釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

仙台湾のワラサに熱くなる!

編集部 2021年3月22日 更新

仙台湾の秋の人気ナンバー1ターゲット!ワラサジギングが今季も好調だ。2014年10月5日(日)、塩釜の船宿えびす屋主催により行われた「第8回 仙台湾ジギングバトル2014」の模様を取材してきた。

この大会の前週あたりからワラサの釣況が一気に上向き、砂地のメロウドパターンが盛期を迎えている。これからはポイントを東側へと移しながらシーズンは続き、11月一杯から長ければ12月に入ってもワラサ、イナダを狙うことができる。

>>11月1日(土)には「第2回ハヤブサカップジギング大会in塩釜」をえびす屋丸にて開催予定!

参加船全てがポイントに到着した所で競技スタート!船中一斉にシャクり始めた
 
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秋のメロウドパターンは今が最盛期!

取材で乗船した第71えびす屋丸は水深40m前後のポイントから釣り始めた。序盤はしばらく魚の反応の無い時間帯もあったが、イナワラサイズのアベレージを中心に、たま~にワラサと呼べるサイズ混じりでコンスタントに釣れ続いた。イナダ、ワラサの他にヒラメやホウボウの定番ゲストも。

このくらいのイナワラ(イナダ~ワラサの中間)サイズがアベレージ
ワラサシーズン盛期とありポイント周辺の広い範囲に多くの遊漁船、プレジャーボートが集まっていた
レギュラーサイズを連発させ、船中トップの数を釣っていたこちらの方
話を伺うと、まだドッカン釣りの盛期だった90年代からえびす屋のジギング船に乗っているというベテランさんだった。色々なジグを使っていたが、「CB.マサムネ(スミス)」の自作ホログラム仕様のフラッシングが効いていた模様
船中最大はこちらの方のワラサ73cm。リミットメイクできれば上位は確実だったが‥
アベレージより大きい68cmを上げて総合4位にランクイン。60cm前後のアベレージサイズばかりの状況下、ちょっと大きいサイズを加えられるかが勝負の分かれ目になった
近年好調のヒラメやホウボウも多数混じった

釣れてくるワラサはほとんどが58~61cmのアベレージの範囲に入るサイズで、5本のリミットメイクを達成した人は僅差の勝負となった。5本の中に1尾でも多く60cm台を混ぜた人が上位に入った。

ハガツオなどは上のレンジで食うこともあったが、多くはメロウドを意識した砂底のスライドアクションでの釣果。定番のロング系のメタルジグでしっかりシャクり、速く鋭い動きで最後まで誘いきった人がよく釣っていたようだった。

仙台湾のワラサシーズンはまだまだ11月一杯は続く見込みで、若干の日ムラはあるものの、連日よく釣れている。11月1日(土)には今回と同じえびす屋の所属船を使って「第2回ハヤブサカップジギング大会in塩釜」も行われる。通常の乗り合い料金プラス1,000円の参加費で参加賞や豪華入賞賞品を手にできるチャンスなので、時間が取れるようなら試しにエントリーしてみては?

なかなか数を揃えられない人もいたが、終盤にはバタバタと連続ヒットする場面もあった
最近はスロー系のジグを併用する人も多く、こちらの方はシャウト!の「ストロボ」でフグをキャッチ(リリース)
競技終了後、船上計測。「ほとんど同じサイズなのでどれを計測すればいいか並べてみないと分かりません‥」
船長確認のもとそれぞれ5匹の長さを計測してから帰港した

>>大会結果はこちら

今回乗船した「えびす屋」の大型高速船・第71えびす屋丸と我妻大船長。代表の伊藤栄明さんは塩釜遊漁船組合のリーダーも務め、ワラサジギング、船カレイなどの人気釣り物をけん引してきた。
■予約TEL:022-362-2220

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※取材協力/えびす屋(宮城・塩釜まがき港)TEL: 022-362-2220

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