フラット時々ロック 田代・網地島爽快サマーフィッシング
夏場の貴重な釣り物として人気を誇るフラットゲーム。サーフ、陸っぱりからも手軽に良型を狙え、また予想以上のファイトもアングラーを魅了する。
今回は、牡鹿半島周辺に浮かぶ田代&網地島エリアに釣行。ロックフィッシュ天国の当地ではあるが、その周辺は、知る人ぞ知るフラットフィッシュの好フィールドなのだ。ロケーションは最高で、島々を眺めながら、爽快な夏の釣りを満喫できる。
仙台湾で育くまれたヒラメ、マゴチをはじめとした熱~いターゲットを平均年齢5?歳、気持ちは10代こと「TEAMオヤジ~ズ」が本気で追いかけた!
「TEAMオヤジ~ズ」の熱い一日
朝6時、ラウリー中村さん所有のボートで侍浜、桃の浦漁港経由で出船。侍浜は駐車スペースが少ないことから、ベイトブレス社長、目黒専務、千葉さんは桃の浦漁港に車を駐車して乗船した。ポイントに到着したのは7時。満潮時刻が7時半頃で、釣り始めてしばらくすると上げ止まりになるという条件。
最初は田代島周辺に入り、その後、網地島周辺のポイントへ。田代島周辺は潮流も良く、プチ時合いに当たってポツポツと上がった。ただ、潮止まりあたりから釣果が出ず、9時頃に網地島周辺へ移動。しかしターゲットの食いが今一つ。スローもしくはデッドスローリトリーブでしかバイトがない食い浅い状況が続いた。
マゴチはちょうどスポーニング前のタイミングにあたり、ヒット時につがいの相手が追いかけてくるシーンが多々みられた。スポーニング直前とスポーニング後しばらくはパッタリ食い気がなくなることが知られていて、取材時もそんなコンディション。
昼過ぎまで粘るも、状況が変わらないことから網地島で2時間ほど休憩。ゆっくりと充電し、午後3時頃より後半戦をスタート。ヒラメに期待して地磯周りや砂地、沖磯、沈み根を攻め、マゴチ、アイナメ、マゾイ、イナダ、ベッコウゾイを上げたものの、念願のヒラメは上がらず。
16時頃に、黙々とヒラメを狙っていた中村さんに待望のバイトがあり、見事にヒラメをキャッチ!この1枚を皮切りにゴールデンタイム突入。良型マゴチが入れ食い状態!ヒラメも中村さん60cm後半と40cm超、千葉さんが60cm前後の合計3枚を釣り上げることができた。
砂地メインのポイントではフラット主体、磯場が混じるところではロックも視野に入れて狙い、蓋をあけてみればマゴチ、ヒラメ、アイナメ、ベッコウゾイ、マゾイ、イナダと6目達成。網地島・田代島のポテンシャルの高さを実感させられた1日だった。
さて、気になる取材後の状況だが、まったく食い気のなかった産卵期も終わって、現在は徐々に回復傾向にある。陸っぱりから狙えるポイントにも魚が入り、サイズを気にしなければ十分楽しめる。ヒラメに関しては、青物が入ってきているシーズンだけに食い気は上々。数、型ともに狙える状況になりつつある。牡鹿周辺は熱いターゲットが盛りだくさん!たまには肩の力を抜いて、いろいろな釣り方でフラット&ロックを楽しんじゃおう。
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※取材協力・解説/ベイトブレス
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