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釣行記
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初夏の田代島 ハンター塩津の50UPベッコウ捕獲劇

編集部 更新日 2019年7月15日   【宮城】

2019年7月上旬、ハンター塩津こと塩津紀彦さんとともに田代島を訪れた。かつてはベッコウの宝庫とも呼ばれた田代島だが、最近は以前ほどの釣果は聞かれなくなり、塩津さんも磯ロックでの釣行は数年ぶり。あいにくの梅雨空のもと、ハンターはモンスターベッコウをどのように手にしたのか?



7時20分鮎川発のシーキャット1便で田代島(仁斗田港)へ。夜明け前からかなり激しい雨が降っていたが、この雨は昼前に止む予報。11時頃の最干潮前後に焦点を絞り釣り場へ向かった
ニャンコのたまり場として知られる阿部ツ商店前もこの雨のためか猫の姿は見られず
猫の多い島として有名になった田代島。仁斗田港から本日の磯へ
 
 
 

穏やかな風裏に繁茂する海藻 しかし魚の反応は・・

ベッコウゾイ特有の「ドゥン」という吸引系バイトのとりこになるロックフィッシュアングラーはかなり多いはずだ。東北ロックがブームになる前からモンスターベッコウを追い続けてきた塩津さんも、モンスターベッコウ狙いで田代島を開拓してきた一人だが、かつてはベッコウゾイの宝庫といわれた田代島も近年は以前ほど釣れなくなり、もっぱら猫の島として有名になりつつある。

塩津さんも田代島への磯ロック釣行は数年ぶり。50UPをガチンコで狙うというよりは「とりあえず30~40cmの顔をみて、ちょっとでも大きいのが出たらいいですね」という軽い感じで、風と波を避けられる方角の磯へと向かった。

風裏になると読んで入ったマンガアイランド下の磯。雨は降っているもののコンディションは良好

朝からの雨は弱まるどころか時々強まってくる状況だったが、風裏になる磯へ降りると、磯ロックに絶好のコンディション。足下には藻がびっしり入り、ベッコウが出そうな雰囲気は抜群だ。干潮時間帯だけ乗れる磯を本命ポイントとして、周囲の磯から探ってみた。

この日1匹目のアイナメ

シャローのウィード周りから撃っていくが、反応は無し。ロングスピニングに持ち替えて遠投すると、沖のブレイク付近から小型のアイナメが釣れてきた。沖の方では小型のアタリが結構あるものの、シャローには思ったより魚が寄っていない様子。

まだまだ潮が引いている途中の磯

実績のあるエリアに近付くがベッコウの気配はなし!

今年はホンダワラ類の藻の生育が良く、岸沿いは藻類がびっしり。本来、初夏のハイシーズンには藻のあるエリアに良型のベッコウゾイが入っているのだが、良い感じのポイントでもアタるのは小型のアイナメのみ。やはり以前のようには魚がいないのか、低気圧続きでシャローの魚が抜けてしまったのか?

「体力のある大型の魚はシャローに残っている可能性も高いので、根気強く撃っていきましょう」

実績ポイントの一つ。沖と浅場を往来するコンタクトポイントになり、隣接するワンドには藻が多く、ベッコウが好む環境が整う
最干潮の時間が近付いてきた。こういったスリットも比較的ベッコウが好む構造だ

濁りが入り始め、タイムリミットが迫ったその時!!

どしゃ降りの雨の影響で流れ込みからは濁った泥水が注ぎ込み、ワンドの奥の方には濁りが入り始めた。「濁りが入ってしまう前に何とか出したいですねー」。濁りが入ってしまうとロックフィシュ的には一気に厳しくなる(ルアーへの反応が落ちてしまう)ため、予定より早めに本命のポイントを撃っていくことに。

すると、エグれたポケットのような小場所に大型ベッコウを発見!カメラマンが追い付くのを待って「アワせますよ!いいですか?」と余裕のハンター(上から見た時は40ちょい位かな?と思っていたそうです)

釣り上げてみたらまさかのビッグサイズ!


ハンターの本領発揮!最近の田代島では貴重な文句なしの50UPベッコウ。ヒットルアーはマックスセントのキングテール8インチ
写真ではちょっとメジャーがズレてますが、サイズは53cm!ベッコウ島の田代島でもなかなか見ないサイズ
足場のすぐ下のちょっとしたポイントから出た。「ベッコウポイントにはメバルもいる」ということで、ワームをサイズダウンして落とすと尺近くあるメバルが追ってきた
近くからアイナメもヒット
このくらいのサイズのアイナメでも、自分の体に近いくらいのキングテール8インチを十分に食ってくる

新製品「マックスセント・キングテール8インチ」がこの日の主戦

見事に大型ベッコウを釣り上げた「キングテール8インチ」。口の大きい大型ベッコウゾイ狙いにぴったりなビッグワーム。デカいフォルムから大型魚以外に通用しないと思われがちだが、小中型のアイナメなども意外とよく釣れ、サーチベイト的な使い方にも向いている。

PowerBait MaxScentキングテール 8インチ」(バークレイ)を大きなお口でパクリ


キングテール8インチとガルプ!アジャストハントを解説


塩津さん監修の万能選手、反則ルアーとまで言われる釣れっぷりの「ガルプ!アジャストハント」もフォローベイトとして持っておきたい。パワーベイトなどで食わない時のフォローや、メバルなどにも対応できる。

