石巻~牡鹿半島の堤防釣り場[5]鮎川~新山~泊
宮城県石巻市から女川町にかけての牡鹿半島周辺の漁港・堤防釣り場を紹介。第5回は牡鹿半島先端の鮎川から、牡鹿半島東側の新山浜、泊浜をガイドします。石巻、女川どちらからもちょっと遠い地区ですが、いずれも根魚やカレイ、メバルなどの実績に優れる漁港です。
取材を行った2019年1月時点で防潮堤の工事と漁港地区のかさ上げ、整備工事を行っている場所も多くなっています。工事中や立ち入り禁止の場所には近付かない、漁業作業等の邪魔にならないよう配慮しながら釣行してください。
※漁港、岸壁で釣りをする時は必ずゴミを持ち帰り、周囲とトラブル等の無いように気を付けて楽しみましょう。
鮎川港(あゆかわ)
県道石巻鮎川線の終点、金華山に近い牡鹿半島先端部の漁港。捕鯨基地としても知られ、牡鹿半島では最大規模。取材時は岸壁の各所で防潮堤の工事などが行われていた。
岸壁の夜釣りでメバルが有望。港内一帯、アイナメ、カレイも実績があり、投げ釣りは遠近投げ分けて船道周りや根を探ると好釣果期待。夏から秋の夜はイカ類が釣れるシーズンもある。左奥の赤灯台防波堤は真ん中より先端側が釣り禁止になっているので注意。
新山漁港(にいやま)
防波堤の先に金華山を望む、牡鹿半島東側の漁港。港内は非常に透明度が高く、落ち着いた雰囲気の釣り場。潮通しも良いので、カレイやアイナメは良型が入ってくることもある。
漁港の中に砂浜があり、砂地にケーソンや根が入っている。投げ釣りでカレイ、アイナメ。ルアーや探り釣りのソイ、アイナメ、メバルも有望。
泊漁港(とまり)
港内の岸壁が広く整備され、投げ、探り、ルアー色々な釣りが可能。ゴロタ浜と磯に囲まれ、アイナメ、ソイなど根魚類が豊富。カレイ狙いの投げ釣りでは、山王島の周辺でナメタガレイの実績もある。
鮎川側の集落内の道は狭い部分が続くので、女川側のゴロタ浜に沿った道からアクセスするのがオススメ。
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