document.write(''); [釣行記]2019雄勝波板ロックフェス 2kg超のベッコウゾイも登場 | 釣りTiki東北
釣行記
東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

2019雄勝波板ロックフェス 2kg超のベッコウゾイも登場

編集部 更新日 2019年11月28日   【宮城】

石巻市雄勝の波板海岸で第5回となる「ロックフェスティバルin雄勝波板」が開催された。バレーヒル、ベイトブレス両社の主催(波板ラボ、釣りTiki東北協力)により東北ロックフィッシュシーズン盛期に行われる根魚ルアーの一大イベント。今年も176名が参加し大いに盛り上がった。





まだ暗いうちから受け付けを担当したスタッフのみなさん
参加者全員にベイトブレスとバレーヒルのワームが配布された
秋田のエビちゃんら運営スタッフ
ベイトブレス谷野社長が開会を告げた
バレーヒル社からはロッドプランナーの藤井伸二さんがご挨拶
 
 
 

強風のコンディション 魚が集まるポイントを見つけられるか?

2019年11月17日(日)、第5回ロックフェスティバルin雄勝波板が開催された。アイナメ、ソイのロックフィッシュをターゲットに個人戦と団体戦で釣果を競った。

この日は晴天ながら、朝から北西の強風が吹く難しいコンディション。魚が入っていて、かつ風裏にもなる場所に入ることができるかも今回の重要なポイントとなった。検量時間にもどって来れればどこに行っても良いレギュレーション(護岸、堤防に限る)のため、遠く岩手まで足を延ばしたアングラーも。

午前10時頃の雄勝湾内の様子
時折、強い風が通り、風の当たる岸壁では風でバランスを崩しそうになるほど。開会式でも安全第一での釣行をお願いした
雄勝周辺は防潮堤工事が進んでいるエリアもあるが、いまだ工事中の箇所も多い
浪板のお隣の水浜・分浜漁港はいくらか風を避けられたが、小型のアタリばかり
女川方面へ移動し、尾浦漁港の岸壁を見に行くと、カメラマンの目の前でアイナメがヒット
尾浦の岸壁に一部だけ連発する場所があり、その周囲にベイトブレスのコバプロと中村勝さん達も集まってきた
中村勝さんがプロデュースした「エッグッテールシャッド(ETシャッド)」。渋い時にも食わせられる絶妙な動きが特長のワームで、写真は追加カラーのツートンカラー(アユカラー)
「軽めのリグで普通に使ってもいいんだけど、これから冬場の低活性なときは重めのテキサスリグで遠投して、ノーシンカー状態で沈むアクションでバイトを誘えるので、このテクニックはぜひ試してほしいね」。カメラマンは時間の関係でこのポイントを離れなければならなかったが、この後すぐに中村さんはキーパー入れ替えサイズをキャッチ



Bait Breath(ベイトブレス) ワーム エッグテールシャッド 2.8インチ 715 ピンクシャッド

こちらは2020年春頃発売予定の「ゲッター」。開発に長年費やした脚の動きが絶妙で、ベイトそのものの微波動を発生する。2インチのサイズと微波動で激シブ時の食わせ系として絶大な威力を発揮する
サイズは小さめだが、アイナメの数は相当いるらしく志賀さんだけ同じパターンで連発!
雄勝周辺を巡ってみたが、多くのアングラーが強風に苦戦しているようだった


波板海岸の検量会場にロックフィッシュが次々と持ち込まれる

検量会場に釣果を持ち込んだのは87名で、参加者176名の約半数がウエイインする結果となった。今年はシーズンが遅れていることもあって小中型が多く、1000ポイント以上(ライブフィッシュは100ポイントUP)は7名のみ。そんな厳しい条件下でもキロフィッシュを上げてウエイトを加算したチームが上位に入った。

