この夏をさらに熱くする北上川水系リバーシーバス
宮城県沿岸のスズキの規制解除を機に、2016年6月26日(日)に開催した「2016釣り河北カップ リバーシーバスin石巻」。雨の影響でかなり濁りのある難コンディションにも関わらず、石巻を中心に宮城県内各地や隣県岩手から75人のシーバスアングラーが集結。北上大堰から下流の追波川と江合川合流から中瀬周辺までの旧北上川を舞台にシーバスの釣果を競った。
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イベント当日は朝からは晴天に恵まれたものの、直前まで続いた降雨の影響で濁りのきつい状況。梅雨の開催ということである程度は覚悟していたものの、旧北上川はカフェオレ色の水が流れ、かなり厳しい釣果になることが予想された。
「このままだと表彰台分の釣果もあやしい」という状況。急きょ協議を行い、大会委員長の村岡博之さんの判断で最低サイズを尾又長60cmから50cmに引き下げるとともに、長面浦もエリアに加えて大会を実施することになった。
難条件ながら大健闘!70UPも多数キャッチされた
開会式の後、朝5時前に競技スタート。各々、狙いを定めた釣り場へと向かった。増水直前の6月24日の朝イチにまとまった釣果が上がったとのことで、ご意見番の村岡さんによれば朝勝負になるとの予想。
キーパー確保のため長面浦に釣り人が集中するかと思われたが、いくらか濁りの少なかった追波川へ向かう人、濁りはきついが実績の旧北上川を攻める人と、意外にも分散傾向に。また、潮周りから朝イチ有利との予想に反して、陽が昇ってからもあきらめずに場所を変えながら釣り続けたアングラーが多く、日中になってからも釣果報告が相次いだ。前日から朝にかけて雨量が少なく、日中にかけて状況が少しずつ好転していたのかもしれない。
上位入賞者も場所を変更して明るい時間帯に釣り上げた人が多かった。水色からはとても釣れそうになかった旧北上川の石巻大橋から真野川合流付近も、実績ポイントだけあってかなりの釣果が集中。日中ということもあり、鉄板系のルアーで本命をキャッチしたアングラーが大多数を占めた。
上位入賞者インタビュー~釣った時の状況~
今回の大会はスズキの尾又長で競う形式。村岡さんの厳正なジャッジにより長さを判定。集計ののち、待望の結果発表が行われた。イベントの司会進行はおなじみ釣り河北イメージキャラクターの千葉めぐみさん。元週末釣り倶楽部リポーターで、現在もテレビ、ラジオで幅広く活躍中だ。
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優勝 三浦秋彦さん 89cm
「なかなか昼間出るサイズじゃなかったですね!拍手!」と村岡さん
ピュア・フィッシング・ジャパン
パズデザイン(ザップ)
オーシャンルーラー
バレーヒル
「また今年はフラットゲームロッドの『サイファリスト フラットセイバー』が間もなく発売されます。今までシーバスロッドでフラットをやってた人が多いと思いますが、逆にフラットロッドでシーバスをやることも可能です。99MMはシーバスにも適した仕様。また、パワーのある104はMAX60gとなっていますが、実際は80g背負えるので、サーフからの青物などにも対応できますよ」
全員に当たる抽選会と恒例のジャンケン大会も開催!
当日の実釣では規定サイズの50cmにわずかに届かず、残念な思いをした参加者の方も多くおられたようですが、事故もなく、盛況のうちにイベントを終えることができました。大会委員長の村岡さんをはじめとする地元アングラーの皆さまのご協力と、賞品の協賛、ブース出店等で盛り立てていただいたメーカー様に心より御礼申し上げます。
釣り河北では今後も継続的にこのようなイベントを企画していく予定です。次回以降も皆さまにお会いできることを楽しみにしております!!
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