三陸マスジギング好調持続中!大型真鱒が多数ヒット!!
岩手沿岸のマスジギングがハイシーズンに突入!4月に入ってからは2~3本釣るのは普通になり、一人で8~9本キャッチしている人も。さらに今年は例年以上にサイズもよく、でっぷり肥えた体高のあるサクラマス(真鱒)にも期待できる。上州屋新盛岡店の大坂章さんが大船渡沖からレポート!
青森下北半島沖に続き 岩手三陸沖のマスジギングが好季入り
今シーズンのマスジギングは1月の早い時期に青森下北からスタートし、好釣果が続いています。自分も下北で好釣果に恵まれました。今年はマスの当たり年と言えるくらいマスの数が多いです。
三陸も魚が多く入り早い時期から釣れていましたが、今年は3月中旬に寒流の勢力が強まり、冷たい水が入り水温が下がった影響で喰いが渋くなりました。その急に喰いが落ちた3月16日が自分の三陸一回戦目。その後、大船渡1回、宮古1回と通いましたが、三陸の今季3戦は完全試合で完敗しています。
三陸4戦目は4月3日。前日の4月2日、崎浜より出船したうちの店長が8本釣って船中40本超えと、例年4月頭に来るXデーが到来したようです。これはチャンス到来と思う一方で、それでも外したらどうしょうと迷える子羊でした。
三陸沖マスジギングは4月に入ってさらに好調に!
3時前に起きて3時15分位に盛岡南IC、釜石道が繋がったのでノンストップで大船渡IC。すき家で朝ごはんを食べて小石浜に向かいます。皆さんと挨拶をして出船。
綾里崎のポイントに着くとお馴染みの船たちが集合中。スタートしてからすぐに船中でマスが上がります。右4人、左3人3番目が自分。左後ろ2人だけアタリ無しで残されます。
カモメがいっぱい居て偏光グラスで見ると水面までヨコエビ(スムシ)が浮いています。潮が緩いです。みなさんに遅れてやっと一本目を取ったのは「スパイV100青森店サクラカラー」
取り込みでお祭りして、リーダー切って結び直して、端糸切ったつもりがリーダー切って投入したらジグだけヒラヒラ落ちていくやつ( ̄∀ ̄) はー、久しぶりのマスにテンパってしまった様です。
潮が緩いので得意の「VB100g」で再度投入。2本目は自分の得意のVBで釣れます。それからしばらくアタリが無くなり、困った時の「ナマラジグ」のナマラフォールを、下北でもよく釣れていたマスを意識した新色で試すとすぐ結果が出ます。ナマラジグやはり釣れマス!さらに「鉄ジグスイムライダーショート」のオリカラ、グリーンゴールドナクイグローで一本!
三陸では自己最高記録の8本をキャッチ!絶好のチャンスは続く
その後、潮は普通ですが、風が強くなり船が落ち着かなくなります。頭が厚くて潮を噛む大好きな「スピンドルナロー」の130gを船のイレギュラーな動きで暴れすぎない様に「ロジカル#0」でしゃくります。これがハマり二本追加しマス。
ここから潮止まりのまったりタイム。11時半過ぎまで平和な時間が過ぎて、最後の流しで潮が緩くなり「スピンドルナロー100g」で2本追加します。なんとか頑張って8本、自分の三陸での記録更新です!
水深は60~70m位です。ヒットレンジは38~18mと深めのメロウドのレンジと浅目のヨコエビのレンジと美味しいレンジが2つある好条件でした。さらに水温が上がりタラが少なくなり邪魔が少なかったのが良かったようです。
今回の釣果の要因、例年4月の一週目が大船渡のマスのピークで今年もそのタイミングに合った。入ったポイントが浅めでタラが少ない、イサダ船がいる潮目が朝は灯台の真横、帰る頃にはロケット基地より南下してました。イサダに混じりヨコエビ(スムシ)が水面まで見られる位いた。といい条件が重なりました。
この絶好のチャンスは続いています。この記事を書いている今日(4月7日)も釣れています。このチャンスに是非お出かけ下さい。
■ロッド:ディープライナー ロジカル60 #0
■リール:シマノ オシアコンクエストCT300HG
■ライン:ファイヤーラインカラード1.2号 リーダーフロロ4号
■ルアー:ディープライナー スピンドルナロー100・130g、SPY-V100・130g、VB100g、ナマラジグ100g、鉄ジグスイムライダーショート100g
■フック:がまかつ ワーム329ハンガーHD3/0 自作ダブルフック
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陸前高田市内の気仙川流域に育ち、アユ釣りや渓流釣りを得意とする上州屋新盛岡店スタッフ。海のルアーなども大好きで、三陸の青物やロックフィッシュなど、小物から大物まで色んな釣りに挑戦している
※取材・テキスト/大坂章
※取材協力/上州屋新盛岡店(岩手・盛岡市)
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