防波堤メバリング!ハードルアーで攻略/牡鹿半島メバル釣り
色々なルアーで釣れるゲーム性の高さに手軽さも人気のあるメバリング(メバルのルアーフィッシング)。ここでは小型プラグやマイクロジグといったハードルアーでメバルを攻略!ナイトゲームが楽しいメバリングだが、パターンをつかめば日中から楽しむことも。
意外とハマる!日没までの足下ゲーム
仙台~石巻周辺は閖上、仙台、七ヶ浜、塩釜、東松島、石巻、牡鹿半島…とほぼどこの漁港でもメバリングを楽しめる。ナイトゲームがメインのメバルの場合、常夜灯のある漁港が有望。灯りがあると安心して釣りもしやすい。
村岡さんはオライノ工房からアクセスしやすい雄勝方面に釣行することが多いそうだが、最近の雄勝は型がいまいち。ということで、少しでもいいサイズが釣れそうな場所を調査。牡鹿半島の南側のエリアで実釣することに。
「雄勝とか石巻周辺だと10cmくらいのチビばかりだけど、牡鹿の方は20cmくらいが混じるようだよ」と村岡さん。佐藤俊介さんとともに15時頃に現地着。明るいうちにポイントをチェックしてみることに。
釣り場をチェックすると堤防の周りに藻があり、メバルが育つには申し分の無い環境。渡波から鮎川にかけてはこのタイプの漁港が多く、メバルの宝庫になっている。
ただし、藻の多いポイントは干潮時は藻に引っ掛かって釣りにならないため、満潮時間帯の前後の方が有望。この日は16時半頃が満潮で、その前後からスタートし、潮が引いてしまうまで狙うことにした(干潮23時過ぎ)
防波堤の足下を覗くと、足下に凹みがあり根魚が着きやすい構造。「これなら日中でもメバルが釣れるかも」ということで、「ダートマジック(ジャクソン)」のトゥイッチングでメバルのリアクションバイトを誘ってみることに。
ガイドに軽量なトルザイトリングを使用し、感度、操作性を追求したアジングロッド。扱いやすい設定はメバリングにもGOOD!
釣れすぎダニエルは日中のメバルにも有効!
フラットフィッシュなどに高い実績を誇り、釣れ過ぎダニエルの異名も持つ「飛び過ぎダニエル」。そのライトソルト版が「飛び過ぎダニエル1g」。エリアフィッシング用の「ダニエル3g」もあり、この日は2つとも使用した。
ダニエルシリーズは「飛び過ぎ」の名前の通り遠投性に優れ、広範囲を探るのに適する。アクションはウォブンロール。ただ引くだけでブリブリとボディを振ってウォブンロールする。
俊介さんはここからパターンをつかみ、「ダニエル3g」でメバルを連発!ウォブリングでアピールするダニエルシリーズの特性を活かし、ロッドの長さを使ってスーっと引いて、ゆっくり落とすアクションでメバルを誘った。
【ダニエル3gを使ったデイメバルテク】
常夜灯下に移動 眼張のナイトゲームをスタート
暗くなってからは常夜灯周りのポイントへ移動。常夜灯の周囲はベイトが多く、光の切れ目のあたりにメバルが浮き気味になることも。
「前に来た時はボイルしていることもあったので、結構表層のミノーなどにもヒットすると思いますよ」と鈴木さん。
メバルの数は多く、ボトムより上のレンジで釣れてくるが、全体的に型が小さめだった。
「今日はおかしいですね~、15~18cmくらいは普通に釣れるはずなんですが・・。他にも釣れる漁港があるんで、ちょっとみてきますね!」ということで鈴木さんが下見のために移動。その後、村岡さんたちもそちらの漁港で釣りをすることに。
状況が良くなければラン&ガンで釣果UPを!
今度の漁港も常夜灯が並ぶ岸壁だが、今度は灯りの周りにメバルが浮き気味でメバリングにはベストな状況。15cm前後のレギュラーサイズが釣れてきた。同じルアーを投げ続けるとメバルも飽きてしまうので、ルアーチェンジしながら表中層を探った。
「ピグミーボックスシリーズ」はポッパー、ミノー、シャッドなどなど、種類が豊富な小型プラグ。状況をみながら、タイプやカラーをチェンジしながら攻めると良いだろう。
メバリングといったらナイトゲームが普通だが、日中の探り釣りもなかなか熱くなれておすすめ。日中から釣る場合は偏光グラスもあると、サイトで見やすいのでより楽しめる。
この日の常夜灯ゲームは最初のポイントでは小型ばかりで、場所をチェンジしたのが結果的に吉と出た。実績のある所でも状況がちょっとおかしいと感じたら、早めに見切って移動すると良い場合がある。
牡鹿半島周辺はほとんどの漁港でメバルを狙うことができる。最近はメバルのほかにソイやヒイカ(ジンドウイカ)も釣れているので、もう少し大きめのルアーや小型のエギなど用意しておくと楽しみが広がる。
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※取材協力/ジャクソン
※解説/村岡博之、佐藤俊介
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