ワクワク追求!仙台湾ディープロック 大型クロソイゲーム
仙台湾のディープロックに黎明期から取り組んできた遊漁船アーネスト佐藤船長。怪獣クロソイ狙いとしてスタイルの確立されてきた釣りだが、あえて安定感を捨て、興奮度の高い大物ハントに出てみるのも面白い。
仙台湾ディープロックにワクワク感を!
私がディープロックと言い始めて早10数年。最初の頃は何も分からずたまたま見つけたポイントでひたすら粘り、スイッチが入れば釣れるという釣りでした。「釣れればデカイ奴」といった感じで全く安定感も無く、私もお客様に宣伝して来て頂いて、どうやったら楽しさを伝えられるものかと思い悩んだ時期もありました。
しかし、最近はタックルの進化やボートの性能も上がり、意外と気軽に楽しめる釣りとしてシーズン問わず安定的に楽しめる釣りとなってきました!
そんな中、最近の私の反省点としては、釣果に安定感を求めて深く深くへとディープを追いかけてしまった感があります。内容やサイズ趣向みたいな部分を無視して、出れば釣れるものの、何となくただの釣れる釣りになってきてしまい、物足りなさを感じるところが凄くありました。安定感があるぶん、緊張感やワクワク感は薄れてしまっていました。
少し前を思い出してみると、できるだけ浅い場所を攻め、パターンを探りながらキングサイズを狙うというコンセプトでディープロックを楽しんでいました。最近はまたディープロックの初心にかえり、浅場寄りでワクワク感を追い求めつつ、30mくらいの安定感ある釣りも織り交ぜて楽しんでおります。
シャロー側に残るクロソイの魅力
その結果、58cmを筆頭に、バイトは少ないものの毎回のように良い魚が出るようになってきました。ディープロックの浅場というのは水深20mより浅い水深、水深15m前後のこと。厳冬期にシャロー寄りに残れる個体は数こそ少ないですが、生存能力のある強い個体です。そのため引きも強く、確率は低くなりますが、ハンティング的要素がより高くなります。
体験できたお客様には引きも強く、魚のコンディションも良く、感動が大きいと喜んでいただけるようなので、このちょっとリスキーな浅場ディープロックをまだまだ煮詰めて行きたいと考えています。
3月から4月にかけての仙台湾はクロソイの産卵にからんだシーズンなので少し難しくなると思いますが、日本記録も出ている時期なので十分に期待できます。タックルは通常のロックフィッシュ用タックルに、21~28gくらいのシンカーがあれば楽しめる釣りなので、お気軽に遊びに来て下さい。
[タックルデータ]
ロッド ロックスイーパー71TAFプロト
リール レボロケット
ライン バニッシュウルトラ14ポンド
ワーム ガルプ!パルスワーム Tテールシャット3.7インチ、など
シンカー ボトムコップ21~28g
フック がまかつWORM321
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※取材・テキスト/佐藤尚行
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