三陸イカジグ乗り漁好!
8月18日に大船渡小石浜の億幡丸でイカジギングへ行って来ました。今回はコモジグの薦田さんをお迎えしての夏イカ釣行。ですが、通常夕方6時出船の所を午後2時に出船して、先に青物ジギングをしてからイカを釣る欲張りなリレー船企画です。自分はその前に午前中別の船で青物ジギングをして来たのでトリプルヘッダーでしたが(笑)
※2014年8月掲載の記事です。
午後2時に小石浜港を出航。綾里崎の前のポイントからまずは青物ジギングをスタート、1投目で自分にヒラメが1枚釣れて来ますがその後は…、まだ18日の時点では大船渡沖は青物が薄く簡単には釣れない状況だったのですが、それでも何か釣れると信じて頑張りましたが、状況が厳しくアイナメが数本釣れるのみ…。
今日はダメかなとあきらめムードが出て来た頃に薦田さんにヒット!底から20mくらい上でのヒットだったのでついに青物が来たかと思いましたが、上がって来たのはヒラメでした。
大船渡沖の青物、その後20日からだいぶ群れが入って来たらしく釣果が上がっている様です。あと2日早く群れが来れば良かったんですが‥。これからは青物も釣れますので、青物ジギングとリレーでのイカジグもオススメです。
好スタートを切った今季!
冬のヤリイカまで長く楽しめる!!
夕方になり、いよいよイカ釣りの準備。通常は湾外の100mラインでの釣りになるのですが、潮の流れが速く、急きょ湾内での釣りになりました。
起喜来湾のど真ん中、水深60mのポイントにアンカーを入れ、暗くなるのを待ち6時半に漁り火を点灯。イカが集まるまでご飯を食べ、少し待ちます。徐々にイカが集まって来ていよいよイカジグスタート。まずは底からイカの居る棚を探って行きます。
始めは底付近が当たりダナですが、だんだんイカの群れが浮いて来ますので「何mスタートの何mで釣れたか」タナを同船者同士で教え合い、そのタナを効率的に探ると手返しが良くなり、釣果に繋がります。釣り方は何度かしゃくりを入れながら巻き上げ、止めた時に竿先をぐっと押さえるようなアタリが出るのが基本なのですが、この日はしゃくり続けて少し止まるタイミングでイカが乗ってくるパターンでした。
後半、このパターンが分かってからはさらにペースアップ!夜の10時15分まで釣り続け、自分はしゃくりが強いのかテーリングばかりして居ましたがそれでも40杯!薦田さんはさすがの80杯!一番最初にパターンを見付けて釣った船長が100杯!!
湾内なのでイカは薄いかなと思われた今回のイカジグ釣行ですが、思った以上にイカが集まり好釣果に恵まれました。まだスルメイカのサイズはシーズン始めのため小さいですが、甘みがあり柔らかいその身は、美味しく食べる楽しみもあり家族にも喜ばれます!
今回のポイントは湾内で水深60mと三陸のイカ釣りにしては浅い方ですが、今回使ったジグはKOMOの「イカジグEVO2」の80gと100gでした。もっと軽いジグでも釣りになるのですが、大きい位のシルエットがスルメイカには良いのか軽い物よりも釣果は良かったです。
カラーはやはりスルメイカは夜光カラーが大好きな様で明るい夜光カラーの反応が良かったです。ドロッパーの浮きスッテは今回は付いても付かなくても釣果に差はありませんでしたが、渋いときは浮きスッテだけに反応が集中するときもありますし、活性の高い時は 2杯ずつ(ダブルで!)釣れるのでこちらも準備しておきましょう。
三陸の夏イカジギング!これからしばらく楽しめます。イカもこれからどんどん大きくなっていきますので、ぜひイカジギングチャレンジしてみて下さい。
■詳細はこちらの公式サイトをご覧ください。
http://www.komo1091.com/product/ika.html
■ロッド:シマノ NEW セフィアCI4+ボートS700L-S
メジャークラフト KG-ONE KGE-S702NS/st
■リール:ダイワ セルテートハイパーカスタム3500
■ライン:サンライン スーパーブレイド5 0.8号200m
ポケットショックリーダーFC 12Lb
■ルアー:コモ イカジグエボ2 80g、100g
シマノ NEWセフィア フワフワスッテ
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陸前高田市内の気仙川流域に育ち、アユ釣りや渓流釣りを得意とする上州屋新盛岡店スタッフ。海のルアーなども大好きで、三陸の青物やロックフィッシュなど、小物から大物まで色んな釣りに挑戦している
※取材・テキスト/大坂章
※取材協力/上州屋新盛岡店(岩手・盛岡市)
■新盛岡店公式ページアドレス
http://www.johshuya.co.jp/shop/shop.php?s=114