東北ロックフィッシュの春到来!
例年、この大会の後からボートロックが盛期を迎える!
この大会はシーズン最初期ということで、網地島沖から金華山沖にかけての、仙台湾でも外洋寄りのポイントで実釣。数はそれほど多くないものの釣れればデカく、40cm台から50cm前後の良型アイナメが多数キャッチされるのが例年のパターン。この大会の後から本格的なロックフィッシュシーズンが始まるのだが、今季はちょっとシーズンが遅れ気味の雰囲気だった。
この日の水温は8.6~9.2℃くらい。同じ金華山周りでもポイントにより水温が大きく異なった。各船の船長達は互いに状況を確認しながら、水温が高く、シーズンの進んでいそうなエリア、ポイントを狙い撃ち。水温が10℃を越えてくるとロックフィッシュの活性が上がり始め、適水温の12℃を越えると一気に釣れ出すはずなのだが‥。
偏光グラスはタレックスレンズ!
佐藤さん、塩津さんが使っている偏光グラスは「TALEX」のレンズを使用。タレックスレンズは豊富なカラーバリエーションを誇り、用途、好みに合わせた視界を得ることができる。
現在、塩津さん、佐藤さんともに愛用しているのが今季の新色「ラスターオレンジ」。光量の少ない時でも使える淡いオレンジ色のレンズで、水中の様子が立体的にハッキリ見えるので、ロックフィッシュから渓流まで水中の状況把握が重要なあらゆる釣りで威力を発揮する。タレックス偏光グラスの相談はザ・モール長町3階「和真メガネ仙台長町店」で!
■住所:〒982-0011 宮城県仙台市太白区長町7-20-1 ザ・モール本館3F
■TEL:022-308-2911
■営業時間:10:00~21:00
■アクセス:電車なら地下鉄仙台南駅直結。車は国道286号線からJR長町駅方面へ(駐車場3時間まで無料!)
エアリーパープルも新登場!
偏光レンズとしては珍しいパープル系の「エアリーパープル」も新発売!塩津さん、佐藤さんにはこちらも試しに使ってもらった。
この日の釣果は、根魚類3本のリミットメイクを達成したのは1人のみ、ノーフィッシュも多く、厳しいコンディションを反映したものとなった。そんな中、1.5kgの当日最大魚をキャッチした長岡元太さんが優勝。3本のリミットメイクをした沼田友和さんが2位となった。
ゲストのみっちぃは本命ではないものの60cm近い大型ナメタを釣り、外道コレクターの実力を発揮。陸に上がってからは和真メガネ、ピュア・フィッシング・ジャパン、ノリーズの各ブースや、マグロ即売会、ジャンケン大会など、様々な企画で盛り上がった。
大会結果
2位/沼田友和 1,620g(3尾)
3位/阿部充博 1,430g(2尾)
大物賞/長岡元太 アイナメ1,540g
※敬称略
[上位入賞者の談話]
優勝/長岡元太さん
大物賞にもなった1,540gの1本が効いた。「重めのテキサスリグで底を叩いて丁寧に攻めましたが、小さい魚のバラシは結構ありました。最大のアイナメが釣れたのは終了20~30分前。最後に入った岸際のポイントでした。ヒットルアーはすべて4インチのガルプ!パルスワームです」
2位/沼田友和さん
参加者中ただ一人のリミットメイクを達成! 「重めのシンカーを使い底付近のズル引きで1本釣ったあと、シンカーを少し軽くしてパルスワームで釣りました。根魚の活性は低く、ぐっと重くなるだけのアタリが多かったです」
3位/阿部充博さん
黒崎周辺のポイントでベッコウゾイとアイナメをキャッチ! 「シブかったのでウエイトを軽くして、少ないバイトに集中して釣りました。2匹ともパワーホッグ4インチでの釣果です」
宮城沿岸はいよいよ春から初夏のロックフィッシュシーズンを迎える。ソイ、アイナメ類の他に、ボッケ(ケムシカジカ)やナメタガレイ、タラなどが上がったことからも、この大会の時点で仙台湾の海はまだ寒い冬の雰囲気を残している状況だった。水温の上昇ともに根魚は確実に元気になっていくので、これからしばらく続くシーズン盛期におもいきり楽しみたい!
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