釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

東北ロックフィッシュの春到来!

編集部 2021年1月7日 更新

松島湾、仙台湾周辺のボートロックシーズンを告げるイベント「第4回塩釜ボートロックトーナメント2015」が今年も開催された。開催日の4月19日(日)は若干のウネリが残ったものの、晴天で風もほとんど無いまずまずのコンディション。

この日はこの大会を企画した遊漁船アーネスト佐藤尚行船長のほか、司会も務めたみっちぃに、ハンター塩津、齋藤正樹さんら著名アングラーもゲスト参加。船宿えびす屋の大型船4艘を貸し切って、総勢84名がロックフィッシュゲームの腕を競った。

船宿えびす屋の大型船4艘に分かれて出船!
牡鹿半島沖のポイントに集合してから一斉に競技スタート!

例年、この大会の後からボートロックが盛期を迎える!

この大会はシーズン最初期ということで、網地島沖から金華山沖にかけての、仙台湾でも外洋寄りのポイントで実釣。数はそれほど多くないものの釣れればデカく、40cm台から50cm前後の良型アイナメが多数キャッチされるのが例年のパターン。この大会の後から本格的なロックフィッシュシーズンが始まるのだが、今季はちょっとシーズンが遅れ気味の雰囲気だった。

この日の水温は8.6~9.2℃くらい。同じ金華山周りでもポイントにより水温が大きく異なった。各船の船長達は互いに状況を確認しながら、水温が高く、シーズンの進んでいそうなエリア、ポイントを狙い撃ち。水温が10℃を越えてくるとロックフィッシュの活性が上がり始め、適水温の12℃を越えると一気に釣れ出すはずなのだが‥。

塩津さんにヒット!したものの、この魚は残念ながら水面近くでバレてしまった
ハンターはタックルを持ち替えて、今後は見事にキャッチ!アタリが少ない中の貴重な1本。シンカーはティクトの「ボトムコップ・フリータイプ30g」、ルアーはバークレイ「ガルプ!パルスワーム4インチ」の新色ピンク
タカさんはパルスの新色ニューペニーで45cm級の良型をキャッチ!
塩津さんは先ほどと同じパルスのピンクで良型のナメタガレイも釣り上げた

偏光グラスはタレックスレンズ!

佐藤さん、塩津さんが使っている偏光グラスは「TALEX」のレンズを使用。タレックスレンズは豊富なカラーバリエーションを誇り、用途、好みに合わせた視界を得ることができる。

現在、塩津さん、佐藤さんともに愛用しているのが今季の新色「ラスターオレンジ」。光量の少ない時でも使える淡いオレンジ色のレンズで、水中の様子が立体的にハッキリ見えるので、ロックフィッシュから渓流まで水中の状況把握が重要なあらゆる釣りで威力を発揮する。タレックス偏光グラスの相談はザ・モール長町3階「和真メガネ仙台長町店」で!

[和真メガネ仙台長町店・店舗データ]
■住所:〒982-0011 宮城県仙台市太白区長町7-20-1 ザ・モール本館3F
■TEL:022-308-2911
■営業時間:10:00~21:00
■アクセス:電車なら地下鉄仙台南駅直結。車は国道286号線からJR長町駅方面へ(駐車場3時間まで無料!)
佐藤尚行さん、塩津紀彦さんともにTALEXレンズは「ラスターオレンジ」を使用。ローライト時に強く、水中の構造を立体的に判断しやすい!
塩津めぐみさんもこの日1日「ラスターオレンジ」を体験!「普段からタレックスレンズを使っているんですが、このカラーは負担が少なくてとても見やすいですね」。幅広いシチュエーションで使えるので、初めての1本やあらゆる状況を1本で済ませた人にもオススメ

エアリーパープルも新登場!

偏光レンズとしては珍しいパープル系の「エアリーパープル」も新発売!塩津さん、佐藤さんにはこちらも試しに使ってもらった。

紫系のカラーが強い日差しを抑えながら、クールな印象を演出。暗いイメージだが、晴天だけでなく曇天にも対応する
「エアリーパープル」は白っぽいものが見やすいのが最大の特長。例えば、釣りでは白っぽいラインが反射して見えにくい時があるが、このレンズを使えばくっきりラインを視認することができる
塩津さん、佐藤さんはサンラインの根魚用フロロライン「FCロックハンター」を使用。最大の強みは根ズレに強いこと。ちょっと傷ついてしまっても最後まで粘れる耐久性があり、キツい根を攻めるロックフィッシュには最適の設計になっている。ただ強いだけでなくしなやかなので、巻き心地よく扱いやすいのもポイント
ハンター&めぐみさんと佐藤さんのシンカーはロックフィッシュファンにはおなじみ!ティクトの「ボトムコップ」。ハンター塩津監修によるテキサス主体の大型ロックゲームには最適なアイテム

