［連載］仙台湾ルアーフィッシング大攻略（プレミアム版）第七回 ビッグベイトのロックフィッシュゲーム
連載：佐藤 尚行さん 仙台湾ルアーフィッシング大攻略
※この記事は2014年12月にプレミアムメルマガで配信したものです。
第七回 ビッグベイトのロックフィッシュゲーム
ロックフィッシュゲームでビックベイトといった場合、私の定義するところでは40cm以上のアイナメしかフッキングさせないような大型のソフトルアーにオフセットフックのサイズもワームに合わせて3/0以上を使用するようなものを指します。
ワームの種類は、横に大きくバルキーなタイプのビックベイトと縦に大きいロングカーリー的なワームに別れると思います！最近噂のイールは後者の種類です。
ロング系のワームにはストレートオフセットフックのがまかつワーム34ETや321を使用し、バルキー系のワームを使う際には316や321を使っています！
ワーム34の貫通性、掛かりやすさをそのままにロングカーリー系のワーム用に進化！
テキサスリグ全般に使いやすい形状のオフセットフック。特にホッグ系に好適。トーナメントグレイドワイヤー採用で強さも十分！
■ワーム316（がまかつ）
エキストラワイドゲイプとヘビーワイヤー仕様が特長のビッグワーム対応フック
ビックワームで釣りを楽しむ際に重要なのがフックサイズと形状です。特にバルキー系の場合はフックのゲイブ幅がワームの幅以上の物を選ぶのが理想ですが、扁平したワームではフックセレクトに悩む場面も多くあります。ルアーが魚の口に入った時にフックポイントが出て上手くフッキング出来るか？といった風にイメージしながら挑戦してみて下さい！
ロックフィッシュにおけるビックワームゲームの楽しさですが、まず一つに通常多く使われるワームサイズよりも強烈で深いバイトが得られる点が挙げられます。デカいエサを捕食するためか（!?）大きく口を開け、最高の吸引力でバイトしてくれる事が多いのが楽しい点です！
コツコツバイトだとビックワームでの釣りではフッキング出来ないことが多いので、「ドゥン」とか「ツゥン」とかの異音系バイトを期待して釣ります！フッキングにはかなりのコツが必要で、難しい部分も多い釣いため、挑戦するのなら覚悟と根気が必要な釣りになります。気軽にビックベイトを投げれば大きい魚が釣れるというわけではありませよ！！
ビックベイト＝ビックフィッシュとうい考えもありますが、目標サイズを上げれば上げるほどなかなか釣れないのと同じで、ビックベイトを使い込んで狙いの魚を釣るのはそう簡単なことではなく、もの凄く精神力の必要な釣りとなるのです！
ビックベイト＝ビックフィッシュやマッチザベイトなどといろいろな言い方、考え方がありますが、捕食に対するフィッシングパターンはアングラーにとっても永遠のテーマになることかもしれませんね、私のビックベイトに対する考えとしては、まずはマッチザベイト優先でその日の魚のコンディションがマックスか？アベレージサイズは？などの状況判断を行い、その結果次第でビッグベイトを使用するかを考えています。有名ハンターのような優れた状況判断力が必要になり、判断力とテクニックを鍛えられる釣りだと考えています。ハンター塩津からの意見も聞きたいものです！！お楽しみに。
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ルアー船EARNEST（アーネスト）ガイド。バストーナメントに6年間出場した経歴を持ち、海にフィールドを移した現在も新パターンの研究やターゲットの開拓に力を入れる。サンライン、ピュア・フィッシング・ジャパン、がまかつ、ティクト、メロン屋工房、和真メガネのサポートを受ける