document.write(''); [釣行記]三陸投げ真鱈!深海の大型魚マダラを漁港から狙う | 釣り河北
釣行記
東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

三陸投げ真鱈!深海の大型魚マダラを漁港から狙う

東海林 誠 更新日 2018年1月25日   【宮城】


3月に入り、気温の上昇とともに花粉症のイヤな季節になりましたね...。筆者も10年ほど前から毎年花粉症に悩まされていますが、大型のカレイやアイナメが狙える時期でもあるので、嫁の顔色を窺いつつ、花粉症の痒みに耐えながら、せっせと投げ釣りに通っております!

さてこの時季、投げ釣りでタラ(真鱈)が狙えるのをご存知でしょうか?タラと言えば、船に乗って、ジギングなどで狙うのが一般的ですが、この季節に限っては、漁港やサーフからも釣れちゃうのです!

しかも、釣れれば60~85cm超とサイズも申し分無く、アタリや手応えも十分!一度味わうと病みつきになります。以前からポツポツ釣れていましたが、震災後は特に魚影が濃く、例年、2月から5月頃まで狙えます。

大型のマダラが岸壁、堤防から釣れてしまう

ちょっと水深のある防波堤周りなら期待あり 港内側からの実績も

筆者は石巻~牡鹿半島へ出撃することが多いですが、宮城県なら県北から県南まで、どこでもチャンスがあります。カレイ釣りの外道など、昼釣りでたまに掛かる場合もありますが、昼は中~小型が多く、大型のタラは、特に夜釣りに分があります!夜は、防波堤のキワや、漁港内まで入ってくることもあります。

釣り方は至ってシンプル。ドラグ付きのリールに道糸を2サイズほど太くしたら、あとは太めのハリス&大型のハリにエサを多めに付けて投げ込み、ドラグを緩め、定期的に打ち返してタラが喰い付くのを待つだけ!もちろんタモ網は必需品です。

石巻、牡鹿周辺のほか、東松島や仙台港内、相馬なども実績がある(タモ網は必携)
道糸は繊細なPEなどよりナイロンが適。投げ釣りではちょっと太目の5~8号を使用
タラ狙いのハリはルアー用のオフセットフックがおすすめ。東海林さんはささめ針の「ロックフィッシュフックワイドゲイプオフセット2/0」を使用。ワイドゲイプ(広いフトコロ)にエサをたっぷり掛けられ、適度に軟らかいので根掛かりしてもハリから折れて外しやすいのが利点
魚がデカいので、タラ狙いであればハリスは最低5号以上を!

タラが掛かる確率をアップさせるためには、狙うポイントがあります。絶対に外せない1番のポイントは、基礎と砂地の境目!あまり水深の無いポイントは期待薄ですが、水深が5m以上あって、アイナメやドンコが掛かるようなポイントが特にアツく、タラが食い付けば50cmクラスのアイナメが来たかと思うようなもの凄いアタリが来ます。

タラは根周りを好むようですが、砂地を回遊することもあるので、複数の竿を出す場合、1本は遠投してみて、ちょこちょこ誘いを掛けると良く、以前、誘いを掛けて三脚に竿を置いた瞬間にアタリが出たことも!

エサに関しては、ユムシやアオイソメ、イワイソメで十分ですが、大型のタラにアピールするために『超房掛け』にします!筆者は大型のルアーフックに、アオイソメ5~10匹、または、ユムシ+アオイソメをミックス掛けにしています。これから水温の上昇とともにシャコエビやカニ、フグなどのエサ盗りが多くなり、必然的にエサの消費量も多くなります。また、ウグイ系の小魚の活きエサ『銀兵(つりえさ倶楽部マリンに常備)』も効果絶大です。

エサはアオイソメの5~10匹房掛けまたは、ユムシをチモトにこき上げてアオイソメを房掛けにしたタコユムシ型もあり
タラはこのでかい口でなんでも食べる。過去に釣ったタラの腹にはシャコエビやハゼ、ドンコなどが入っていた。中には釣ったドンコに食いついてきたタラも

ただし、この時期に気を付けなければいけない事が一つ。漁港の周りに漁師さんが『刺し網』を入れている場合が多々あります。防波堤の周囲に玉ブイや旗が見える場合は要注意です。昨年は、漁師さんが早朝に刺し網を回収に来て、ドンコやアイナメに混じり、立派なタラが10数本掛かっているのを確認しました。漁師さんとのトラブルは、『釣り人立ち入り禁止』になりかねない事象なので、極力避けなければなりません。

漁師さんの網に仕掛けを引っ掛けたりしないよう注意

【実釣報告】2016年初マダラは80cm級!

3月8日の夕食後、「釣り河北から取材を頼まれちゃって‥」というのを口実に今年2回目のタラ狙いに行ってきました!
※現在、5歳&2歳の息子がいるため、なかなか平日の夜は出られず、また、週末は長男を連れていく約束なので、車から離れられません‥(苦笑)

今年は海水温が例年より高く、前回(2月15日)は時期的に早かったせいもあってか、アイナメが入れ掛かりでタラは不発でしたが、今回、実釣6時間で78cm(3.5kg)のグッドサイズを1本捕獲しました。

産卵後の荒食い中のメスダラ78cm。
※この時季、花粉メガネはマストアイテム

当日の釣況は、新月の大潮で真っ暗。開始4時間はドンコ数匹のみで玉砕を覚悟しましたが、諦めかけていた時に、緩めていたドラグが悲鳴を上げる強烈なアタリ!最初の抵抗はいつものように強烈でしたが、わりとすんなり浮いてきて、無事に取り込み成功。

その後、本業多忙&長男の幼稚園送迎があるので、早めに撤収。他に42~43cmのアイナメ2匹にドンコ、アナゴ数匹でした。

アナゴやシャコ、ドンコなどが外道
大きなハリとエサに食ってくるアイナメはデカい

昨年は、1晩に70cmクラスが4~5本釣れた日もあり、これからますます期待大!春シーズンのカレイも好季到来ですが、皆さんもぜひタラの手応え&食味を堪能してみて下さい。

昨シーズン(2015年)の釣果。3月には一度にタラ4本を釣ったことも
今年の2~3月のカレイ、アイナメの釣果。ホシガレイやオショロガレイ(ヌマガレイとイシガレイのハーフ)はいずれも夜釣りで釣れた
[つりえさ倶楽部マリン仙台新港店]
東海林さんも利用している釣りエサ専門店。仙台新港のキリンビール仙台工場前の店舗は地域トップクラスを誇る活きエサの品ぞろえはもちろん、冷凍エサや釣り具もお買い得。連日4時半からの早朝営業も便利なのだ。
■TEL 022-786-3580


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PROFILE:東海林 誠

家業である米穀店の仕事と育児の合間に、せっせと釣り場に通う、投げ釣りマスター。北は青森から南は愛媛や有明海まで、大物にかける情熱が足を釣り場に向かわせる。仙台広瀬キャスターズ所属

※取材・テキスト/東海林 誠
 
 
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