ちょっと早めに始動中!宮城の平政ジギング&キャスティング
春まではヤリイカのチャンスも!今のターゲットを魚種ごとにチェック
5月28日、塩釜出船のルアー船「快星丸」で最大6kgのヒラマサがキャッチされた。塩釜周辺沖のヒラマサは例年、初夏以降に釣れ出すのだが、去年、一昨年に比べ半月ほど早いシーズンイン。
2016年の仙台湾は春先に水温が下がりきらず、その影響か3月、4月から本来いないはずの小型のイワシが入って小さめサイズのサバが釣れ始めた。その後、釣れるサバは徐々に大型化し、6月現在40cmオーバーの良型サバが釣れるように。現在の水温は例年より3℃ほど高めの状況。ヒラマサ、ワラサ、サバの他にも良型のシーバスやヒラメ、アイナメ、ホウボウにカレイなど多魚種が釣れ盛っている。
実はヒラマサも4月頃から17~18kg前後の大型サイズが漁船の網には入っていた。これらの大型はイワシよりサバをベイトにしていることが多く、サバの群れがいるということは10kg以上の大物が釣れる可能性も十分にあるということ。無事にキャッチできるかどうかはまた別の問題ではあるが・・。
ヒラマサ、ワラサともにベイトの状況と魚のレンジに応じてキャスティング、ジギング、スローピッチジャーク(スロージギング)で狙うことができる。ヒラマサは水深5~25mの根周り中心だが、ワラサはヒラマサと同じポイントのほか、水深40~50mのポイントでも釣れてくる。
ベイトは小型のカタクチイワシを含む、6~7cmの小魚。ジギング&スローピッチのジグは11~12cmくらいのセミロング系がよく釣れている。浅めのポイントでは上から下まで探ることが多い。一方で水深40~50mの深めのポイントは底から5mくらいは根魚、フラットなど多種を狙えるのだが、それより上の中層になるとサバの猛攻に遭うこと必至なので、船長のアドバイスを参考にレンジ攻略したい。
5月28日にキャスティングでキャッチしたヒラマサは14cmのトップウォータープラグにヒットしてきた。この日は18cmサイズも使用したが全く反応が無かった。今はベイトが小さめなので14cmというサイズがマッチしたと考えられるが、日によって全く状況が変わることがあるので、決めつけずに色々試すことも大切。サバ等をベイトにしている大型魚はシルエットの大きいルアーにヒットすることも多い。
6月6日にもヒラマサ爆釣!楽しいシーズンはまだまだこれからだ
6月6日の午後船は夕マヅメにラッシュになり、2時間ほどの間に14本をキャッチした。10kg、メーターオーバーと思われる魚も掛かったものの残念ながら獲れず‥。かなりの大型が混じっていることは確かなようだ。
ヒラマサ、ワラサの青物シーズンはまだ始まったばかり!例年の実績からすればヒラマサはこれから6月一杯、7月頭くらいまでは近場のポイントで好釣期待。その後も遠方のポイントに移行しながら楽しめる見込み。
また、今は松島湾周辺のロックフィッシュも絶好調。ジギング、スロージギングでも根魚がよく釣れているが、フラット、シーバス含めて多くの魚種が釣れ盛る初夏の好季をお見逃しなく!
快星丸は定員10人の新船を加えて2艘体制に!
平日はこれまで通り1艘体制だが、土日祝日は10人乗りと8人乗りの2艘同時出船可能。釣り物はジギング、スロー、ロックフィッシュ、フラット、シーバスとこれまで通りOK。
[詳細はこちらのブログをご覧ください]
国道45号線沿いの越ノ浦漁港から出船。2016シーズンは一回り大きい船が仲間入りして2隻体制に!釣り物はジギング(スロージギング)、キャスティング、ロック、フラット、シーバス、一つテンヤ、湾内ハゼ釣り、などなど。土日祝日は毎週2艘で出船。平日は1艘で連日出船中。
■問い合わせ・予約TEL:070-5095-9862
◆記事に書けない裏話や質問への回答は無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!
※取材・解説/佐藤 慎一(快星丸船長)
YouTubeチャンネル登録もお願いします!