宮城のクロダイ規制解除！田代島磯釣り釣行

2019年3月に出荷規制が解除されたばかりの宮城県のクロダイが初夏のシーズンに入った。宮城県ののっこみ期は日本海や南の地域より遅く、5月下旬～6月頃からで、田代島はその中でも遅めのスタートになる。

ここでは田代島の大会で多数の上位入賞を果たしている亥飼真司さんが震災後初めて解禁となった宮城のクロダイ釣りを紹介する。

田代島では震災後初めてとなる釣行会

2019年6月23日、田代島（宮城県石巻市）に釣行。牡鹿半島の狐崎周辺からの渡船で田代島の磯に渡りました。

この日は宮城県のキザクラのファングループ[クラブキザクラ仙台]の春の懇親会。3月にクロダイが規制解除となり、震災後初の地元宮城県での開催となりました。

潮の動きが悪い中、参加者13名中、８名が釣果を出して来ました。

【釣行データ】
・場所：田代島　ウノクソ辺りの湾一帯
・枚数：１人０～５枚
・サイズ：30～50cm

入賞者の皆様。参加者の皆様と。これからもクラブキザクラ仙台を宜しくお願い致します。

田代島ののっこみシーズンは遅れ気味？

続けて６月後半の田代島の釣果です。クロダイはまだお腹が膨れてなく、お尻も赤くなっていません。これからといった感じでまだまだ楽しめそうです。

釣果は場所によってのムラは多少ありそうですが、全体的に釣果が出ています。多い方で15枚や11枚といつた好釣果も出ています。

【釣行データ】
・場所：田代島
・釣果：クロダイ１人０～４枚　サイズ30～51cm
　　　　マダイ　１人０～２枚　サイズ30cm前後

マダイは６月後半になってから顔を見せ始めました。大型のマダイも回って来ている様でマダイに切られた方もいらっしゃいます。マダイも今後も期待出来そうな感じです。

牡鹿半島周辺はエサ盗りがかなり出てきましたが、今年の田代島はエサ取りが少なめです。フグ、タナゴが少なく、メバルが一杯いる状況。田代島は7月一杯くらいは楽しめる見込みです。8月になると田代島は厳しくなりますが、網地島が面白くなります。

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※取材・テキスト／亥飼 真司