釣行記

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女川沖ボートロック良型連発!

編集部 2020年12月29日 更新

牡鹿半島周辺でボートロックが盛期!女川・小乗浜から出船し、すぐ近くの五部浦湾で良型アイナメ、ベッコウゾイを狙った。周辺は江島、出島といったポイントの宝庫!バリエーション豊かなポイントでロックフィッシュゲームを楽しめる。

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[五部浦湾周辺]

五部浦湾周辺でグッドサイズが連発!

宮城のボートロックが盛期!女川のオイデ釣具店の斡旋で小乗浜から出船した。取材時はシーズン初期で、江島周辺よりは湾奥側の五部浦湾の方が調子がいいということで、寄磯や小屋取といったエリアを中心に攻めた。

出船場所の小乗浜漁港は駐車スペース十分(もちろん漁業者優先なので、釣り人は端の方を利用)
かさ上げの完了した岸壁。高くしすぎたそうで、干潮時は船の乗り降りがちょっと大変だったりするが、釣果がよければたいした問題じゃない!
女川港を背に、五部浦湾方面へ
寄磯周辺からスタートフィッシング!好季の実績ポイントとあって他船の姿もあった
初っ端から良型のベッコウゾイをキャッチ!
小中型のアタリは多数。中に混じる40オーバーをキャッチしていくという展開
良型アイナメとベッコウがほぼ同時にヒット!
女川ではこのくらいのサイズがアベレージになる日も多い
寄磯周辺で朝マヅメを楽しんだ後は五部浦湾内に入って小屋取周辺へ
リアル甲殻系?クモ型ワームにもヒット
巨大防潮堤の工事が進む女川原発。周辺は震災前からの超有名ポイント
 
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どシャローから一段落ちたくらいの藻場を狙う

寄磯からスタートして、五部浦湾を女川湾方面へ移動。ベッコウゾイは良型のみ。アイナメは小中型も多かったが、良型もしっかり混じり、潮の動きがいい時間帯には連続してヒットする場面も普通にみられた。それでも、「今日は女川にしては小さめが多いですね。もっと大きいサイズばかり釣れる時もあるんですから」とは常連の阿部篤介さんの談。女川のポテンシャルは凄まじいものがある。

この日はシャローを中心に釣りをしたが、シャローの藻場よりは一段落ちたくらいの藻場を狙うといい結果が出ていた。小魚系のベイトもいることはいるのだが、甲殻類をイメージしたフォールで食わせるパターンが有効だった。今の季節のベイトはエビ、カニというよりも、エラコやウミケムシ類のような大きめの環虫類を食べていることが多いそうだ。

アイナメ、ベッコウにとっての適水温期に入り、魚は荒食い状態になっている。今季はシーズンインが遅かった分、釣期が後ろにズレ込みそうだが、魚が夏ばてしてしまう前に女川沖に遊びに行ってみていただきたい。遊漁船の数は震災前よりは減ったものの、復興へ向けてがんばっている船がたくさんありますよ!

潮止まりには反応が止まったものの、日中でも時合いがくるとバタバタと良型が連発した!
これはギスカジカ
小屋取周辺はコンディション抜群のアイナメが多かった
砂地のポイントで出たちょっと白っぽいアイナメ。50は無いものの、でっぷり具合がスゴい!
夏はやっぱり麦わらですね
終了間近にはトリヤマに接近。現場には小さなイワシボールが出来ていた
イワシボールが残っていたあたりのシャローを攻めると、ベイトを追っているのか高活性なアイナメがヒットしてきた
ラスト48cmで終了。釣れてくるアイナメのほとんどがお腹パンパン状態だった
ベイトブレスの「TTシャッド」は、プリプリと質感のあるボディの振動とトライアングルテールの安定した泳ぎでターゲットに強烈アピール!これから夏場のフラットフィッシュにはさらに優れた威力を発揮する

【釣具店紹介】

オイデ釣具店
小乗浜漁港前の坂を登ったところの仮設店舗で営業中。「つりえさ」のノボリ見えたら、小乗浜仮設住宅に入る。女川の海を熟知した船頭さんを斡旋してくれるほか、各種ルアー、活きエサを常備。店内写真コーナーには最新の釣果が多数貼り出されているので、牡鹿半島周辺に釣行の際はかなり参考になる。今は陸っぱりのロックフィッシュやフラットフィッシュに投げ釣り、探り釣りもいいシーズン。
■TEL:0225-54-2041
■所在地:宮城県牡鹿郡女川町小乗浜字向50
http://www.oide.co.jp/


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[オイデ釣具店は出船場所の小乗浜漁港のすぐ近く]

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※取材協力/オイデ釣具店(宮城県女川町)

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