釣行記

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ハンター塩津の離島磯ロックツアー 平島編

塩津 紀彦 2021年4月19日 更新

離島磯釣行リポート!前回の田代島編に続く2本目は女川の平島編です。江島のすぐ隣にあるここは、アイナメだらけの夢の島。この日もスポーニング盛期のパラダイスっぷりを発揮!というかハンター塩津がスゴすぎます!!
※2011年11月掲載の記事です。

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スポーニングは今まさに最盛期!

2日目は女川・江島列島内に位置する通称「ドリームあいなめアイランド」と呼ばれる平島へ行ってきました!

日の出とともに海上タクシーなべちゃんに頼み、磯へ渡してもらいます。

「今日はアイナメ祭りになっからな~」
と、意味深な言葉を残して船頭さんが立ち去り、いよいよスタートフィッシング。

こちら側の海は仙台湾側と違い水深もあるうえ、外洋から常にいい水が入るので、濁りもほとんど取れていて、いい気配の水色になっています♪

そして水色が良いと反応も良好。開始一投目からナイスバイトです。しかし、今日は気合いの10インチパワーワームに#4/0フックなんでなかなかノリません。
※当日の活性や魚の着き場を手っ取り早くチェックするのには、アピール力のある「強いワーム」がオススメです。

アタリの感じからして活性はかなり高そうです。とりあえず今回は、スポーニング絡みの動きの魚がメインになるので、スポーニングエリアをチェック。

するとすぐに一発吸引系ナイスバイト!

43cmのオスあいなめ君

10インチにかぶり付く肉食系男子です♪

その後もバイトは頻発しますが、狙いの奴じゃないので大移動。

↑こういったワンドが平島のスポーニングエリアになっています

とりあえずもう少しスポーニングエリアをチェックしてみます。さっきオスが釣れたので、おそらく今の平島界隈は…

「スポーニングに入った第一陣のオスがエリア内にいる感じで、潮が効くアウトサイドエリアには、入る前のメスがいる感じなのかな~?」
ってとこでしょうかね。

そしてちょいと探ると予想的中でオスの48cmが顔を見せてくれます♪

ナイスゴールデン!

オスは簡単に釣れるので、そうなると次はメスが気になります。

ちょっと潮が効くミドルレンジへ移動。しかしビッグワームで反応が出るものの、微妙なバイトばかり…。とりあえず魚を確認してみようとパルスクローへルアーチェンジ。すると…。

30cm台のまだスポーニングに絡んでいない個体が怒濤の入れ食い。10本くらい釣るも、型が出ないのでちょい移動。

今度は潮が効くスポーニングエリアそばのシャローへ。すると答えはすぐに返って来ます♪

46cmのママあいなめゲット

スポーニングの魚は複数で動くので、まだいるでしょうと辺りを探ると…。

「ごん♪」

ちょいサイズアップの47cmのママあいなめ。
そしてさらに追加の一発

パルスワーム6インチで47cmのママあいなめ。答えはほぼ出揃った感じです♪

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もっとデカいのを狙っちゃいます!

これでも充分な釣果ですが、こうなると欲がでちゃいます。

「デカイの狙っちゃいましょう!」
ってことで、バルキーなパワーワーム5インチに#5/0フックの男前仕様で勝負。

すると「こん」っとバイト到来。

気合いの全力アワセでぶっ飛んできたのは、お呼びでなかった30ちょいのアイナメくん。こいつを喰うとは将来有望ですね(笑)。

さて気を取り直してキャストを続けるも、バイトは有れどさすがの男前仕様、なかなか乗る魚はいません…。

が、遂に「ごん♪」っと一発吸引系のトキメキビッグバイト到来!アワセと同時に手元にきた重量感…。ヤバイのキタカモ~♪

出ましたビッグなママあいなめ様降臨!サイズは56.5cm。

アツいサイズの登場です。やはりスポーニング一陣のママはデカイ!

「じゃあ最寄りのスポーニングエリアには彼女を射止める素敵なビッグなオスがいるかも?」とプチ移動。

しばらく探ると…
「ごん♪」とイケイケのバイト。

フッキングがキマり、高根を無事にかわし浮上した巨体に目が点…。そして一気にぶっこ抜きランディング。

スーパーゴールデン肉食系男子ゲット!
サイズはママよりはちょっと小さい55.5cm♪

オスはパワーがあるし、膨張カラーの金ちゃんなのでもっとデカイかと思いましたよ…。

さて、その後は数釣りになってしまいなかなか型が出ません。帰りの時間も近付き、5インチパワーホッグへの反応があって取りこぼした場所を、パルスクローで拾い釣りしながら、いま来た道を戻ることにします。

「最後にもう一本出ないかな~?」と思いながら釣り歩いて行くと、スポーニングエリア外側のミドルレンジで「モソモソ」っと渋いバイト。

フッキングと同時にロッドに伝わる重量感…
「50アップ確定だぁ~!」
と浮かれながらランディング。

太い!そしてまさかの短さ…(苦笑)。

49.5cmの極太ママあいなめ。

さて、そんなこんなで今回の釣行は終了です。確かに「アイナメ祭り」でした(笑)。

これからがまさに最盛期のロックフィッシュ。ボートロックに磯ロック、ぜひ皆さんもハイシーズンのロックフィッシュに逢いにお出掛け下さい。

【使用タックル】
・ロッド:ニューロックスイーパー722EXH MGS(アブ・ガルシア)
・リール:Revo Elite IB(アブ・ガルシア)
・ライン:FCスナイパー16Lb(サンライン)
・ワーム:パワーホッグ5インチ、パワーワーム10インチ、パルスワーム6インチ、ガルプ!パルスクロー3インチ(いずれもバークレイ)

[江島と平島]

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PROFILE:塩津 紀彦

磯ロックがブームになる以前から牡鹿半島の磯に通い、50UPベッコウ&アイナメを狙っていたロックフィッシュハンター。険しい、キツイ、危険の3Kを乗り越えながら、数々のモンスターを仕留めてきた。茨城県在住。チーム・ハンター所属。ピュア・フィッシング・ジャパン、サンライン、パズデザインフィールドテスター

 

※取材・テキスト/塩津 紀彦

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