帰着した人には浪板ラボ特製の豚汁がふるまわれた。冷えた体には最高の癒し
検量1組目は親子でベッコウ3本をウエイイン。周辺からこの外にも10数本ベッコウを釣ったが、どれも同じくらいのサイズだったそうだ(佐藤巧基くんはジュニア賞獲得)
バレーヒル&ベイトブレスのフィールドスタッフ陣も続々帰着
 
浪板ラボのブースでは特産品の雄勝石を使った商品を展示、販売。雄勝硯が有名だが、お皿やプレートなども開発中。今回はこの中からお刺身の盛り付けに最高なプレートが賞品として提供された

バレーヒルブース HRXシリーズを一挙に展示

バレーヒルブースではサイファリストHRXのプロスペック、スタートに実際に触って曲げることができた

森本正善さん「ロックフィッシュ用ロッドのサイファリストにプロスペックシリーズが発売されています。今までのものより価格は高めですが、そのぶん軽さと感度に優れた911と99の2本。長さは同じくらいですが、負荷に差があって911の方はパワーがあるタイプ。99の方は7gくらいのライトリグから35gまで幅広く扱えます」

「あと、サイファリスト・スタートというのもあって、実売価格で1万円ちょっとのエントリーモデルのロッドです。この価格帯で非常に扱いやすいロッドなので、お子様とか初心者の方とか、もちろん中上級者でも十分に使えるものになっているので手に取って試していただければと思います」

サイファリストプロスペックを手にする森本さん

続いて東谷輝一さんは「HRXシリーズのライブウェルとスカリが出ています。セットで使うと便利なシステムを備えていて、バッカンの蓋の裏側にスカリを留めることによって、魚に負担を与えにくいしくみがあります。今回も使って頂いた方がいたようなので、これからも多くの方に使用していただけたらと思います」

「ブレードフックはフックにブレードとワームをキープするバネがセットになったフックです。あと、ブースに来ていただいた方にはステッカーを配布しています!」

「ロックフィッシュライブウェル」
エアポンプポケット2個、ロッドホルダー2個搭載、ロックフィッシュキーパーとの相性抜群なキーパーバッカンだ
「HRX ロックフィッシュキーパー40」
釣った魚を投入し、海水に入れて活かしておける浮力体一体型のスカリ。スカリの上部を固定できるロックフィッシュライブウェルと組み合わせることで魚を弱らせにくくした

「HRXブレードフック」
オフセットフックにブレードがセットになったブレードチューンフック。ワームがずれにくいスプリング式ワームキーパー搭載

ベイトブレスブース 大好評のガチャに新製品も公開

ベイトブレスのブースでは、ハズレなしで絶対に損しないガチャが大好評。上で中村勝さんが紹介している新製品などを展示するほか、JBトップ50の小林知寛プロ(コバプロ)がゲスト参加した。

ワームやベイトブレスパーカーなどが当たる恒例のガチャが大好評
コバプロこと小林知寛プロ

小林プロは「難しかったですね。僕が作らせてもらったフィッシュテールリンガー2.8インチを9.8割投げて小さいのが5匹、うちキーパーが1匹だけでした。(バスが)オフシーズンなんで、ロックフィッシュを盛り上げるためにこれからもちょくちょく来たいと思いますので、よろしくお願いします」

表彰式~入賞者インタビュー

表彰式で総評を述べるベイトブレス谷野社長

ベイトブレス谷野社長「みなさんお疲れ様です。風の強いなか、今日はしんどいということで何名かの選手が早めに帰着されていました。皆さん大変だったかなとは思うのですが、これから表彰式ありますが、釣ってくる人はいるものですね。入賞者のみなさんの釣りを参考にして今後につなげていただければと思います。また来年もっともっと一杯釣れるように色々検討していきます。ありがとうございました」

