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    マダイ(投げ)

    マダイ
    madai.jpg
    東北全域に分布するものの、ターゲットとして狙えるのは日本海側が中心となる。庄内周辺、男鹿周辺、青森西海岸には、投げ釣り(ブッコミ釣り)の釣り場が点在。投げ釣りの場合、潮通しがよく、水深5m以上ある、防波堤や磯がポイントになる。例年、5月頃から始まり、11月頃まで狙うことができる。

    分類、生態

    ◆分類
    スズキ目タイ科。よく似るチダイとは、尾ビレの後縁が黒いことと、エラブタの後ろが赤くないことで見分けられる。

    ◆通称
    タイ、チャリコ

    ◆生息分布
    沖縄を除く北海道以南に分布。若魚は磯や藻場にいるが、成長とともに10m~200mくらいの沿岸沖に移動する。

    ◆備考
    成魚は50cmくらいになり、90cm超の大物もしばしば上がる。東北では日本海とむつ湾が主な釣り場。船のエサ釣りが最もメジャーではあるが、近年はタイラバ(鯛カブラ)などを使ったルアー釣りも人気。岸からの投げ釣りやウキ釣りでは深場に面した磯や防波堤から狙う。淡白な白身は皮の近くにうま味があるので、松皮造りや塩焼きなどが美味。

    タックル

    大型マダイを浮かせられる、十分なパワーのある投げ専用タックルがおすすめ。竿は4~4.5m、標準オモリ負荷30号以上(シマノのCXクラス以上)。リールはドラグ機能付きの大物用投げ専用リール。道糸はPE4号以上(ナイロン5号以上)に、6-12号のテーパー力糸を付ける。遠投の必要が無いポイントなら、ナイロン8号の力糸無しでもOK。

    仕掛け

    25~30号のL型テンビンに、ハリス10~12号1.5mくらいを付けた1本バリ仕掛け。ユムシ以外のエサを使う場合は、下バリから20cmくらいの所に枝バリを出すのもアリ。フグが多くハリスを切られる場合は、ハリのチモト付近にビニールパイプをかぶせるといい。また、水深のある場所では、ハリから15cmくらいの所にケミホタル(ルミカ)などの発光材を装着するのも効果的だ。根がきついポイントでは、捨てオモリ式の胴突き仕掛けがオススメ。ハリはチヌ12号やソイ20号など。

     仕掛図

    仕掛けの画像はクリックすると大きくなります。 

    エサ

    ユムシが大定番。1匹を通し刺しにして使うと、マダイの食いがいい。ユムシは比較的にエサ盗りに強いが、エサ盗りが多いときは1竿につき1晩10~20匹は消費する。その他、アオイソメの房掛けやイワゴカイ、スーパーコールデルなども実績がある。

    テクニック

    釣り場の広さに合わせて、2~4本を置き竿にする。ひとつの三脚につき竿は2本までとし、遠近両方に投げ分けて広く探る。ポイントは砂地と岩場の境目や、防波堤の基礎の境目、足下~沖のカケアガリ、など。エサ盗りの相手をしながら本命の登場を待つ。置き竿の最中は、強く引くと道糸が出るくらいにドラグを緩めておき、マダイがヒットしたらドラグを締めて取り込む。周辺に魚が逃げ込むような根が少なければ、道糸を出し入れしながら余裕を持ってやりとりできるが、根がきついポイントでは、ドラグを締めて強引に魚を浮かせる必要がある。

    その他

    マダイは日中でも釣れるが、圧倒的に夜釣りが有利。夕マヅメからの数時間と朝マヅメまでの数時間に釣れることが最も多く、潮の満ち引きなどの関係か、夜中にも数回チャンスタイムが訪れる。エサ盗りが多いときは、エサ交換だけでも大変だが、エサが無くならないように注意し、釣れ始めたら集中して2枚目、3枚目を追加しよう。

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