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磯釣り・クロダイ釣り入門ガイド【7】コマセ編[磯釣りウキフカセ]

亥飼 真司 2017年3月10日配信   【ジャンル :基礎知識】

クロダイ釣り(ウキフカセ釣り)、磯釣りの基本を亥飼真司さんが紹介します。

今回はコマセ(撒きエサ)について説明していきたいと思います。

ウキフカセ釣りではコマセを撒き、魚を寄せ、魚を浮かせて釣ります。「コマセで魚を寄せて釣るんだから簡単に沢山釣れるんだろ~」と思われるかも知れませんが、そこが難しいところで、コマセの撒き方一つで毒にも薬にもなり、ウキフカセ釣りの世界では「コマセ撒き三年」や「コマセの切れ目が縁の切れ目」などと言われているほどで、釣果にも大きく影響してきます。

そんなコマセですが、使用されている材料は一般的に生のオキアミと配合エサからになり、それを混ぜ合わせた物をコマセ(撒き餌)と呼んでいます。

その他にもボイルオキアミや集魚効果の高いアミエビがあります。コマセのまとまり(繋ぎ)の為にアミエビを混ぜたりする事も。地域によっては配合エサや生のオキアミが禁止の所があり、そういったケースではボイルオキアミの繋ぎとしてアミエビを使って投げやすくします。

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オキアミは3kgブロック(3kg板)が活躍

コマセに使うオキアミですが、お店ではブロック板状の3kgオキアミブロックとして冷凍されて売られています。半分のサイズや小さなパックもありますが、3kgのサイズがコマセとしてよく使われています(通称、三キロ板)

パッケージには沖アミのサイズ(エビの大きさのこと)も記載されていて、M、L、LLサイズ等があります。コマセに使うサイズはMやLサイズと小さめのサイズの方が1回撒くコマセの中にオキアミの数が多くなるので付けエサと合わせやすくなりますし、付けエサの方が大きいと目立つので魚にアピールできます。

質の良い三キロ板のオキアミでしたら、そこから付けエサを取っても構いません。クロダイやマダイ狙いで付けエサにも使うのでしたらLLサイズで良いと思います。視覚でアピールしたい時は水中で大きく見えるボイルオキアミを混ぜるのも良いでしょう。

配合エサは釣り方、ターゲットに合ったものを

次に配合エサについてですが、メジナ(グレ)用、クロダイ(チヌ)用、マダイ用等と魚種別に専用の配合エサが売っています。

それぞれ狙う魚に合わせた配合になっていて、クロダイ用でしたらコーンやムギ等、黒鯛の好む物やアピール性のある物が入っていたり、濁りの強いものや粘りの強い配合が出ています。比重も軽いものから重いものまで色々ありますので、その時のコンディション、その人の釣りスタイルや地域の特性などにも合わせられる様になっています。メジナ用も同じく比重や遠投性、ニゴリの強さなど色々な種類が出ています。

配合のタイプを参考に、自分の好みに合った組み合わせを見つけ出すのも楽しみのうち

では、クロダイを釣る時にメジナやマダイの配合エサを使ったら釣れないの?と言うと、そんな事はなく、私もクロダイ釣りの時にメジナ用の配合エサも結構使います。

私の場合は軽い仕掛けをゆっくり沈めて探っていく[全層釣法]スタイルで釣る事が多く、比重がオキアミに近く軽めで、着水後の拡散性の良いメジナ用を選ぶ理由の一つになっています。

逆に遠投したい時や風の強い時は比重の重い物の方が飛ばしやすいですし、魚の居る所までしっかりとコマセを沈め魚に食べてもらうという考え方もありますので自分の好みや状況、又は自分のイメージしやすい配合エサを使用されて良いと思います。

コマセの上手な作り方

コマセの作り方ですが、解凍したオキアミに配合エサを混ぜ合わせ、その後に少量ずつ水を加えて混ぜ合わせながらコマセの固さを調節して作ります。

料理みたいですが(笑)、水加減が難しく、少な過ぎると粉っぽくなり、入れ過ぎるとビチャビチャニなってしまいコマセを飛ばす事も出来なくなり使い難くなってしまいます。

粉っぽい分には水を足せば良いのですが、ビチャビチャになってしまうと配合エサを足さないと固く出来なくなってしまうので水を加える時は注意が必要です。配合エサの種類やメーカー、オキアミの溶け具合によって水の量が変わって来ますので、様子を見ながら少しずつ水を足すのがコツです。

実際にコマセを作る順番ですが、まず解凍したオキアミをバッカンに入れます。凍っていて塊になっている所があればマゼラー等を使って塊を解しておきます。塊が残っていると配合エサを混ぜる時にキレイに混ざらなかったり、コマセを撒く時にオキアミが塊になっていて撒きにくくなりますのでしっかりと解しておきます。

解凍したオキアミのダマを無くす

ここからはその日のコンディションや個々の釣りスタイルや考え方によっても変わってきますが、オキアミの粒を砕いたり潰したりして使うのか、又は原形のまま使うのかとなります。

強風などタフコンディションであったり、遠投が必要であればオキアミの粒を砕いてしまった方がコマセのまとまりが良くなります。私の例ですと、基本はあまり砕かずオキアミは原形の粒を残したまま使い、タフコンディション時は荒めに砕いて使う事が多いです。

次に配合エサを混ぜていきます。この段階ではまだ水は入れず、配合エサとオキアミを混ぜ合わせます。配合エサを2袋使うのであれば2袋、3袋袋使うのであれば3袋入れてオキアミと混ぜて下さい。

配合エサを加えて混ぜ合わせる

V配合エサとオキアミを混ぜ合わせたら、今度は少量ずつ水を足しながら混ぜていきます。びちゃびちゃにならない様に気を付けましょう。

海水を加える

粉っぽさが無くなればOKです。試しにコマセシャクで撒いてみて、固めて遠投してみたり、手首のスナップを利かせバラかせて撒いてみたり(切って撒くと言います)してみて使い心地が良ければ完成です。もっと遠投したい時などは手で練り込んで粘りを出すと纏まりが良くなりますし、足下や潮の流れを狙うのでしたら柔らかめに作った方が拡散性が良いのでコマセを利かせやすくなります。

釣果にも大きく関係しますし、なにより1日快適に釣りをするためにも、ご自身の使い心地の良いコマセを作って下さい。



※画像・テキスト/亥飼 真司

 
 
 
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