MCを務めたエビちゃんとテルくん
インタビューアーはバレーヒル×ベイトブレスの森本正善さん「今回はエリアが自由だったということで、皆さん色々なところに行かれたと思いますが、県外に出られた方はいらっしゃったでしょうか?ちなみに僕と東谷さんと真君は岩手まで行ったんですよ。4時間半かけて2時間半釣りして3人で770g(1070ポイント)でした(笑)が、やりきったと自負しております。みなさん宮城でしっかり釣ってきたということで、聞いていきたいと思います」
 
 
 

個人戦5位:相澤勇仁さん

-今日入ったエリアは?
「雄勝の大須周辺です」
-大須港は風裏を狙ってですか?
「いいえ、色々な方向から爆風が吹いてきました。そんな中、港内を回って、ちょうど工事が終わってケーソンが入っているところの外海側を攻めました」
-釣れた時間帯は?
「朝イチは大須の1個手前の漁港に入ってアタリはあるものの風で乗せられず、10時くらいに大須に移動して突風の中でひたすら遠投して魚を上げたという感じです」
-遠投ですか?
「そうですね45g、ホッグ系の3インチ。全体を広く探って」
-メスですか?オスですか?
「オスでした。結構バイトもいい感じで出ました」
渋い状況でキロアップを上げたのは6人ですから、素晴らしい成績だと思います。

個人戦4位:永澤照記さん

―どこらへんのエリアで釣りましたか?
「志津川の漁港です」
-朝イチから?
「朝イチから入ったんですが、全然反応が無くて。スロープの方から沖目に投げていたんですけど、回収している最中に足下でガツンときました」
-回収時のリアクションで食ってきた感じですか?
「そうですね」
―使用したワームは?
「リングマックスの3.6インチ、三陸リアスレッドでした」
-オスですか?メスですか?
「メスで、だいぶ浅かったのでシャローに入ってきていたと思います」
-数は釣れましたか?
「いいえ、この1匹とあとは相方が1匹釣っただけでした。もう風がつよくて、、一応、風の弱い所を選んだんですが」

チームロングスロー渡邉路人さんと2人で

個人戦3位:佐々木俊さん

-場所はどこですか?
「1時間ちょっとくらいかけて気仙沼まで走りました」
-見つけていたポイントですか?
「何日か前からずっと予報をみていて、今日はずっと西風ということをある程度予想できていたので、後ろから風をしょえるような所に絞っていました。昨日のプラの時点で魚がいる場所を1か所見つけていたんですけど、ちょっと思い当たる場所がもう1か所あったのでそこに行ってみた所、ファーストキャストで魚を確認し、もう1投別方向でもバイトを取ることができました」
「10年くらい釣り歩いている庭みたいな所。ボートで釣っていてもこの季節は西風ばかりなので、船でも風裏ばかりを狙いますから、その中で西風を背負える所を選んで釣りました」
-盤石な布陣でしっかり獲ってきたというわけですね。魚がたまるような場所がある?
「湾の中にあるんですが、横にスリットが入っている所。そこに魚がたまっているか、いないかどっちかという場所です。昨日、魚がいたのでたまっているんでは?と思って狙いましたが、1時間半くらいバイトがなくて。。どうしようかな、やばいな、だんだんウネリが入ってきて、ウネリが入ると根に擦れてしまうのでどうしようかな?と思っていたところで一発トゥンと入って、それが一番でかいこの魚でした」
「今日は不思議だったのがカラーの差で、朝の魚は三陸リアスレッドで釣れたのですが、そのあとカラーチェンジしてもなぜか赤系しか釣れませんでした。マッドカラーだけでなく透過系カラーもいろいろ試したんですがだめで、赤に戻すとどういうわけか釣れるというパターンのくりかえしでした」

