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夏の激渋ロックフィッシュ サーフ、堤防、磯からのスピニング遠投ノウハウ

編集部 更新日 2018年12月17日   【岩手】

夏の高水温期に入り、東北ロックフィッシュは活性が下がって難しい条件となっている。この時季のカギとなるのがベイトフィッシュの動きと、潮通しが良く溶存酸素が豊富な場所。そういった場所を狙うには遠投が必要な場合も多いが、近年はスピニングのロングロッド(プラスPE系の細糸)で遠投して狙うスタイルが定着しつつある。

ここでは岩手宮古の佐々木健太郎さんに9月発売のニューロッド「ロックスイーパーリミテッドNRS-962EXH-F」を使用したロックフィッシュの狙い方を紹介してもらった。

宮古湾周辺
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真夏のロックフィッシュシーズン 朝夕のマヅメに合わせて釣行計画を組む

夏場の高水温期、比較的冷たい水を好むロックフィッシュは藻や岩礁、テトラなどの日陰でじっとしていることが多くなり、活性が上がるのは朝夕のマヅメに限られる。宮古で漁業を営んでいる佐々木さんは、作業が終わった後の夕マヅメの短時間に釣りをすることがほとんど。この日の実釣では朝のマヅメに勝負をかけることにした。

場所は宮古湾口近くの外海側に面した漁港。港口付近の潮通しの良いテトラ帯を遠投で狙った。夏場のアイナメはより溶存酸素が高く、潮が効いてサラシが出ているような場所を好む。テトラ帯では波の当たる外海側や、テトラ帯の4スミを重点的に攻めた。

外海に面した潮通しの良い防波堤で日の出直後の朝マヅメを狙う
ワームは飛距離を出したいので、比較的にパーツの少ない「ソルトウォーターパルスワーム3.8インチ」(バークレイ)を使用。カラーは夜明け直後のローライト時ということで、アピールカラーのホワイト(新色)を選択
堤防から遠投して沖のテトラ帯を狙う。足場を変えながら角を中心に探っていった
型は小さめながら、狙い通り何とかキャッチ!
2017年9月、遠投スタイルに最適なロングロッドが発売!「ロックスイーパーリミテッドNRS-962EXH-F(アブ・ガルシア)」は9フィート6インチのロングレングス、エクストラへビーのパワースピニングモデルで遠くのポイントを狙い撃ちにできる
リリースはやさしく。足場の高い防波堤なら、上から投げつけるのではなく、タモ網などで戻して魚が自ら泳いで行くまで待ってあげるのがベター

健太郎さんは2投目で1匹目のアイナメをキャッチ。満足いくサイズではなかったが、夏のタフコンディションでどこも厳しい中、朝イチ最も期待できる場所で釣り上げてとりあえずひと安心。

40cmオーバーの実績ポイントということでその後もサイズアップを狙うが、予想通りコンディションは厳しくアタリはパタリと止まってしまった。テトラ帯を丁寧に探っていくと、もう1回アタリがあったが、残念ながらフッキングせず。

ここで前日からの雨の濁りプラス、外洋から台風由来のウネリが入り、東寄りの風も強まってきたため場所を移動することに。

サーフでベイトフィッシュを追っているアイナメの回遊待ち

今回は条件的に狙うことができなかったが、夏場に有効なのがサーフ(砂浜)エリアのベイトフィッシュパターン。

この釣りを始めたきっかけになったのが、健太郎さんが浄土ヶ浜で手漕ぎボートの釣りをしていた時のある体験だった。「その日はいつものように夕マヅメ狙いでボートを出し、ちょうどイワシが差してきたタイミングでTテールシャッドに40cmのアイナメがヒットしました。そしたら、そのアイナメの後ろに同じくらいのサイズのアイナメが4、5匹追ってきたんです。頭の中にはそういう知識はあったのですが、アイナメが群れで小魚を追うのを実際に見ることができました」

それ以来、イワシの入るエリアを意識的に狙うようになり、ロングスピニングを使ったサーフの釣りを本格化。ベイトが入る季節には根のほとんどないサーフからも良型のアイナメをキャッチしている。

アイナメの動きはまだ完全には把握できていないものの、近くにテトラ帯や岩礁帯のストラクチャーがあるとよく、根周りに着いている魚がサーフを回遊しながらベイトフィッシュを待ち構えているパターンが多いようだ。

今年の初夏はベイトが少なかったが、ベイトが入ると砂浜から良型のアイナメを狙える。これから秋にかけての季節にもベイトが寄ってくるチャンスが多く期待できる
隣接してテトラや岩礁帯があるサーフが有望
夕凪に合わせて回遊待ちでサーフに通い、ベイトが入れば50UPの実績も多数
砂浜なら、夏場は水の中に入って夕涼みするのもアリ(ライフジャケットの着用を忘れずに!)
砂浜、砂利浜での釣果

防波堤、磯、浜から回遊ルートや遠くのパラダイスを狙い撃ち

場所を移動し、宮古湾内の竜神崎へ。まずは竜神様に手を合わせてご挨拶
竜神様の前は右手に防波堤(沖提)、沖には航路が通る
足下に根が入り、沖の航路は砂地。航路付近を遠投して狙うと、型はそれほど大きくないものの数は釣れるポイント
ここでは「Tテールシャッド2.5インチ」(バークレイ)のビフテキリグで狙った。魚が確実にいるポイントなので、サイズダウンして食わせる作戦

