釣行記

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石巻~牡鹿半島の堤防釣り場[5]鮎川~新山~泊

編集部 2021年8月15日 更新

宮城県石巻市から女川町にかけての牡鹿半島周辺の漁港・堤防釣り場を紹介。第5回は牡鹿半島先端の鮎川から、牡鹿半島東側の新山浜、泊浜をガイドします。石巻、女川どちらからもちょっと遠い地区ですが、いずれも根魚やカレイ、メバルなどの実績に優れる漁港です。

取材を行った2019年1月時点で防潮堤の工事と漁港地区のかさ上げ、整備工事を行っている場所も多くなっています。工事中や立ち入り禁止の場所には近付かない、漁業作業等の邪魔にならないよう配慮しながら釣行してください。
※漁港、岸壁で釣りをする時は必ずゴミを持ち帰り、周囲とトラブル等の無いように気を付けて楽しみましょう。

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鮎川港(あゆかわ)

 

県道石巻鮎川線の終点、金華山に近い牡鹿半島先端部の漁港。捕鯨基地としても知られ、牡鹿半島では最大規模。取材時は岸壁の各所で防潮堤の工事などが行われていた。

岸壁の夜釣りでメバルが有望。港内一帯、アイナメ、カレイも実績があり、投げ釣りは遠近投げ分けて船道周りや根を探ると好釣果期待。夏から秋の夜はイカ類が釣れるシーズンもある。左奥の赤灯台防波堤は真ん中より先端側が釣り禁止になっているので注意。

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身近な釣り場・鮎川港

 
向かって右奥の防波堤とスロープ付近
出島地区の岸壁
 
 
向かって右手のテトラ帯と防波堤周りにはメバル、ソイ、アイナメなど根魚が着く
 
牡鹿漁協周辺の岸壁。ルアー、探り釣りの根魚や投げ釣りでカレイ、アイナメを狙える
漁協岸壁と観光桟橋との間は工事中
 
 
金華山行きの船が発着する桟橋付近。周囲の邪魔にならないよう注意
迷惑にならないよう駐車スペースにも気を付けたい
 
 
向かって左手の船溜まりもメバルなどを狙えるが、係留船やロープに掛からないように注意
南側の長い防波堤は中間のフェンスより先は立ち入り禁止になっている
漁業者がいる時は邪魔にならないようにして、船の無い開けたスペースで釣りをするようにしよう
少し上がったところに「おしかのれん街」。近くにはヤマザキYショップもある

新山漁港(にいやま)

 

防波堤の先に金華山を望む、牡鹿半島東側の漁港。港内は非常に透明度が高く、落ち着いた雰囲気の釣り場。潮通しも良いので、カレイやアイナメは良型が入ってくることもある。

漁港の中に砂浜があり、砂地にケーソンや根が入っている。投げ釣りでカレイ、アイナメ。ルアーや探り釣りのソイ、アイナメ、メバルも有望。

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身近な釣り場・新山漁港

防波堤の内側に砂浜があり、港内は砂地主体
外海に面した防波堤から投げ釣りでカレイ、アイナメを狙える。ルアーや探り釣りのアイナメ、ソイも◎
港内で漁業関係者が作業をしている時は邪魔にならぬよう気を付けよう
 
作業場のある岸壁外側は小さな浜になっている
 
 
 
右手側の防波堤も探り釣りや投げ釣りが可能
 
 
透明度が高く、砂地に根やケーソンが入っているのがみえる。ストラクチャー周りや船道周りを探ると良い

泊漁港(とまり)

 

港内の岸壁が広く整備され、投げ、探り、ルアー色々な釣りが可能。ゴロタ浜と磯に囲まれ、アイナメ、ソイなど根魚類が豊富。カレイ狙いの投げ釣りでは、山王島の周辺でナメタガレイの実績もある。

鮎川側の集落内の道は狭い部分が続くので、女川側のゴロタ浜に沿った道からアクセスするのがオススメ。

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身近な釣り場・泊漁港

沖には島があり、港内にも根が点在する
 
 
 
港内中央から左手の広い岸壁。足下周りのメバル、ソイや、投げ釣りで探ってカレイ、アイナメを狙える
女川方面へのアクセス道路。港への出入りはこちらがおすすめ
 
 
右手のスロープと防波堤付近は水深の浅い根が続くポイント
造成中の泊浜地区。こちらの道は途中、狭い箇所があるので女川側へ迂回しよう
トラブルを避けるため、船が係留されている付近に投げるのはNG
 
漁港の女川側に隣接するゴロタ浜
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初めての防波堤釣りガイド!

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