岩手の松山行宏さんよりエリアフィッシングのトーナメントレポートが届きました。
去る2022年11月13日(日)岩手県滝沢市の管理釣り場「岩姫フィッシング」様にて、岩手県初となるエリアトラウトトーナメントが開催されました。
スプーンのみ使用可の純粋なスプーン戦としての開催です。
当日は肌寒く天候も不順な中、青森・岩手・秋田・宮城・山形より総勢34名のエリアトーナメンターが集まり、岩手山の麓で鎬を削る闘いを展開しました。
本イベントの上位入賞者は2023年4月に静岡県御殿場市の東山湖フィッシングエリアで行われる「TOP50 ジャパンエリアマスターズ」への出場にグッと近づけることもあり、選手の皆様の気合充分といったように見受けられました。
予選は34人中14人が準決勝進出
岩姫フィッシング様のルアー専用ポンド(3号池)を貸切とさせていただき、予選は5名もしくは4名グループでの総当たり戦からスタートしました。
予選は各グループの上位2名が準々決勝へ。
この時点で34人が14人に絞られます。
タイマン形式の準決勝を勝ち抜き決勝へ
準々決勝は1対1のタイマン勝負。14人が半分の7人に。
準決勝ではくじ引き順に好きな釣り座を選択する方式で決勝進出者は4人。
駆引きと釣り座の選択で決勝に進めるか敗退か、ある意味ここが一番熾烈な闘いかもしれません。
山形の齊藤和誠さんが優勝!
決勝は岩手、秋田、宮城、山形からの各1名ずつという、ある意味理想の展開に。
途中から降り出した雨をものともせず、各選手の集中力は切れません。
そんな中、終始精度の高いスプーニングを展開してコンスタントに釣果を重ねていった山形の齊藤和誠さんが第一回チャンプの称号をゲットしました。
第2位には岩手の寡黙なスプーニスト、松崎忠文さん第3位は宮城のベテラントーナメンター関根健生さんが入賞。
惜しくも第4位には秋田から参加の樽沢雄人さんが入賞しました。
岩手県で初となるエリアトラウトトーナメントは拙い運営や悪天候にも関わらずエントラントの皆様やスタッフのおかげで事故もなくなんとかやり遂げる事ができました。
ありがとうございます。
来年はガチガチのトーナメントだけではなく、初中級者も楽しめるイベントを企画して岩手にエリアトラウトフィッシングをもっと定着させる事ができれば望外の喜びと思います。
SNSや釣具屋さんを通して募集して皆様と一緒に楽しんでいきたいと思います。
※レポート:松山行宏(花巻ケーブルテレビ)