ENJOYボートフィッシングin松島湾

千葉めぐみ 2021年1月7日更新

釣り河北イメージキャラクターの千葉めぐみさんが松島湾のボートフィシングに初挑戦。ポイントの宝庫、松島湾内でアイナメ釣り（＆ボートシーバス）を満喫した。

松島湾の絶景をながめながらのんびり竿を出す

東北では最も身近なターゲットとして大人気のアイナメ。分厚いクチビルがチャームポイントで、何気に愛嬌のあるお魚だ

8月8日、釣り河北イメージキャラクターの千葉めぐみさんとともに松島湾のボートフィッシングを取材してきた。観光地としても人気の松島湾内は島々に囲まれて波静かなうえ、島間を流れる潮流とツブ根からなる複雑な地形により、豊かな好釣り場を形成している。

この日は夏の日差しがまだまぶしい午後1時に出船。根魚をメインに、残った時間にルアーシーバスもする予定で船を出した。塩釜周辺では青物の調子もよくなってきたということで、状況次第ではイナダやサワラの青物にも期待。

普段、仙台湾で使っているカレイタックルでアイナメ狙い。松島湾には天然の根が点在しており、港を出てすぐの目の前にポイントが広がる

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まずは根周りの根魚狙いからスタート。アイナメの活性はまずまず良好

釣り始めてしばらくすると、小中型のアイナメ達が歓迎してくれた。小さなアタリでも十二分に楽しめてしまうのが、浅場の醍醐味でもある

まず最初に狙ったのはアイナメ。普段、カレイ釣りに使用しているカレイ竿に、カレイと同じような片テンビン仕掛けで狙う。好奇心の強いアイナメには派手目な仕掛けの方がよく、蛍光赤や夜光グリーンの飾りで彩った仕掛けを中心に使用。この日は夜光グリーン系の反応がよかった。

アイナメは夏場、水温が上がってしまうと活性が下がりなかなか釣れなくなるのだが、この日の食いはまずまず良好。小中型中心ながら、小気味いい引きで楽しませてくれた。最大で35cmクラスの良型もヒットして、千葉さんもかなり楽しめた様子。

千葉さんは35cm前後のなかなかいいサイズをキャッチ。アイナメもこのクラスになると、独特の首振りで楽しませてくれる

後半はシーバス狙い。群れ次第で青物も期待なのだ

上）桂島でひと休み。きれいな休憩所が整備されているのでレジャー釣行にもピッタリな島だ。下）後半はルアータックルに持ち替えてシーバスや青物を狙ったが、残念ながらこちらはノーフィッシュ

35cmのアイナメを釣ったあと、千葉さんは桂島で一休み。松島湾内に点在する桂島、野々島、寒風沢島、朴島の4島は浦戸諸島と呼ばれ、1日7往復の定期船が運航している。観光地としてトイレや休憩所も整備され、竿を出せる場所も豊富なので、ちょい投げやサビキがメインのサンデーアングラーにもおすすめしたい釣り場だ。

浦戸諸島はシーバスやフラットフィッシ、ロックフィッシュなど、ボートルアーでも有名なエリア。この日はシーバスの釣果は出なかったが、朝夕のマヅメ時やカタクチイワシのナブラが立ったときなど、連続してヒットすることも多い。

また、8月に入った頃から松島湾の周辺では、イナダやサワラ、サバなど青物の釣果の声が聞かれるようになった。松島湾の本格的な青物シーズンはまだまだこれから。塩釜近辺だけでもジギングをやらせてくれる遊漁船は複数あり、これからは青物狙いで松島湾に繰り出す人が増える時季。釣り場が近く、海が静かなので、船があまり得意でないという人も気楽な気持ちで挑戦してみてほしい。

取材／編集部

PROFILE：千葉めぐみ

平成16～18年度、「週末釣り倶楽部」専属リポーター。現在は子育てをしながら、フリーアナウンサーとしてラジオパーソナリティーや結婚式、イベントの司会を務める。釣り河北イメージキャラクター

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