釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

アウェイにチャレンジ!野蒜周辺のフラットフィッシュ

編集部 2021年7月6日 更新

宮城沿岸のフラットフィッシュは今季も大人気!県南、県北各地の砂浜や河口、防波堤はヒラメ、マゴチ狙いのアングラーで大いに賑わっている。そんなハイシーズンの東松島周辺サーフにルミカフィールドスタッフ仲村勇人さんが釣行した。

[PR]

ホームの旧北上川ではシーバスやマゴチをキャッチ

「前に矢本に住んでいた頃は鳴瀬川河口の矢本側には来たことがあるんですが、それももう数年は前ですね。野蒜海岸側に来るのは初めてです」と話すのは、ルミカフィールドスタッフ仲村勇人さん。

普段は自宅のある石巻市街から近い北上川水系に釣行することが多く、最近も仕事前や仕事後に時間を見つけて旧北上川でシーバスやマゴチなどを釣り上げている。

6月21日、ルミカ「メタルジャッカーCJ」マヒマヒカラーでマゴチ


6月23日の仕事終わりの夕マヅメ、潮の流れに乗せてカーブフォールでシーバスキャッチ!(ルミカ「メタルジャッカーCJ」ピンクスラッシュ使用)

新製品メタルジャッカーCJ(クレイジージェット)を紹介

今回使用したメタルジグは2021年春にルミカから発売されたばかりの新製品「メタルジャッカーCJ(クレイジージェット)

これまでメタルジャッカーシリーズにはセンターバランスのノーマルタイプと、幅広タイプのスロージギング(SJ)があったが、新しいCJはリアバランス設計。後方重心による抜群の飛距離と、フォールスピードの速さが特長。アクションはリア側から落ちるスライドフォールやリトリーブ時はお尻を振るような動きでアピールする。

もちろんラトルスリットを搭載しており、標準でラトルスティック25を装着するほか、ケミホタル25、ルアーライト25の発光体にチェンジ可能。多様な状況、多ターゲットに対応できる。

メタルジャッカーCJ」(ルミカ)
ウエイト:21g、28g、35g、42g
カラー:ギラギライワシ、ピンクイワシ、ブルピンスラッシュ、コットンキャンディ、アカキンタイガー、マヒマヒ、フルレッド、シルバースラッシュ、ピンクスラッシュ、パープルスラッシュ、グローグロー
スリット部分にはラトルスティックを装備。ラトル音が不要なら取り外しも可能で、タチウオのナイトゲームなどにはケミホタル類を装着することもできる

釣り場はフラットフィッシュ好釣中の鳴瀬川河口~野蒜海岸をセレクト

最近、ヒラメ、コチがよく釣れているという釣果情報を聞き付け、アウェイの洗礼を覚悟して初場所の鳴瀬川河口・野蒜サーフ(東松島)に乗り込んできた仲村さん。

防潮堤から周囲を見渡すと、実績ポイントとあって夜明け前からすでにポツポツと先行者の姿がみられた。砂浜の空いているスペースを探し、潮目らしきものが見える所から実釣をスタート!

鳴瀬川河口側の野蒜海岸から釣り開始
ポツポツとアングラーが増える中、空いているスペースにエントリー
お初のポイントで地形などは分からないので、潮目の出ている所や払い出し中心に探っていった

野蒜サーフでまずはヒラメ(ソゲ)をキャッチ

この日は未明から昼前くらいまでが下げ潮で、朝マヅメと下げ潮が重なるチャンス。太陽が昇り明るくなるタイミングに期待。

まずは遠投して広範囲を探ってみたが、大規模な深みなどを見つけることはできず。そんな中、近くで釣っていた常連らしきアングラーが払い出しているようなポイントでヒラメを釣っているのを確認。

「結構手前の方で、巻きの釣りで釣っているみたいですね。同じようにリトリーブ中心で探ってみますね」
と、波打ち際の近くで何かがヒット!「バレた??」と思うほどの軽さで上がってきたのはソゲクラスの小ヒラメだった。

間もなく日の出時刻。マゴチはピーカンの日中に釣れるが、ヒラメ狙いはマヅメが狙い目
とりあえず本命の1尾目はかわいいヒラメちゃん(ソゲ)でした。メタルジャッカーCJは21gのアカキンタイガーで
明るくなってきたものの、これといった手ごたえなく時間が過ぎていった

渋い時にはメタルジャッカーSJもオススメ

ソゲちゃんを釣った後、これといった反応が無いままゴールデンタイムと見込む7~8時が近付いてきた。周りもほとんど釣れていない様子。

食いが渋い時間帯はスロー系の「メタルジャッカーSJ(スロージギング)」を使ってみるのもあり。ゆっくりフォールするので、水深の浅いポイントでジグをしっかりみせて、フラッシングで誘うこともできる。