2019年新登場の「NEWロックスイーパー」を紹介

ハンターはプロトタイプを含め計4本のNEWロックスイーパーを持ち込んだ

TAF製法ブランクスにより、軽量&高感度に強さも兼ね備えて完全に新しくなった「ロックスイーパー」(アブ・ガルシア)。この日メインで使用した「ERSC-80EXH レジェンドロッカー」は初代ロックスイーパー(8ft)を最新の技術で復刻。今回のようなモンスター級も射程に入れつつ、普段のロックフィッシュゲームを快適に楽しめる1本に仕上がっている。
※「NEWロックスイーパー」は2019年8~9月から続々発売予定。

ハンター塩津がNEWロックスイーパーを解説!
「ERSC-80EXH レジェンドロッカー」
初代ロックスイーパーと同じ8ft。磯ロックに丁度よい長さ、足場がそれほど高くない平均的な磯場で快適にポイントに撃ち込んで楽しめる
「ERSC-777H-ML ギャンブラーズドリーム」
バットがヘビー、ティップがミディアムライトで、軟らかさがありつつ、岩礁帯の大型ロックにも対応できるロッド。浮き気味の魚を狙ってスイミングで狙う時などに最適。ややライトなゲームやボートロックにも
「ERSS-77MHF カッシウス」
今回リリースする中では唯一のスピニングモデル。究極のバーサタイルロッド。堤防、ライトな磯、ゴロタ浜、ボートロックなど幅広く使える1本。軟らかめのティップと十分なバットパワーを組み合わせた調子。色々な場所で多様なテクニックに対応できる
「ERSS-993EXH ロストロンギヌス」(プロトタイプ)
3本継ぎで携帯性を高めたロングスピニング。藪漕ぎのある磯に持ち込み、超遠投で狙いたいような場面を想定して開発中!※2019年冬~2020年発売予定

釣り遊びにも最適な田代島

大型ベッコウを釣ってしばらくすると雨も止み、最干潮に
ゴロタ浜のポイントは干潮時より満潮時の方が有望。というのも干潮時は奥まで行けるようになるが、藻のあるエリアが浅くなりすぎ、魚が浮くスペースもなくなってしまうため
その後も続けて探ってみたが、小さめサイズが多かった

本命の大型ベッコウを釣った後、干潮時間帯の磯を歩くも、小中型連発モードの逆戻り。いったん港に戻って昼休憩をとり、夕方の帰りの便までもう1か所の磯に行ってみることに。

「マーメイドⅡ」の昼の便。田代島・網地島フェリーは「シーキャット」、「マーメイドⅡ」ともに新しい船が導入され、以前より快適な釣行を楽しめる。
※船上、船内はスパイクソール不可なので、フェリーで釣行するときは履き替えるのを忘れずに!
田代島は島じゅう猫だらけ。にゃんこマニア垂涎の聖地とも言われる
ここも港近くのシャロー帯が広がる磯場。仁斗田港の近くは浅場が広がり、三ツ石周辺はやや水深のある傾向
沖には流れもあり、意外な大物も入るポイントなのだが魚は出ず

後半は雨も止んで、最干潮の田代島の磯をラン&ガン。雨でずぶ濡れの体を乾かしつつ、おまけでアイナメの良型が出れば・・と磯を歩いてみたが、釣れてきたのは小中型のみだった。

あの50UPベッコウが出ていなければ、休憩なしで三ツ石周辺の深場を攻めるプランも用意していたのだが、三ツ石の磯に行ったとしても波と風の影響もあって狙い通りの釣果が上がる確証は無い状況だった。雨濁りが入る直前、干潮でポイントに入れるタイミングなど様々な要因が重なって手にできた貴重な1本だった。

港に戻ってフェリーが來るまで汎用スピニングロッド「カッシウス」で堤防遊び。軽めのテキサスでメバルが連発!本格的にライトリグで狙えば日中から1束は釣れそうな活性だった
キワにいたのはアナハゼ君




帰りのフェリー待ちの港では無邪気な小メバルと遊んで時間つぶし。漁港からもベッコウやアイナメ、コチなどを狙え、ちょっと歩道を歩けばお手軽な磯にも入れる田代島。お隣の網地島とともに、夏のお休みに遊びに行ってみるのも良いのではないでしょうか。

16時過ぎ仁斗田発のフェリーで鮎川へ。鮎川からなら7時台の便で渡って、16時の戻りでタップリ島を満喫できる(石巻発だと9時過ぎから)。なお、仁斗田は他に乗客がいて通過することは少ないが、大泊などは乗り場でしっかりアピールしていないと通過してしまうことがあるのでご注意を。※ハンター氏経験あり


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【連載】ハンター式磯ロック攻略術



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PROFILE:塩津 紀彦

磯ロックがブームになる以前から牡鹿の磯に通い、50UPベッコウ&アイナメを狙っていたロックフィッシュハンター。険しい、キツイ、危険の3Kを乗り越えながら、数々のモンスターを仕留めてきた。茨城県在住。チーム・ハンター所属。ピュア・フィッシング・ジャパン、サンライン、パズデザイン、がまかつ、ティクトフィールドテスター


※解説/塩津 紀彦
※取材協力/ピュアフィッシングジャパン

 
 
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