シャッド系で好釣!塩釜ボートロック
塩釜周辺のロックフィッシュの調子がようやく上向いてきた。今季はかなりシーズンが遅れていたが、一気に好季に突入した感じで、これから6月一杯はハイシーズンの釣れっぷりを楽しめそうだ。※2015年6月掲載の記事です。
5月27日、遠藤真樹さんは塩釜港の遊漁船アーネストでボートロック釣行。
「まだちょっと不安定な釣況ですが、魚の活性が上がると言われる表層18℃に近付いているので、そろそろいい状態になると思いますよ」とはアーネストガイドの佐藤尚行さん。
小魚、小エビを意識したピロピロアクションで食わせる
今の季節のアイナメは豊富なベイトを追って活性が高く、魚のコンディションも抜群。半面、エサが豊富なだけにルアーに対してシビアで、パターンが合っていないと全く反応が無いということもあるのが難しいところ。
遠藤さんは最初、定番のホッグ系からスタートしたが、全く反応が無くチェンジ。小さめのシャッド系、それもあまり激しくないピロピロ系のアクションのみにバイトが集中した。
吐き出したベイトはゴカイ類やシラス系の小魚類。「ベイトが小さいので3インチくらいの小さめのシャッドを中心に使いました。アクションはボトムを取ってから、狭いレンジのスイミングですね。泳がせるというよりフワフワと漂わせる感じが効果的でした」
ベイトが小さく、完璧なマッチ・ザ・ベイトは難しいので、できる限り反応しやすいルアーを横に動かし、何とか口を使わせるというテクニック。最初は小型が多かったものの、このパターンをつかんでからは一気にバイトが増え、40UPの良型混じりで連発した。
「今日は状況がシビアで小さめのシャッド系にしか食いませんでしたが、これからさらに魚の活性が上がって小魚も食うようになると色々なルアーに反応するようになります。これからは、ホッグ系をスイミングさせて横に動かすようなアクションにも反応がよくなるはずですよ」と遠藤さん。
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佐藤船長によればこの日から一気に雰囲気が変わったそうで、前の週は全く反応が無かったポイントからも47cmがヒット。この日を境にいよいよシーズンが本格化してきた。
海藻も切れ藻になりつつあり、底の水温もちょうど良い状況になってきた。この日はシーズンの早い塩釜から南エリアを中心に回ったが、今後は奥松島エリアも良くなって6月一杯、7月に入ってもハイシーズンを楽しめる。今季はシーズンの入りが遅かった分、遅くまでいい状態が続く可能性も!
塩竃周辺のボートロックのことならおまかせ!佐藤尚行さんがその時々の状況、パターンを解説しながら分かりやすくガイド。これから始めたい人向けのレンタルタックルも充実。スピニングとベイト両方選べるが、ベイトを使ったことの無い人に挑戦してほしいとのこと(無料、要予約)
■問い合わせTEL:090-3641-4621
バスフィッシングでNBC等の大会に出場し、優勝・入賞多数。現在はサラリーマンアングラーとしてロックフィッシュ、ジギング等のソルトウォーターをメインに釣行。宮城県仙台市在住。関連メーカー:モーリス、メガバス、フィッシングサンリバー。
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※取材協力/アーネスト(佐藤尚行船長)