2019仙台湾ソルトアングラーミーティングVol.13(金華山沖タラジギング)をレポート
震災後、宮城の釣り船の出船が再開された2011年6月から継続して行われている「仙台湾ソルトアングラーミーティング」。毎年、初夏と秋の2回のイベントだが、初夏のターゲットはマダラ。パワフルな夏ダラをジギングで狙える季節の到来だ。
自由に海に出られる喜びかみしめ仙台湾へ
2019年5月26日(日)、TOP Range (丹野正文代表)主催による「仙台湾ソルトアングラーミーティングVOL.13」が開催された。
3.11震災後、2011年6月から出船を再開している宮城のゲームフィッシングをさらに盛り上げるべく、志あるアングラーが全国各地から集結。今回のターゲットは仙台湾金華山沖のマダラ。初夏の好季、良型を求め盛大に行われた。
当日参加者は、第一海友丸と登竜丸に乗船。漁場到着後実釣開始となった。金華山沖のポイントは風もなく穏やかなベストコンディション。
狙うはディープの巨大マダラ スタートからまずまずの釣れっぷり!
マダラの活性はマズマズで投入ごとにヒット。参加者はデップリとしたマダラの引きを満喫。エントリーした参加者全員が本命をキャッチすることができ船上はヒットごとに大きな盛り上がりをみせた。
この日は型狙いのため200m以深のデープエリアに。潮流が激しく、2枚潮だったため700g前後のジグが主体となった。
ほぼ全員がマダラを釣り上げ検量も大盛況
後半は反応があってもなかなか食わない時間帯などもあったが、大型マダラが多数キャッチされ、イベントは今回も大盛況となった。
「今回は参加アングラーほぼ全員がマダラをキャッチする事が出来、天気も良く最高のミーティング日和でした。震災のあった年は遺体捜索や瓦礫撤去など一通り終わった6月1日にようやく沖へ出る事が出来ました。この時一緒に沖に出たアングラー、メディア関係者、船長全てのメンバーにとって忘れられない1日になるとともに何とも言えない一つの思いと感動を覚えました。それを忘れない為にも毎年同じ時期に集まろう。という事がきっかけで始めたイベントです。平和だからこそ釣りが出来るという事、自然の恵みへの感謝を抱きながらも自然の驚異も忘れない事。そして沿岸部の復興になることを一つ釣り人目線で行いたいという思いで今後も続けて参ります」とトップレンジ代表の丹野さん。なお今回、大会参加費の一部を仙台湾の稚魚放流資金として寄付される。
今後も「仙台湾ソルトアングラーミーティング」は継続が決定していて、次回の秋ミーティングは前回大盛況だったブリ、ワラサジギングが好シーズンを迎える10月に開催される。
大会リザルト
マダラ3匹の総重量で計測。
【上位入賞者】
優勝/伊藤 守 17.32㎏
2位/渡辺 吉宏 15.5㎏
3位/平間 義弘 15.0㎏
4位/宍戸健太郎 11.73㎏
5位/佐々木和夫 11.56㎏
大物賞/渡辺吉宏 10.26㎏
※敬称略
【協賛】
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※順不同
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※取材協力/トップレンジ
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