この日の釣果は、根魚類3本のリミットメイクを達成したのは1人のみ、ノーフィッシュも多く、厳しいコンディションを反映したものとなった。そんな中、1.5kgの当日最大魚をキャッチした長岡元太さんが優勝。3本のリミットメイクをした沼田友和さんが2位となった。

ゲストのみっちぃは本命ではないものの60cm近い大型ナメタを釣り、外道コレクターの実力を発揮。陸に上がってからは和真メガネ、ピュア・フィッシング・ジャパン、ノリーズの各ブースや、マグロ即売会、ジャンケン大会など、様々な企画で盛り上がった。

ハンターがナメタを上げた直後、みっちぃは60cmクラスの大型ナメタを釣り上げた
網地島周辺から金華山付近まで、水深15~20mくらいの起伏のある根のポイントを回った
ハンター塩津御用達の黒崎磯周辺にて
こちらの方は黒崎のポイントで短時間にベッコウゾイとアイナメをキャッチ!一気に上位候補に浮上
このポイント移動でようやく魚の姿を見られた方も多かった
みっちぃは終了5分前を切ったところで、去年大型を釣ったボッケと再会!

検量と表彰式の模様

帰港した船から順に検量が行われた
テイルウォークテスターの向井英彦さんはスタート早々に2本のベッコウゾイをヒットさせたものの、その後が続かず1,290gで4位に
良型も持ち込まれるも、リミットメイク達成は1名のみだった
この大会の恒例イベントともなっている「マグロのたたき売り市」はあっという間に売り切れに!
表彰式のプレゼンターはゲストのみっちぃ

大会結果

優勝/長岡元太 1,820g(2尾)
2位/沼田友和 1,620g(3尾)
3位/阿部充博 1,430g(2尾)
大物賞/長岡元太 アイナメ1,540g
※敬称略

[上位入賞者の談話]
優勝/長岡元太さん
大物賞にもなった1,540gの1本が効いた。「重めのテキサスリグで底を叩いて丁寧に攻めましたが、小さい魚のバラシは結構ありました。最大のアイナメが釣れたのは終了20~30分前。最後に入った岸際のポイントでした。ヒットルアーはすべて4インチのガルプ!パルスワームです」

2位/沼田友和さん
参加者中ただ一人のリミットメイクを達成! 「重めのシンカーを使い底付近のズル引きで1本釣ったあと、シンカーを少し軽くしてパルスワームで釣りました。根魚の活性は低く、ぐっと重くなるだけのアタリが多かったです」

3位/阿部充博さん
黒崎周辺のポイントでベッコウゾイとアイナメをキャッチ! 「シブかったのでウエイトを軽くして、少ないバイトに集中して釣りました。2匹ともパワーホッグ4インチでの釣果です」

女性参加者にはみっちぃからレディース賞が贈られた
お決まりのジャンケン大会も盛況
表彰式終了後には参加者全員に参加賞が配られた

宮城沿岸はいよいよ春から初夏のロックフィッシュシーズンを迎える。ソイ、アイナメ類の他に、ボッケ(ケムシカジカ)やナメタガレイ、タラなどが上がったことからも、この大会の時点で仙台湾の海はまだ寒い冬の雰囲気を残している状況だった。水温の上昇ともに根魚は確実に元気になっていくので、これからしばらく続くシーズン盛期におもいきり楽しみたい!

ピュア・フィッシング・ジャパンのブースでは10周年を迎えた「ロックスイーパー」のアニバーサリーモデルが注目を集めていた
「和真メガネ仙台長町店」のブースではタレックスの偏光グラスを展示。多くのアングラーがプロショップスタッフの説明に耳を傾けていた
タレックス公式プロショップ認定「和真メガネ仙台長町店」では、こちらの横山店長をはじめとしたスタッフが偏光グラスの性能とカラーの特徴を分かりやすく説明してくれる
今シーズンはタレックス偏光レンズに新色「ラスターオレンジ」と「エアリーパープル」が新追加!また、タレックスの純正フレームを使ったセット「タレックスファーストモデル」なら17,280円でタレックス偏光グラスを作ることができる
「タレックスファーストモデル」に使われているタレックス純正フレーム。シンプルながら鼻当て付きでフィット感があり、遮光性にも優れるため、偏光レンズの性能を最大限に発揮できる
乗船した船宿えびす屋の伊藤栄明船長。これからはカレイ船やジギング船などで出船中!
■えびす屋TEL:022-362-2220

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※イベント主催/アーネスト(宮城・塩釜港)TEL:090-3641-4621
※取材協力/船宿えびす屋(宮城・塩釜まがき港)TEL:022-362-2220

集合写真

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