釣行記

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「塩釜ボートロックトーナメント2012」開催!

編集部 2021年4月18日 更新

震災後、仕切り直して第1回大会として開催!

4月15日(日)、宮城県仙台湾周辺を会場に「第1回 塩釜ボートロックトーナメント2012」が開催された。

この大会は、宮城のボートロック界をリードしてきたルアーガイド船 アーネストの船長、佐藤尚行さんが企画したもの。年々、人気が上昇傾向にあるロックフィッシュの発展、アングラーの技術向上、そして釣り界のさらなる盛り上がりに期待し開催された。

恒例となった同大会も今回で3回目。しかし、前回が震災直後で断念。今回が震災1年後という節目であることから、1からのスタートという意味も込めて第1回と称した。

4時30分、受け付け開始。どの船になるのか?釣り座は?すでにバトルモード突入
受け付けを済ませ、3隻の大型船に乗り込む参加者たち
ピュア・フィッシング・ジャパンテスター陣が集結。釣りドルのみっちぃも応援に駆け付け、大会に華を添えた
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アタリは少なかったが、ビッグワンに恵まれた

人気上昇中のロックフィッシュ。年々女性の参加者も増え、今大会は5名がエントリー。中には男性陣をも凌ぐテクニックの持ち主も

当日は、宮城県内はもとより山形、福島、岩手から、腕自慢の女性5名も含めた、65名の参加者が塩釜港に集結した。

4時30分より受け付けを開始し、6時に大型船3隻で出港。乗り込んだのは、えびす屋51、71、かもめ7のいずれも大型船。この大会ではいつもの小型船とは違い、大型船に20名前後で乗り込み、一斉に競技するのも大きな特徴になっている。

7時頃にポイントに到着し、一斉に実釣スタート。釣り場は田代・網地島周辺の岩礁地帯。当日の状況は、北東の風少々、水温は雪シロの影響もあり6.9℃とやや低め。水色はうす濁りで、潮は小潮、潮流が速く、釣りづらい条件だった。まだ本格シーズンにはちょっと早いようで、魚の活性も低かったが、カケアガリやスリット、カケ下がった深場等から大物がヒットした。

実績の高い田代・網地島周辺。水深5~20m前後がポイント。白熱したバトルが展開された
状況の変化をつかんで待望のターゲットをゲット
数少ないアタリを確実にモノにした選手が上位に食い込んだ

13時にストップフィッシング。この大会は、ロックフィッシュ(アイナメ、ソイ類)3本の総重量を競う形式。リミットメイクしたアングラーは数人だったが、ベッコウ、アイナメの他に、40cm近くのナメタガレイも!表彰式までの間には、佐藤さんがフィールドテスターを務めるピュア・フィッシング・ジャパンの商品展示、最新作の試投会、キャスティング講習会なども行われた。

検量の結果、優勝と準優勝が同ウエイトとなるが、釣り上げた匹数で順位を決定。準優勝は今大会最大となる57.5cmのアイナメを含む2匹を釣った多田智弘さん。優勝は良型をリミットメイクし、シビアな状況下にも関わらず、7匹を入れ替えしてウェイインした仁藤誠さんに決定した。パルスワームをローテ―し、カケアガリを転がすように丹念に攻めたのが功を奏したとのこと。

【協賛】
ピュア・フィッシング・ジャパン、がまかつ、サンライン、エコギア、メガバス、モーリス、テイルウォーク、シマノ、グローブライド(DAIWA)、フィッシングサンリバー、杉原産業

検量では重量感たっぷりのベッコウゾイやアイナメが次々と持ち込まれ、大きな賑わいをみせた。50UPは計7匹。中には40cm超のナメタガレイが持ち込まれる一幕も
今大会最大魚は57.5cmのアイナメ。一升瓶級に一同唖然
検量の合間に新製品の試投会が行われた
低活性で苦戦を強いられる中、7匹の入れ替えに成功。圧倒的な強さで見事優勝を果たした仁藤さん
終了間際にリミットメイクとなる良型アイナメをキャッチし、見事、レディース賞を獲得した高橋めぐみさん
上位入賞者の皆さん。左から5位の鈴木正美さん、3位の千葉健一さん、優勝の仁藤誠さん、2位の多田智弘さん、4位の相原泰さん
地元宮城県をはじめ山形県、福島県、岩手県から集まった総勢65名の皆さん
新製品を紹介するピュア・フィッシング・ジャパンの立原氏
大会を主催した、アーネストの佐藤氏が今大会の総評を述べた

※解説/佐藤尚行
※取材協力/アーネストTEL:090-3641-4621
えびす屋TEL:022-362-2220

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