エサは餌屋! 第8回「日常的に行う簡単リールメンテ!」
プレミアム連載:エサは餌屋!
第8回「日常的に行う簡単リールメンテ!」
普段、何気なく買って使っている釣りエサの基礎知識からちょっとした小ネタまでを紹介する連載企画。今回は釣りエサからは少し離れて、リールのメンテナンスについてつりえさマリン仙台新港店の和地店長に訊いてきました。
リールの性能を保つために最低限のリールのメンテナンスは欠かせません。今は水洗いが可能なリールがほとんどになっており、ここで紹介しているのは水洗い可能なリールのケースです(水洗いできないモデルは内部構造が錆びる原因になる場合もあるので注意)。塩分や汚れをしっかり取って、回転部分などにはオイルを注油します。なお、今回は日常的に行うべき簡単なメンテナンス方法を解説しています(グリース等を使用した長期的なメンテナンスではありません)。それではいってみましょー!
※この記事はプレミアムメルマガ連載として2014年1月に配信したものです。
ベイト・両軸リール編
【1】水洗いする
☆ラインを長く使いたい場合
桶などに水を張ってスプールを1日ほど浸ける。塩抜きが終わったらよく拭いて陰干しし、オイルをしっかり念入りに注油する。
【2】注油方法
スピニング編
※撮影用に投げ専用リールを使用していますが、作業内容はスピニングリール共通です。
【1】水洗い
※週1、2回と使っているならこれだけでもOK。2週間以上空く場合はオイルも注す。
☆スプールの塩抜きをする場合
【2】注油方法
☆オイルインジェクションがあるモデルの場合
☆ラインローラーの汚れをクリーナーで取り除く
※可能であれば内部のベアリングまで掃除するのがベターだが、ここでは省略。
【エサの小ネタ】厳冬期のアオイソメの保管方法
外気温が下がる冬の釣行では、アオイソメの適温より冷えることが多く、釣りの最中もできる限り寒い外気に当てないことが大切。気温が5℃以下に下がるような時は、温度の安定したクーラーボックスやタックルボックスの奥に新聞、タオルに包んでイソメを保管し、使用するときだけ外に出すようにする。さらに、気温が零下に下がる環境では、ホッカイロを使って間接的に暖める場合もあり。
【ホッカイロでイソメをあたためる!?】
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