岩手県陸前高田市 広田湾周辺の漁港紹介1[要谷 長部 高田松原周辺]
2023年5月中旬、岩手県沿岸南部の陸前高田市、広田湾周辺の漁港を取材しました。こちらのページでは宮城県側に最も近い要谷漁港から長部漁港、高田松原(道の駅)、沼田漁港、脇之沢漁港までを紹介します。
[後編]広田半島編(両替、矢の浦、獺沢、大陽、越田、石浜、広田、根岬)はこちら
[近隣漁港ガイド]唐桑半島大沢漁港、石浜漁港
[近隣漁港ガイド]唐桑半島周辺(御崎)
[近隣漁港ガイド]広田半島大野湾周辺(六ヶ浦漁港)
※2023年5月取材時の情報を掲載しています。取材時に入れた場所でも、釣り禁止、立ち入り禁止、駐車禁止などになる場合があります。地元の方や漁師さんがいる場合は挨拶したうえで、看板や誘導に従いましょう。
※釣りをする際のルールやマナーについて、改めて確認し、周囲に十分配慮するようお願い致します。
要谷漁港(ようがい)
仙台・気仙沼方面からのアクセスは三陸道を唐桑小原木ICで降り、大沢漁港を過ぎて岩手県に入ると間もなくホテル、旅館のある地域に入るので、ここから漁港へ降りる。磯浜と隣接した景観の美しい漁港で、周囲に海藻や岩礁帯が多く根魚類やカレイなどに期待できる。
長部漁港(おさべ)
高田松原から気仙川河口水門を挟んで唐桑半島側に隣接する少し規模の大きな漁港。右手の防波堤は岩礁帯と隣接していて、ソイやアイナメなど根魚を狙える。投げ釣りのカレイやアナゴも。港内は小型回遊魚のサビキ釣りやチカ釣りなど。気仙川河口側はカレイやハゼのほか、ヒラメやスズキなども可能性があるが、河口沿いの堤防は足場が高く登れないので注意。
【身近な釣り場】長部漁港
高田松原(道の駅高田松原)
旧道の駅の隣に新しくなった道の駅高田松原と東日本大震災津波伝承館、高田松原津波復興祈念公園が整備されている。観光客や課外活動の学生が多く集まり、食事、買い物をできる休憩スポットになっている。
沼田漁港(脇之沢漁港沼田地区)
国道45号線から高田松原の海水浴場へ進むと、浜田川河口と隣接して漁港がある。港内は広い岸壁が整備され、中央付近にフィッシャリーナ陸前高田(係留されている船やロープに注意)。高田海岸の砂浜の真ん中に位置するため砂地が主体だが、藻やツブ根も点在する。カレイ、アナゴやハゼのほかアイナメ、ソイ、ドンコ。ヒラメやスズキの可能性もある。
脇之沢漁港(わきのさわ)
高田松原海岸の広田半島側の端に位置し米ヶ崎と隣接。砂地主体に根もあり投げ、探りでカレイや根魚などを狙える。岸壁周りのチカやサビキ釣りも可能だが、漁連の施設やカキ作業場付近の釣りは控えた方が良いだろう。
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