個人戦2位:佐藤雄一さん

3位の佐々木俊さんと同じチームで一緒に釣って2位に入賞。
-入ったポイントは?
「ぜんぜんわからなくて、バックシートで寝てたら『ハイ着きました』といわれた所でやりました。さっき聞いた通り、ぜんぜんバイトが無かったのですが、一匹釣れたことで、この風では他にも行けないし何とかしようと粘って結果を出しました」
-どのように釣りましたか?
「釣れたのは100m超ですね。120mくらい投げて、糸フケ取って、2、3回リフト&フォールしたら回収。完全にロングキャストのみで、そうでないと食わないという状況でした」
-そこにポイントがあった。
「ボートポジションを今日は狙えたということです。36gのときは06で、45gのときは08でということで」「俊もいっていたように今日は三陸リアスレッドばかりでしたね」
-スリットのポイントの中で掛ける感じですか?
「そうですね、釣り上げた魚も3回くらいスタックして、3分、5分待ってなんとかかんとか寄せてきました。アイナメとかは根に入っても待つと出てきますので。リーダーは16Lbか18Lb。根にスレれば切れてしまうので、走ればベールを返して、そんな感じでやり取りしました」
「自分ならあそこではやらないだろうなというような所で、今回は俊のおかげでした。後で頭をなでてやります(笑)」

個人戦優勝:本舘敦さん

-驚愕の魚をみせられました。1匹で2.2kgのベッコウゾイでした。
「雄勝の湾内の朝イチ入ったところで、誰もいないところで釣っていたんですけど。最初、遠投してもぜんぜん反応がなくて。そこでライトリグに変更。パルスワーム3.2インチで、足下にえぐれているところがあったので、そこに落としたらきました」
-エグレというのはマンメイドストラクチャーか崩れたような?
「そうですそうです。本当に足下のシェードになっているようなところで」
-タックルは?
「タックルはベイトで、PE2号にリーダー20Lbです」
「50cm以上のベッコウゾイを釣るのが初めてだったので、本当に何が来たかわからなくて。本当に重くて、これ魚だと分かった瞬間にゴリ巻きして。何とか浮いてきたんですが、茶色っぽかったんで最初ヒラメかな?と。途中で違うと思って、本当にうれしかったです」
―ボートでもなかなか釣れなかった魚が足下にいたということで。朝イチに釣ったあとはどうでした?
「そのあとはノンキーのアイナメが一発釣れただけで、チームの相方がもう1匹アイナメを釣りました」

正真正銘のモンスターベッコウ!
個人戦上位5名で記念撮影
ジュニア賞は一組目の検量でベッコウゾイを持ち込んだ佐藤巧基さん
レディース賞はツレルトイイナ2019の今村裕子さん
ツレルトイイナ2019のみなさんと

チーム戦は佐藤雄一さん率いるチームQちゃんが優勝

続いて、チーム戦の結果は個人戦の2位、3位に2人が入ったチームエコギアQちゃんが優勝。2位は本舘さんのベッコウゾイが効いてボトムズ。3位には600g台、700g台、800g台の3本を揃えた小田島家の2人が滑り込んだ。チーム上位のコメントは一言ずつ。

3位:小田島家
-なんとキャスティング仙台南店の店員さんだそうです!お店の宣伝でもどうぞ?
「よろしくお願いします(笑)。楽しかったです」
2位ボトムズ
高橋さん「相方のいい魚がみれてよかったです」
-もう1匹がなければ表彰台なかったですからね!
「ありがとうございます。来年も参加させていただきたいと思います」
チームエコギアQちゃん
「今回2連覇!全員釣ることができてよかったです」
チーム戦トップ3で記念撮影
浪板ラボの青木さん「この大会が6回、7回と続くことを願っております。これからもよろしくお願いします」




西風の強風で釣り場が限られ、牡鹿や気仙沼方面、岩手南部まで行くチームもいる中、優勝者の大型ベッコウゾイは雄勝湾内の足下で釣れるなど、雄勝エリアもポテンシャルを発揮する結果となった。高水温と天候不順でシーズンが遅れに遅れた2019年のロックフィッシュシーズンだが、これからいい釣りをできることに期待したい。



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※取材協力/バレーヒル、ベイトブレス、浪板ラボ
 
 
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