が、これもドンコちゃんが反応するのみ(汗)

これだけ条件が揃っているので魚は確実にいるはず!

そうなると最後は船道のブレイクを狙う作戦のみ。

軽く浮かせ気味に攻めたかったので3gのライトテキサスを選択。また、ベイトも特に見当たらなかったため、虫エサを捕食していると仮定しガルプ!パルスワームをセット。

すると数投目で
「コン♪」
と待望のナイスバイト!

40cmオーバーのナイスなアイナメ!

この季節になると産卵で使った体力も完全に回復し、引きもなかなかのものです♪

このブレイクラインに着いているパターンの時は数匹で活動している場合が多いので、さらに同パターンで探ると...

「コン♪」
とまたもナイスバイト!

サイズはちょっと下がりましたが、この季節に読み通りに釣れただけで満足な1匹

この日は2時間の釣行で2匹のアイナメに遊んでもらい終了。

明るいうちにポイントをチェックし、パターンにバッチリとハメて丹念に攻めて釣った、この厳しい季節の価値ある魚♪ サイズはともかく読みが当たった喜びは格別です!

今年はロクマルのクロソイが上がったり、アイナメも60近いサイズが上がっていたりとなかなか侮れない堤防(汗)

寒くてなかなか渋い季節ではありますけど、パターンにハマれば魚はちゃんと釣れますので、今回の記事を参考に頑張って釣り場にお出かけになってみて下さい♪

真冬の価値ある1匹!是非手にして下さいね♪


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PROFILE:塩津 紀彦

磯ロックがブームになる以前から牡鹿の磯に通い、50UPベッコウ&アイナメを狙っていたロックフィッシュハンター。険しい、キツイ、危険の3Kを乗り越えながら、数々のモンスターを仕留めてきた。茨城県在住。チーム・ハンター所属。ピュア・フィッシング・ジャパン、サンライン、パズデザイン、がまかつ、ティクト フィールドテスター
※ハンターブログ http://yaplog.jp/jgfahunter/

 
 
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