釣行記

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[連載]仙台湾ルアーフィッシング大攻略(プレミアム版) ボートロックのススメ!

佐藤 尚行 2020年8月19日 更新

第十一回 ボートロックのススメ!

※この記事は2015年9月にプレミアムメルマガで配信したものです。

台風が多い今シーズンです、お陰で早い時期から水温が下がり、今年は早めの秋ロックが楽しめるのではないかと期待大!?そこで今回はこの秋からロックフィッシュを始めたいという方にも分かりやすいように、必要なテクニックやタックルをおさらいしてみたいと思います。

まずはタックルからですが、今までにも書いてきたように硬めのバスタックルにフロロカーボンの14ポンド前後を巻いておけば簡単に楽しんで頂けます!

仕掛けはテキサスリグ。中通しのオモリ(シンカー)に道糸を通して、ハリを結ぶだけの簡単な仕掛けです。オモリ素材はブラスやタングステン、鉛などがあり、価格や好みでお選び下さい!重さは15g〜24gが基本。ボートからですと18gと21gがメインとなります。

ハリはワームフックを使用します。ワームの形や大きさに合わせる所がキモになるのですが、私のおすすめを1つ挙げるとしたらがまかつの「ワーム321」の#2/0。これを基本として、ワームの太さや長さに合ったものを使うと良いでしょう。

次にワームですが、釣具店さんに行くとたくさんありすぎて??と聞きますが、そんなワーム選びのヒントを。サイズは3インチが基本。先ほど紹介したワームフックの幅より細いものを選べば、後はお気に入りのカラーや形を選べば間違いが少ないと思います。色についても質問が多いのですが、自分が気に入ることが一番で、使って楽しいカラーを選べば間違いはありません!しかし、伝説ともなっているカラーの「モエビ」だけはお忘れなく!!

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基本となるアクション「リフフォ」をマスター

次にテクニックを紹介したいと思います。簡単なのは昔から言われるリフト&フォール!軽くキャストし、持ち上げて落とす動作です。これを難しく細分化した釣りがカニパターンやスイミングとなってきているだけなので、まずは確実に正確なリフト&フォールをマスターしてください!

根掛かりを避けて持ち上げて、シッカリ底を取るのですが、これが簡単なようで釣果に差が出る部分です。リフトの高さや落とす時にラインを張ってみたり緩めてみたりと工夫次第でバリエーションが生まれるので、色々なリフト&フォールを試してみてください!!

テクニックとはちょっと話がずれますが、ボートロックで得をする知識を一つ。陸からの釣りでは最初に足下から攻め、段々に沖に遠投が基本となりますが、ボートからですとポイントに合わせてボート自体が動くので、基本的には自分が釣りをしやすい範囲、確実にルアーをアクション出来る距離へのキャストが有効となります。遠くに投げれば投げるほど根掛かりのリスクが増えアタリも分かりにくくなり楽しさ半減となってしまうので、場所にもよりますが注意してみて下さいね。

簡単にではありますが、「これからボートロックをやってみたい」とか「興味はあるけどよくわからない」という方、1年間でもロックフィッシュが凄く元気になる秋の季節に是非チャレンジして下さい。タックル等はレンタルも可能です。フィールドがあなたを待っていますよ!

【タックルデータ】

■ロッド:アブ・ガルシア ロックスイーパーボートスペシャル
■リール:アブ・ガルシア レボエリート9 ZPIフルカスタム
■ライン:サンライン ロックハンター14Lb
■フック:がまかつ ワーム316、ワーム321(ワイドゲイブ)、エリートツアラーワーム34R(ロングワーム用)
■ワーム:バークレイ 4インチパワーホッグ、イール8インチ、パワーゴビー4インチなど
■シンカー:ティクト ボトムコップ

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PROFILE:佐藤 尚行

ルアー船EARNEST(アーネスト)ガイド。バストーナメントに6年間出場した経歴を持ち、海にフィールドを移した現在も新パターンの研究やターゲットの開拓に力を入れる。サンライン、ピュア・フィッシング・ジャパン、がまかつ、ティクト、メロン屋工房、和真メガネのサポートを受ける