メタルジャッカーSJ」(ルミカ)
ウエイト:20g、30g、40g
カラー:イワシ、ピンクイワシ、アカキングロー、シルバーゼブラ、アカエビ、クロエビ

そうこうしていると最初のポイント周辺からアングラーが一人また一人と去り始めた。地形と潮の関係なのか波の形も変わり始め、波の立つ場所にはサーファーの人達も集まり出した。これは時合いの前に良さそうな場所を探したほうが得策と判断。場所を移動することに。

時合いを逃さぬようにすぐ隣の鳴瀬川河口へ移動

まだまだ下げ潮が効く時間帯で、チャンスは継続中。移動してきたのは野蒜海岸と隣接する鳴瀬川河口。見ていると石積みの導流提の所でコチが釣れているようだ。

ただ、皆さん等間隔に釣りをしているので入るスペースが無い。場所待ちか、他に行くか悩みながら眺めていると、「ここに入っていいですよ」と入れてもらえることに。

親切な方にポイントを空けてもらい良さそうな場所に入ることができた。下げ潮が激流になっているタイミングだ

お言葉に甘え、先ほど釣れていた方のすぐお隣にエントリーさせていただいた。下げ潮の効いた時間帯で、河川から海への流れはかなり速い。ボトムを取るのがちょっと難しい状況の中、メタルジャッカーCJの28gで対岸側の導流提のキワ付近に投げ込み、流れに乗せつつボトム付近を探っていった。

場所移動してすぐに56cmの良型マゴチが登場!

ポイントに入って数投目、お隣に干渉しないようにアップクロスにキャスト。流れに乗せながらボトムを取り、リフト&フォールしたところでガツン!とヒットしたのは56cmの良型マゴチ。


コンディション良好な56マゴチをキャッチ!


↑マゴチを釣った時の釣り方を動画で解説
「メタルジャッカーCJ」28gのピンクスラッシュ使用。この重さでボトムを取るのがやっとという感じだったが、ドリフトさせながらマゴチに食わせた

常連アングラーの動きを参考にしてアウェイ攻略完了!

このマゴチを釣ってとりあえずミッション達成。周りのアングラーも増えてきたので、場所を空けることにした。

釣れているとの情報だけが頼りで状況が全く分からない中、チャンスとなる時間帯に周囲の動きを判断して良型を釣り上げることができた。親切にポイントに入れてくれた方にも感謝。今後はフラットフィッシュ、シーバスに青物やタチウオも釣れ始めて、メタルジャッカーのターゲットはますます豊富になる。今後も仲村さんのアウェイへの挑戦にご期待ください!

◆記事に書けない裏話や質問への回答は無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!

YouTubeチャンネル登録もお願いします!

?

※取材協力/ルミカ

関連記事

ルミカのメタルジグ「メタルジャッカーCJ」遠投性良好な後方重心モデル

「メタルジャッカーCJ(メタルジャッカークレイジージェット)」(ルミカ) ケミホタル類やラトルスティックを着脱可能 ボディのスリット部にラトルスティック、ケミホタル類を装着でき、光...

ケミホタルより明るい!ルミカ「ルアーライト」新発売

  「Xtradaルアーライト25/37」(ルミカ) メタルジャッカーに挿入できる高輝度発光体 ルミカXtradaシリーズに高輝度発光体の「ルアーライト」が登場。ルミカ発光体の25...

ルミカ METAL JACKER ラトルスティック→ケミホタル換装

[adinserter name="202004WP記事内用"] 「Xtrada METAL JACKER」(ルミカ) ラトルで誘うか、光で誘うか? ボディ中央にケミホタル25がぴ...

ルミカ「メタルジャッカー」2020年全色リニューアル!

  ラトルスティックとケミホタルを装着でき、光と音でアピールできるルミカの「メタルジャッカー」がリニューアル。釣りフェスティバル横浜より、ルミカスタッフの長濱航大さんに紹介してもら...

ルミカ「プニラバ」専用「イカスーツ」新発売

  「Xtrada イカスーツ」(ルミカ) イカ型タイラバ「プニラバ」着せ替えパーツ ソフトタイプのイカ型タイラバ「プニラバ」に摩耗時やカラーローテーション用の交換用パーツ「イカス...

ルミカ「二酸化塩素香パワースプレーW」でウイルス除去

「二酸化塩素香パワースプレーW」(ルミカ) 世界初!携帯用二酸化塩素ガス発生装置 株式会社ルミカより世界初となる携帯用二酸化塩素ガス発生装置「二酸化塩素香パワースプレーW」が発売さ...