続いて宮古湾内のアイナメの数釣りポイント「竜神崎」で狙ってみるが、フグがかなりいるらしくルアーがかじられて帰ってくる。さらに向かい風も強くなってきたため、風裏ポイントに移動することに。

大きく移動してやってきたのは山田湾内の磯浜。山田湾内は湾口が狭いため波静かで砂浜、磯浜の釣り場が多い。

ここはウェーディングして遠投すると、沖の養殖棚から索餌回遊してきたアイナメを狙うことができる。手前にはアマモがあり、シーズンによっては藻場にも魚は着くが、夏場は藻は抜けてしまう。沖のポイントを狙うのに遠投スピニングが一役!

東寄りの風が強まるなか、完全に風裏で静かな山田湾内のポイント。日陰で涼しいのも好条件
アマモなどの着き場もある場所だが、岸周りは小さいアタリがあったのみだった
ここからは、養殖棚周りから回遊してきたアイナメを遠投して狙う。潮周りとベイト次第では好サイズも釣れてくる
少し突き出た磯から遠投したところでヒット!
回遊している魚なので、サイズは選べません・・。養殖棚の下では良型が好調に釣れていて、もちろん良型が回遊してくることもある
ワームは「Tテールシャッド3.7インチ」(バークレイ)。アピール力がありながら、食わせやすいマテリアルなので、広範囲を探る必要のある状況に適する。カラーはベイトに合わせてイワシカラーのサーディンシャイナー、リグは遠投性に優れるビフテキリグ

ロングスピニングの遠投力を駆使して釣りの幅を広げる

ポイントが限られる夏のタフコン時、潮通しの良い遠くのポイントやベイトの入ったサーフで広範囲を探ることができるロングスピニングロッド。今回使用した962EXHであれば遠投できるうえに、パワーがあるので大型ロックフィッシュにも対応可能。根掛かりしてしまった時も長さのアドバンテージで外しやすい。また、50gまでのルアーに対応するのでヘビーシンカーのみならず重めのメタルジグなども余裕でキャストでき、いざという時には大型青物やシーバスなどにも対峙できる。

ロックスイーパーリミテッドNRS-962EXH-F(アブ・ガルシア)」
2017年9月新発売!パワーのあるロングロッドだが、キャスティングもしやすく、軽めのリグから遠投可能
最新のトルザイトリングを採用し、軽量、高感度を突き詰めたハイスペックな仕様に仕上がっている
リールはこちらも2017年新製品の「レボ ロケット」(アブ・ガルシア)。最大の特長はギア比7.0:1のハイギア、素早く糸ふけを取ってフッキング体制に移れる。回収スピードを効率化して手返しUPにも貢献(発売中!)
ラインは感度と耐久性に優れた「スーパーファイヤーライン」(バークレイ)。今回はテトラ、根周りを攻めるので安全のために1号を使用したが、おすすめは0.8号。飛距離、感度もさることながら、横風がある条件で圧倒的なアドバンテージ
フィールドを問わずライフジャケットは必ず着用を!「インフレータブルジャケット」(アブ・ガルシア)水感知機能付きのこちらなら持ち運び時もかさばらず、夏場でもムレないので、堤防や砂浜の釣りにおすすめ
ロングスピニングの遠投ゲームにぴったりなのが「ビフテキリグ」。ビフテキシンカーと呼ばれる専用シンカーにラインを通し、オフセットフックに結ぶだけのこのリグは通常のテキサスリグに比べて飛行時の姿勢が安定して抵抗が少なく、遠投性に優れる。同じウエイトならタングステンのテキサスより、鉛のビフテキの方がよく飛ぶほど。スイミングやフォールの姿勢も安定している
ビグテキリグが苦手とするのが、ゴロタなどのポイント。オモリが立った姿勢のまま石の隙間にすっぽりはまって抜けなくなることがある。根掛かりの多いボトムをタイトに攻めるような場合なら、バレット型やタングステンシンカーといった通常のテキサスリグが推奨
その他、最近人気の直リグやフリリグも効果的。直リグは特にウィードエリアの攻略に適するが、専用シンカーはバス用で軽量なものがほとんどなので、ナス型オモリなどを使ったリグを作ることも
NRS-962EXH-F は50gまでのルアーに対応しており、メタルジグも余裕で投げられる。「ショアスキッドジグ」(アブ・ガルシア)はスキッドジグのショア版で、根魚、フラットなど多様なターゲットに有効。ライトジギングにも高実績。実際に三陸のボートロックで、ワームへの反応が悪い時などにショアスキッドジグを落としてみるとヒットするケースがあった
ショアスキッドジグは根魚にも有効

いまはロックフィッシュ的にはキビしい季節だが、お盆を過ぎればあっという間に秋のハイシーズンに突入する。ロングスピニングの遠投力を上手に活かして釣果UPを目指していただきたい。

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※取材協力/ピュア・フィッシング・ジャパン
※解説/佐々木健太郎

 
 
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