釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

[連載]仙台湾ルアーフィッシング大攻略(プレミアム版)第四回 ロックフィッシュ サマーパターン攻略!

佐藤 尚行 2020年8月19日 更新

連載:佐藤 尚行さん 仙台湾ルアーフィッシング大攻略
※この記事は2014年7月にプレミアムメルマガで配信したものです。

[PR]

第四回 ロックフィッシュ サマーパターン攻略!

今回のテーマはずばり夏です!この記事が出る頃はもう真夏?!

夏は水温の上昇にともない食いが悪くなる時期でもあります。ワームの天敵フグの猛攻に遭うことも多く苦労することが多い時期です。しかしこんな時期だからこそフィッシングパターンがはっきりするのです。

まず最初に水温です!簡単に「水通し」など言われますが、なかなか分かりにくい事が多く、釣れた後の結果論として語られるケースが多いように感じます。私は五感を第一に重視していて、まずは涼しげと感じる場所にエリアを絞り、サラシや海流などを見極めながら考えて行きます。

涼しげな場所や海流などがあっても実際に確認するとほとんの場合で水温が下がったりする訳ではありませんが、実際、このような場所で釣れているのです。その中でも何個かキモがあるのです。

春や冬などと違い真夏に関しては、ベイトに対する意識より環境を優先しているように感じます。冬や春先に比べシャローエリアでは様々なベイトが豊富なため、心地よい環境に身を置こうとするのではないでしょうか。心地よい環境で効率良くエサを食べるから夏のロックフィッシュはコンディションが良いのかもしれませんね。

もう一つのキモは水中のシェードです。水面上からだと水中のシェードまでは見えないと思われるかもしれませんが、その日の天候に合った偏光サングラスで水中を注意深く観察してみて下さい。必ず水中のシェードに気が付けるはずです!

和真メガネのTALEX偏光レンズを愛用!レンズカラーも複数を使い分ける

こんな感じで真夏のロックフィッシュは楽しめますが、最後に釣り方。状況に応じて色々とあるのですが、ロックフィッシュの釣り方は大きく分けてスイミングパターンとカニパターンと言われるズル引きに近い釣りに分かれますが、この基本的な釣り方ですとフグの猛攻にあうこともしばしばです。

フグの猛攻を避けるためにはまずスピードUP!!シンカーを重くし、フォールスピードを速く、リフトも速くしていくことにより多くのフグを回避できます。シンカーを重くすると根掛かりのリスクも増えていきますが、感度の良いロッドで上手に回避して下さい。真夏のロックフィッシュゲームが楽しくなること間違いなしです。

私の最近のハマリはバークレイ「パワーゴビー4インチ」のシャロースイミングパターンです。シンカーは21g以上で、スピードとワームのボリュームでフグと小魚を蹴散らしデカロックだけのバイトを楽しみます!掛かればほとんど45UPですよ。フックは4/0くらいの大きめで!真夏の熱いロックゲームの参考になればということで、お楽しみ下さい!

夏の日差しのもとで釣るロックフィッシュも最高ですよ!
PROFILE:佐藤 尚行

ルアー船EARNEST(アーネスト)ガイド。バストーナメントに6年間出場した経歴を持ち、海にフィールドを移した現在も新パターンの研究やターゲットの開拓に力を入れる。サンライン、ピュア・フィッシング・ジャパン、がまかつ、ティクト、メロン屋工房、和真メガネのサポートを受ける

 

関連カテゴリ