釣行記

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[連載]仙台湾ルアーフィッシング大攻略(プレミアム版)第八回 ディープロック!

佐藤 尚行 2020年8月19日 更新
2月12日にキャッチされたクロソイ

連載:佐藤 尚行さん 仙台湾ルアーフィッシング大攻略
※この記事は2015年2月にプレミアムメルマガで配信したものです。

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第八回 ディープロック!

厳冬期のロックフィッシュゲームとして多くのアングラーに楽しまれるようになってきたディープロック。アイナメや大型のクロソイ、メガメバルを狙える釣りで、春ロックや秋ロックなどとも違いがあり、まだまだ開拓の余地がある釣りだと思っています!この記事をご覧のアングラーはポイント開拓よりも釣り方のキモが気になる部分だと思うので、私がいま考えている釣りの中から断片的にですが、少しだけヒントを公開したいと思います。

まず一つが、ブレードの有効性について。私なりに色々検証した結果、ベイトに反応している状態ではブレード無しの簡単なテキサスリグやジグヘッドが有効だと感じています。反対にベイトの気配が無く、魚が全体的に沈み気味の時にブレードを装着すると、ブレードが効果的にはたらく場合が多いように思います。

実際に水中の様子を見たわけではないのですが、多くのベイトが居る中でブレードを使うとフラッシングのキラキラでベイトが散ってしまうケースがあるようなのです。しかし、パニックアクションが良い結果を呼び込むケースも考えられるので、ベイトがいる中でブレードを使うのがダメだというわけでもありません。ここで言いたいのは、ブレードが付いたから釣れるのではなく、無いほうが釣れる場合も多いということです。

次に凄く重要なのが、シンカーウエイトです。場合によってはワーム選びより重要な部分だと思われます。前にもココで説明したように、ベイトフィネスとかラインの太さや種類にもよって違いがあり現場でもなかなか説明が難しい部分ですが、簡単に説明するとキモはフォールスピードだと思います。

リアクションバイトやベイトパターンなど、魚の捕食状況にもいろいろとあると思いますが、シンカーウエイトによりフォールスピードが変わり、それによって食いがかなり違うということを頭に入れておきましょう。ワームの形や色などを考えながらの釣りも楽しいですが、シンカーウエイトを調整して楽しんでいるアングラーはまだ少ないと感じています。シンカーワーク一つで釣りの幅が広がりレベルアップの近道になると思いますよ!シンカーのウエイトについては、現場の状況や天候、船の操船などなど、色々な環境にも左右されるのでご注意下さいね。

約10年前に少しずつ開拓のされてきたディープロック。まだまだ未開拓な仙台湾で釣り方やパターンの発見に頑張っています! 天気や釣果などリスクも多い釣りですが、今後も可能性ある限り釣り続けて行きたいので、興味あるアングラーは遊びに来てください!!

産卵後のタラが浅場で荒食いを始める季節。水深15mくらいまで接岸することも

快適な視界を確保するための偏光グラスも重要なアイテム。私は和真メガネさんで作ったタレックス偏光グラスを使っているのですが、タレックスレンズに「ラスターオレンジ シルバーミラー加工」が登場しました!さっそくジールのフレーム「ヴェロ2・ブラックグリーン」に合わせて作ってもらいました。これはオレンジといっても薄めのブラウンみたいな感じで、凄く自然な見え方のするレンズです。定番の「トゥルービュー」などと共に定番の人気カラーになると思いますよ!!和真メガネ長町本店で作れますので、よろしくお願いします。

TALEXの偏光レンズに「ラスターオレンジ」が新登場!詳細はザ・モール仙台長町3階、和真メガネ仙台長町店(TEL:022-308-2911)へ!

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PROFILE:佐藤 尚行

ルアー船EARNEST(アーネスト)ガイド。バストーナメントに6年間出場した経歴を持ち、海にフィールドを移した現在も新パターンの研究やターゲットの開拓に力を入れる。サンライン、ピュア・フィッシング・ジャパン、がまかつ、ティクト、メロン屋工房、和真メガネのサポートを受ける

 

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