スポーニング期の桧原湖スモールマウスバス
新緑映える桧原湖。スポーニングシーズンに入ったばかりのスモールマウスバスを、最近流行中の小型ジグヘッドの釣りで攻略した。
※2015年6月初出時の状況をそのまま掲載しています。
※紹介しているポイントでも釣り禁止になっている場合などがありますので、現場の指示に従い、ルール、マナーを守って釣行してください。
ベイトブレス谷野代表と山木一人プロが檜原湖に釣行したのは5月17日のこと。この日は関東などでブレイク中のジグヘッドをメインに実釣した。オフセットに比べてフッキング率の高いジグヘッドの釣りは、魚の活性が低く繊細な春先の釣りに向いていて、特に警戒心が強く、セレクティブな桧原湖のスモールにはもってこいといえる。
今回、谷野代表と山木プロが使ったのが、ベイトブレスの「Mシェイカー」だ。タングステン素材を使った超低重心ジグヘッドは表層から底層まで広いレンジ、多様なアクションに対応。
中層ではアイから重心が離れることで理想的なウォブリングを発生させ、ボトムでは、超低重心によりボトムコンタクトの感度を上げ、ワームが魚を誘うアングルを広くキープ。低い重心を保てるので、シェイキング時にジグヘッドごとルアーが暴れるようなこともなく、多彩な動きで魚にアピールすることができる。
Mシェイカーは1.1g、1.8g、2.5gの3種のラインナップ。使いやすく人気があるのは1.8gだが、山木プロは1.1gで中層を狙い、谷野代表は2.5gでボトム狙いからスタートした。
桧原湖の洗礼に苦戦!若干シビアなところも魅力のうち
この日の桧原湖は風波があり、水色も濁りのあるタフコンディション。風の影響を受けにくい風裏側のポイントへと直行した。
事前の情報では、バスはスポーニング直前でまずまず釣れているとのことだった。取材日前後の大潮でスポーニングに入るものと予想されていたが、釣行直前に急激な冷え込み。水温が一気に7℃も下がってしまい、スポーニングに向いていた魚の動きが逆戻りし、動向が分かりにくい状況になってしまった。
桧原湖のスモールマウスバスは元々警戒心が強いうえ、回遊性が顕著で、居つきもいるにはいるがベイトに付いて移動している場合が多い。そして何かのきっかけ、タイミングでスイッチが入ると突如として食い出すことがあるのが傾向。
シーズナルパターンも非常に重要になるが、高緯度のため気温水温の変化等が激しく、前日まで釣れたパターンが翌日には全く通用しなくなっていることも普通。この日も急激な水温低下により桧原湖名物の洗礼を受けることになった。
数か所のポイントを回ったところ、予想通りやはり低活性。続いて、産卵絡みの魚が差してきているであろう、入り船のシャローエリアへ移動。水深は5~7m。シェードを流しながらキャストすること数回、「ベイン3.8インチ」を使っていた谷野代表に待望のファーストフィッシュ!
「ワームのカラーは、そのポイントごとに合ったカラーをセレクトするようにします。例えば、水色であったり、藻色、石色、ベイトの魚体色など。このグリパン/BK・REはメインベイトのワカサギにぴったりの色で、桧原湖で実績の高いカラーになります」と谷野代表。
昼食ブレイクのため、いったん帰港。マヅメを狙うため、しばらく充電してから午後の部スタート。
午後イチに入った雄子沢エリア、ここが当たりだった。開始早々小雨がパラつくが、小一時間で回復。これがバスのスイッチを入れたのか、はたまた夕マズメ時と重なったためか、ようやく高活性なバスに出逢うことができた。
谷野代表はこれから初夏にかけて実績の高いライトキャロに変えて連続ヒット!良型スモールを釣りまくった。水温が下がったことで、スポーニングのシャローエリアから一段落ちたブレイクに魚が着いていた模様。不安定なコンディションの中、何とかパターンをつかんで釣果を上げることができた。
今後はスポーニングの真っ最中のシャローから、スポーニング後のディープに落ちた魚まで、幅広いレンジの釣りを楽しめるようになる。表層からボトムまで多様性のあるジグヘッドを使い、ちょっとツンデレ気味な桧原湖の魅力を楽しみながら攻略していただきたい。
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めおと島めぐりDコース:1,300円
しらかばめぐりEコース:1,600円
中の島めぐり桧原湖半周コース:2,100円
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※取材協力/ベイトブレス、ゴールドハウス目黒
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