釣行記

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  • エサは餌屋! 第6回「こんなにあった!保存エサ&冷凍エサ」

    つりえさマリン 2020年8月27日 更新

    プレミアム連載:エサは餌屋!
    第6回「こんなにあった!保存エサ&冷凍エサ」

    普段、何気なく買って使っている釣りエサの基礎知識からちょっとした小ネタまでを紹介する連載企画。第6回は活きエサが手に入らなかったり、活かしておけないような状況で便利な冷凍エサや保存エサについて、つりえさマリン仙台新港店の丹野社長と和地店長に訊いてきました。つりえさマリンではオリジナルの冷凍エサも充実。中には手に入るかどうかはタイミング次第というレアなものも!

    ※この記事はプレミアムメルマガの連載記事として2013年11月に配信したものです。

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    【アミブロック】

    ■ターゲット:アジ、サバ、イワシ、チカなど
    防波堤のサビキ釣りのコマセには欠かせない冷凍アミ。小さな赤いエビをブロック状に固めて冷凍したもので、イサダブロックとかアカアミ、アミコマセなどとも呼ばれる。防波堤や磯釣りのほか、仙台湾のアジ釣り(ビシ釣り)やドッカン釣りにも使われる。巨大なブロックになっているものを切り分けて販売。しっかり凍っているものは解凍に時間がかかり、特に寒い冬はなかなか解凍しないので注意が必要。

    つりえさマリンで使っているアミエビは、どうしても入手困難な季節を除き、厳選した三陸産のイサダアミを仕入れている。イサダアミと呼ばれるのは標準和名でツノナシオキアミという種類で、三陸沖で春先から大量に漁獲されるもの。なお、どうしても三陸産を入手できない夏場の一時期などは韓国などの大陸産を使う場合があるが、こちらは不純物が多く混じるなど質がかなり落ちる。

    【オリジナル塩蔵アミエビ】

    ■ターゲット:アジ、サバ、イワシ、チカなど
    アミブロックと全く同じイサダアミを塩漬けにして、常温で保存できるように加工したもの。塩、独自のパウダーとともに大量に発酵させたものを密封パックしており、パックを開けたらそのまま使えるのが特長。完全に密封されているので漏れる心配などは無いが、ニオイが強烈なので注意が必要。使用時はスプーンなどがマスト。冷凍より釣れないイメージがあるが、ほぼ同等の寄せ餌効果に期待できる。
    大、中、小と用途に合わせてサイズを使い分けられる

    【大漁生イカ】

    ■ターゲット:オキメバル、ソイ、タラ、アナゴなど
    イカを開いてそのまま冷凍パックした市販品。オキメバルやソイ、タラ、アナゴなど、適当な大きさに切って様々な魚種に使える。

    【赤イカ】

    赤イカ
    ■ターゲット:オキメバル、ソイ、アジなど
    生イカを食紅で赤く染めた商品。紅い色付きなので、赤色を好む魚種には通常のイカよりアピール大。オキメバルなど沖釣りの根魚類に有効なほか、小さく切ればアジビシ釣りの赤タンなどにも使える。

    【オリジナル冷凍イカ切り身】

    ■ターゲット:アナゴ、メバル、ソイなど
    新鮮なスルメイカを短冊状に切って冷凍したマリンオリジナル商品。そのまま必要な数だけ解凍して使え、仙台、塩釜周辺のアナゴの投げ釣りのエサとして人気がある。船のアナゴ釣りやソイ、メバルの根魚などにも有効。

    【蛍いか】

    ■ターゲット:オキメバル、ソイ、アイナメ、カサゴ、ハチメなど
    市販品の蛍イカパック。ホタルイカをそのまま冷凍してあり、沖釣りのオキメバルなどの定番エサ。アイナメやソイなどの根魚の好物なので、冬場の根魚釣りの特効エサとしても人気。エサ付けは、そのまま使う場合と、外套を取って頭と内臓だけ使う場合とがある。

