宮城の初夏ボートロック盛期突入!
例年より一か月遅れての開幕となった松島湾へ、初夏のボートロックに行ってきました。
今回お世話になった船宿は「松島SEANET」さん。松島界隈のポイントを熟知している石幡キャプテンが、シーズナルパターンに合った「旬」のポイントへ案内してくれる。
釣行日は6月5日。天候は生憎の曇り空だが、大潮からの落ちの中潮、水温も16℃台と初夏ロックには申し分無いタイミングだ。
出船から20分程で最初のポイントに着き、キャプテンの合図でキャスト開始!
ポイント付近に鳥が集まっているので水面を見ると、細めの小魚が無数に群れている。
私的には、「カニはご飯」と、ロックフィッシュの主食はカニと思っている。しかしながら、こういったご馳走が目の前に現れれば、フィッシュイーターのスイッチはご馳走にONのまま…。マッチザベイトの言葉通り、ルアーはダイワの小型のシャッド系ワーム、「ソニックシャッド2.2inch」をセット。ボトムを取り、ゆっくりとしたリフト&フォールを繰り返すと「カンッ!」と金属的なバイトで答えてくれた。
ふわふわアクションで藻場ベッドを攻略
どちらか言うと、メリハリの効いた動きよりフワフワしているイメージが良いようで、シンカーも軽めに設定(潮の強さで変わりますがこの日は1/4~5/8oz)し、漂わせるイメージが好反応を得た。
途中ウィードが生茂るポイントでは、ウィードパッチをフリーフォールでタイトに攻めると、これまた「トゥン!」と心地よいバイト!
糸ふけを取り、フッキングが決まると重量感のあるトルクフルな引き!そう、自分が愛してやまないアイツの引きだ!
今度は、周りにコンブ系が生える島周りを探る。潮がぶつかる表側を丹念に探ると、東北ロック初体験のダイワ本社・稲垣さんのロッドが絞り込まれた。ロッドの曲がりから容易にビックフィッシュと想像できる。何度か突っ込まれたが、無事に石幡キャプテンのランディングが決まった!
どや顔が少し気になるが(笑)、松島湾で簡単にはお目にかかれない50UP!ベイトをたらふく食ったのか、太っておりコンディションも抜群だった。
その後もアベレージサイズがコンスタントに釣れ、最後はヒラメのオマケまで付いて、本日の釣行は終了。
今回マッチザベイトとなったルアーは、8月末〜9月発売予定のダイワ「ソニックシャッド2.2inch」。飛距離はもちろんだが、感度がものすごく良く、ボトムイメージが容易にできる。
また、ホッグ系では「PUパドルホッグ3inch」のRF用の東北限定カラーが既に発売されている。これからがハイシーズン!
仙台近郊より程近い、松島湾でお手軽ボートロックはいかがでしょうか?
~使用タックル~
■リール:ダイワ ジリオンTW 1516XXHL(ハンドル100mm仕様)
■ライン:ダイワ ソルティガセンサー2号(35L b)+リーダー フロロ20Lb
■フック:デコイ ワーム13S RFリミテッド #1/0~# 2/0
■シンカー:エンジン バレットマットクロー 3/8~5/8oz
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取材・テキスト/大橋永嗣
取材協力/松島シーネット
熱いボイジョ愛を持ったダイワのハードロックフィッシュ担当。近年はジギング、ワカサギ、アユ、ヘラ、磯など東北のあらゆる釣り物に触手を伸ばしているが、原点回帰してロックの道もしっかり探求中。キャスティング盛岡店店長
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