旧北上川・追波川 真夏のリバーシーバス
旧北上川下流域で朝イチのチャンスタイムを狙う
地元アングラーの千葉正博さんが加わった取材本番は旧北上川下流域の中瀬周辺からスタート。2時過ぎから始めて、夜明け前後には潮が動いて期待が高まる状況になった。
朝のボイルしている時間帯に宮崎さんが使用。新家邦紹氏が開発に携わり、水面を踊るようにアクションさせることができる。シーバスが水面直下を意識している時に!
少し上流側へ移動し、真野川合流より下流の一帯へ。日中でも釣れる実績ポイントだが、この日はボラが跳ねるくらいで本命の反応なし。時合いを外した感じだったので、少し大きく移動して追波川を目指すことにした。
東北の巨匠と合流し、追波川の有力ポイントをラン&ガン!
朝の通勤ラッシュの中、追波川へ移動。目指した釣り場は定番ポイントの福地閘門。ここからは追波のヌシともいわれる東北の巨匠こと村岡博之さんが加わり、追波川をガイドしてもらった。
ここは岸から手前が掘られていて、沖側が少し浅い瀬のようになっている。デイゲームということもあり全員、邪道のメタルバイブ「冷音(レイン)」を使用。遠投してボトムまで沈めて、遠くのカケサガリと手前のカケアガリを中心に狙う。
引き抵抗が少なく、安定した姿勢で泳ぐよう設計。リフト&フォールなどでもエビになりにくく、トラブルレスで効率的な釣りをできるのが最大の特長。14gと24gがあり、アクション的にベストなのは14g、遠投が必要な時など24gと使い分けるのがGOOD!
「サイファリストフラットセイバー CPFS-99MM/FLAT」(バレーヒル)
千葉正博さんの使用ロッド。フラットフィッシュ用の2016年新製品だが、この99MMは40gまでのあらゆるルアーを使いこなせるオールラウンダーで、遠投性、操作性のバランスがよく、様々なポイントを回るリバーシーバスゲームを1本でこなせる
取材時の実績ナンバー1ポイントで勝負をかける[福地対岸]
上流でも釣れず、再度川を下って先ほど釣りをしていた福地閘門の対岸側の葦原エリアへ。
ここは今シーズン一番といっていいほど釣れているポイント。釣り河北カップでも3位と5位の2人がデイで釣果を上げている。背水の陣のつもりで挑むことに。
おすすめルアー一挙に紹介
その名のとおり、ヨレヨレっとしたスローなアクションで弱ったベイトを演出するシンキングペンシル。ウッドルアーに近い泳ぎでデッドスローからミディアムファーストまで対応。「ミニ」の方が若干キビキビとした動きをみせる
ベイトが小さい時に、スモールベイトが機敏に逃げ惑う様を演出。流れが強くてもしっかり泳ぎ切る点もポイント高い
潜行レンジは0~40cmで、表層を意識したシーバスに食わせられるフローティングミノー。ナイトゲームで水面下のベイトを捕食している時や、流れのある河川のデイゲーム、干潟、港湾など優れたバーサタイル性を誇る
スピンテール系の定番「クルクル」。こちらは従来モデルよりよく飛び、沈みが早く、浮き上がりにくくしたモデル。浮き上がりタイプの「カウンターアタック」と使い分けると◎
水面直下を蛇行アクションで誘うサーフェスゲーム用。バチ抜けゲームで実績のあるルアーだが、水面下のベイトパターンやデッドベイトなどにも最適。95、105、125で若干アクションが異なり、この日の朝はベイトが小さいようだったので95サイズを使用した
夏場は虫除け、日焼け止め対策はマスト
カだけでなく、アブやブヨにも効き目抜群なハッカ油を100%使用した虫除けスプレー。効き目が強く、河川だけでなく山に入る渓流釣りや磯ロックなどでも虫を寄せ付けない。スプレーするとスーっと冷えるので、冷却効果や眠気覚まし効果にも期待できる
「UVレッグガード」(バレーヒル)
腕や脚を日焼けから護ってくれるUVカット素材のアームガードとレッグガード。赤、青、黒の3色。それぞれ手の甲、足の甲まで覆う作りなので、恥ずかしい手首焼け、サンダル焼けを防げる
顔と首の日焼けを防ぐUVカット素材のネックガード。さらさら素材でムレなく快適!
[後日]千葉さん一人残業の結果
結局、取材中はシーバスを上げることができなかった千葉正博さん。翌日に残業を行い、「冷音」でシーバスをキャッチ!
近日中に千葉正博さんがランカーシーバスを狙って奮闘するリベンジ編もアップ予定です!お楽しみに。
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※取材協力/バレーヒル、村岡博之(オライノ)
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