    【オリジナル蛍イカ】

    ■ターゲット:オキメバル、ソイ、アイナメ、アカムツなど
    独自ルートで仕入れた本場北陸産ホタルイカを冷凍パック。生食用の新鮮なホタルイカを独自の手法で冷凍しているので、色合いもいいと好評だ。中深場のオキメバルや仙台湾、三陸などの根魚のほか、近年人気のアカムツなどにも◎。写真の小パック以外に、シーズンにより徳用パックも販売している。

    【オリジナルヒイカ】

    ■不定期入荷!
    市場に入荷したヒイカ(ジンドウイカ)をそのまま冷凍したもの。サイズは入荷状況によりマチマチで、売り切ったら終了なので入荷は不定期。大型はそのまま丸ごとタラや青物など大物釣りに、小型のものや切り取った身はオキメバルやソイなど根魚全般に有効。

    【花エビ】

    ■ターゲット:マダイ、ハナダイ、根魚ほか
    マダイの一つテンヤ釣法用の冷凍エビ。最近話題のバナメイエビやブラックタイガーなどは頭が落ちやすく、頭の無い身だけで流通されるが、この花エビは頭が落ちにくいのが最大の特長。日本各地でテンヤ釣りのエサとして使われてきた、生や冷凍のサルエビともそん色ない食いの良さ、エサ保ちの良さで好評。また、市販の花エビのほか、同じ種類のやや小ぶりな尾頭付きエビが入荷していることがある。これは生産時に省かれた半端もので、値段はいくらか安いが、頭の落ちにくさは花エビと同様なので、メバルやアイナメなどの根魚釣りのエサとして最高。運よく見付けたら確保しておきたい。

    【薄切り塩サバ】

    ■ターゲット:オキメバル、タラ、ソイなど
    サバの身を薄めにおろして、皮目を活かして塩漬けし、そのまま密封冷凍した商品。仙台湾ではオキメバルなどの特効エサとして有名。半身の2枚入りなので、ハサミや包丁で適当な大きさに切って使う。サバは見た目と匂いの効果で食いが抜群なうえ、皮が丈夫なためエサ保ちも◎。冷凍前に薄く切ってあるので、ヒラヒラとした動きのアピールも期待できる。

    【オリジナル塩サバ短冊】

    ■オキメバル、ハチメ、メバル、アイナメ、アナゴなど
    オリジナルの塩サバを短冊状に切って冷凍したもの。そのまま使えるサイズに切ってあるので、オキメバルやクロメバル、ソイなどの沖釣りに便利。アイナメ、アナゴなどの投げ釣りやドンコ、ソイの探り釣りなどにも使える。冷凍庫で保管できるので、常備しておいて非常用エサにもおすすめ。

    【徳用塩漬さんま】

    ■タラなど
    3枚おろしにしたサンマの半身を塩漬けにして、真空パックに冷凍したにもの。丸ごと1枚または半分に切ってタラ釣りに適。適当なサイズの短冊に切れば、メバル類やソイ類、アナゴなどにお得に使える。

    【さんま切身】

    ■アナゴ、ソイ、ドンコなど
    塩サンマを1~2cm幅に切ったパック商品。船、投げのアナゴやオキメバル、クロメバル、ソイ、アイナメ、ドンコなどの根魚釣りにそのまま使える。

    【オリジナル塩サンマ短冊】

    ■アナゴ、根魚全般
    つりえさマリン独自のパウダーとともに塩漬けにした新鮮なサンマを、短冊状の切り身にして冷凍。アナゴや根魚に高実績。冷凍しておけば保存も効くので、他のエサが無くなったときなどのために常備しておくのもいい。

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    つりえさ倶楽部マリン

    [つりえさ倶楽部マリン仙台新港店] 仙台新港の玄関口にあり、釣りの最中に足りなくなったエサや仕掛けの補充にも便利。地域トップクラスを誇る活きエサの品ぞろえはもちろん、冷凍エサや釣り具もお買い得。平日4時半~、土日祝日4時~の早朝営業なので、船釣りの出船前に入り用の際にもおすすめ!
    ■TEL 022-786-3580

     

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