釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

宮城の初夏ボートロック盛期突入!

大橋永嗣 2021年1月8日 更新

例年より一か月遅れての開幕となった松島湾へ、初夏のボートロックに行ってきました。

今回お世話になった船宿は「松島SEANET」さん。松島界隈のポイントを熟知している石幡キャプテンが、シーズナルパターンに合った「旬」のポイントへ案内してくれる。

釣行日は6月5日。天候は生憎の曇り空だが、大潮からの落ちの中潮、水温も16℃台と初夏ロックには申し分無いタイミングだ。

出船から20分程で最初のポイントに着き、キャプテンの合図でキャスト開始!

メインのポイントとなるのは、島周りやシモリ根周り

ポイント付近に鳥が集まっているので水面を見ると、細めの小魚が無数に群れている。

正体はメロウドの稚魚(標準和名:イカナゴ)

私的には、「カニはご飯」と、ロックフィッシュの主食はカニと思っている。しかしながら、こういったご馳走が目の前に現れれば、フィッシュイーターのスイッチはご馳走にONのまま…。マッチザベイトの言葉通り、ルアーはダイワの小型のシャッド系ワーム、「ソニックシャッド2.2inch」をセット。ボトムを取り、ゆっくりとしたリフト&フォールを繰り返すと「カンッ!」と金属的なバイトで答えてくれた。

初夏ロックは引きも強い!
ダイワ本社・大玉さんはクロー系ワームで!
ダイワ仙台営業所・影浦さんもソニックシャッドで!
「PUパドルホッグ3inch」東北限定カラーでも!
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ふわふわアクションで藻場ベッドを攻略

どちらか言うと、メリハリの効いた動きよりフワフワしているイメージが良いようで、シンカーも軽めに設定(潮の強さで変わりますがこの日は1/4~5/8oz)し、漂わせるイメージが好反応を得た。

途中ウィードが生茂るポイントでは、ウィードパッチをフリーフォールでタイトに攻めると、これまた「トゥン!」と心地よいバイト!

糸ふけを取り、フッキングが決まると重量感のあるトルクフルな引き!そう、自分が愛してやまないアイツの引きだ!

ベッコウゾイ43cm。やっぱりベッコウはカッコイイ!!ヒットルアーは「ソニックシャッド」
釣れたウィードジャングル

今度は、周りにコンブ系が生える島周りを探る。潮がぶつかる表側を丹念に探ると、東北ロック初体験のダイワ本社・稲垣さんのロッドが絞り込まれた。ロッドの曲がりから容易にビックフィッシュと想像できる。何度か突っ込まれたが、無事に石幡キャプテンのランディングが決まった!

人生初アイナメが50cmジャスト!

どや顔が少し気になるが(笑)、松島湾で簡単にはお目にかかれない50UP!ベイトをたらふく食ったのか、太っておりコンディションも抜群だった。

その後もアベレージサイズがコンスタントに釣れ、最後はヒラメのオマケまで付いて、本日の釣行は終了。

肉厚の52cm
使用リグはロックの定番テキサスリグ

今回マッチザベイトとなったルアーは、8月末〜9月発売予定のダイワ「ソニックシャッド2.2inch」。飛距離はもちろんだが、感度がものすごく良く、ボトムイメージが容易にできる。

また、ホッグ系では「PUパドルホッグ3inch」のRF用の東北限定カラーが既に発売されている。これからがハイシーズン!

仙台近郊より程近い、松島湾でお手軽ボートロックはいかがでしょうか?

~使用タックル~

■ロッド:ダイワ ソルティストHRF 611HB
■リール:ダイワ ジリオンTW 1516XXHL(ハンドル100mm仕様)
■ライン:ダイワ ソルティガセンサー2号(35L b)+リーダー フロロ20Lb
■ルアー:ダイワ HRFソニックシャッド2.2inch、PUパドルホッグ3inch東北限定カラー
■フック:デコイ ワーム13S RFリミテッド #1/0~# 2/0
■シンカー:エンジン バレットマットクロー 3/8~5/8oz
長年、松島湾のボートロックを牽引してきた松島シーネット・石幡キャプテン

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取材・テキスト/大橋永嗣
取材協力/松島シーネット

PROFILE:大橋永嗣

熱いボイジョ愛を持ったダイワのハードロックフィッシュ担当。近年はジギング、ワカサギ、アユ、ヘラ、磯など東北のあらゆる釣り物に触手を伸ばしているが、原点回帰してロックの道もしっかり探求中。キャスティング盛岡店店長

 

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