釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

初夏のロックフィッシュ盛期!2022雄勝波板大会をレポート

編集部 2022年6月13日 更新

2022初夏のロックフィッシュバトル雄勝波板」(釣りTiki東北主催)の模様をお届けします!

東北のロックフィッシュゲームが本格的なシーズンに入り始めた5月22日(日)、宮城県石巻市の雄勝・波板海岸駐車場を本部に、宮城沿岸の漁港、岸壁で防波堤ロックフィッシュの大会を実施しました。


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石巻の雄勝地区・波板海岸の大会本部に90名以上が集結

2022年5月22日早朝、受け付けを設けた雄勝波板海岸に91名のロックフィッシュファンが集結した。感染対策と整列にご協力いただき、スムーズに受け付けを行った。

受け付けののち、千葉めぐみさん(釣りTiki東北イメージキャラクター)の司会により開会式を進行。ゲストとしてハピソンガールのみなせちわさん、みくみくさん(女性フィッシング協会東北担当、FUNC公式インフルエンサー)を紹介し、ルール、注意点を説明した。

今大会ルールは2尾のアイナメ、ソイの総重量を競う形式。ライブフィッシュで持ち込むことができれば1尾につき100g分のポイントがプラスとなる。釣り場は立入禁止、工事中でない漁港、岸壁のみ。消波ブロックや磯、ゴロタなどは禁止とした。

今大会の変更点として、エリアは宮城県内に限定。以前は時間内に戻れればどこまで行っても良いレギュレションだったが、今回は岩手などへ県境をまたぐことは禁止とし、時間に余裕を持って安全第一での移動をお願いした。

また、雄勝地区の協力により指定ゴミ袋を配布、釣り場周辺のゴミのクリーンナップも同時に実施した(家庭ゴミ等は各自持ち帰り)

受け付け開始。検温と到着順整列にご協力いただいた

ルール用紙、海上保安庁の安全チラシ、ステッカー、飲料、参加賞を配布
ベイトブレス社より参加賞として虫系ワーム「ゲッターバグ」を1人1パックずつご提供いただいた。手足の動きが抜群で、ロックフィッシュの甲殻類パターンにも高実績!カラーは3色から好きなものをセレクト可能
まだ薄暗いなかの開会式。天候がちょっと心配
手前よりMC千葉めぐみさん、ハピソンガールみなせちわさん、みくみくさんの3名
ルールや注意点を説明する尾形慶紀さん
クルマは入場した順番通り整列してスタート
受け付けにご協力いただいたメンバーと記念撮影。駐車場係や案内係ですでに釣り場に向かってしまった皆様含め、ご協力ありがとうございました

あいにくの雨模様の中・・女川周辺でゲスト実釣!

アングラーのみなさんを送り出した後、千葉めぐみさん、みなせちわさん、みくみくさんのゲストもロックフィッシュを狙いに行くことに。尾形慶紀さん、鈴木貴博さんのお二人が案内役を担当してくれた。

この日は残念なことに1日雨予報。移動中に雨が少し強くなり、雨雲レーダーを見ながら1時間ほど車中待機。空が少し明るくなってきたところで、女川周辺の漁港から実釣を開始した。

雨が小雨になってきたので実釣開始
フックに掛かったカタクチイワシ。ベイトサイズのイワシ多数

みんなで足下の敷石周り中心に探っていくが、根魚らしいアタリはなかった

防波堤周りを一通り探ってみて反応が無いので、場所を移動してみることに。以前から尾形慶紀さんが狙いをつけていた場所へ行ってみると、先に来ていた大会参加者の方が良型のアイナメを釣り上げてバッカンに活かしていた。

この魚をみて一同のヤル気のスイッチが再び入った。2尾目を狙っているその方の邪魔にならないよう、隣へズラした岸壁へ移動し再スタート。


アイナメを釣っている参加者の方を発見!

移動してきた岸壁には釣り具のパッケージやジュースのパックなどが・・。今後も釣りをさせてもらえるよう、釣りに来る前よりきれいにして帰ることを心がけましょう
藻やストラクチャーのある周りを探っていった。船溜まりやロープの入っている所では引っ掛けてしまわぬよう開いたスペースで釣りをするようにしよう
タカさんがキャッチしたアナハゼを手乗りにして記念撮影
ちわちゃんが手にしているのはタカさんが引っ掛けたナマコ(撮影のあとすみやかにリリースしました)
アナハゼやラグビーなど小魚と遊んで楽しむうち、そろそろ検量に戻らないといけない時間に

検量会場には1kgオーバーの良型アイナメが多数持ち込まれた

検量のため浪板海岸に戻って情報を集めると、気仙沼方面ではクルマの走行が困難なほどの豪雨に見舞われたり、長面浦方面が釣れているということで急遽そちらに移動した人も多い模様。

それでも、シーズン初期で難しい状況の中、1kgオーバーのナイスなアイナメをライブで持ち込む人もいて周囲を沸かせていた。

今回検量に持ち込まれた釣果

コチ、フグ、カレイは外道のためノーカウント!
※釣果を持ち込まれた方をできる限り撮影しましたが、撮り逃した方がいたらごめんなさい。

ベイトブレス、ハピソン、メガネのおくやま ブースPRタイム

検量結果が出るまでの間、出展されたベイトブレス、ハピソン、メガネのおくやまの各ブースにPRしていただいた。



ブースPRタイム

ベイトブレスブース

参加賞の「ゲッターバグ」も提供!ベイトブレスブースの展示アイテムを紹介。

「バグジープロ」
食い込み抜群のウマ味配合で、東北テスター陣が携わった厳選SWカラー採用。ロックフィッシュ、フラットフィッシュに高実績。

「TTシャッド タチウオカラー」
宮城でも大人気のタチウオゲーム。ワームを使用したタチウオテンヤ用として高実績なパープルやブルーをラインナップ。ワームテンヤ釣法はエサ持ちが良いので、タチウオの手返しUPにも効果的。

「パインヘッド」
タングステン製ライトゲーム用ジグヘッド。タングステン採用ながら価格を抑えたのが特長。浮き上がりを抑えた形状で、巻きの釣りで安定した動きを期待。

パインヘッドに合わせたいワームが「AJ-R」と「ST-R2.1”」。ともにベイトブレスHPから購入できるオンライン限定カラーあり!
[ベイトブレスオンラインショップ]

ハピソンブース

ハピソンブースにはハピソンプロスタッフの尾形慶紀さんと、ハピソンガールみなせちわさんが常駐。新製品等の展示のほか、みなせさんはラインツイスターなどの使い方を説明。このあと、尾形さんによる「津本式シリーズ」究極の血抜きの実演も行った。

「アジングライト」
アジングなど夜の釣りで注目の投光型集魚灯。外灯の無い所でも明暗部を作り、アジやタチウオ、メバルなど様々な魚種を集めることができる。

「ラインツイスター」
誰でも簡単確実にラインシステムを組むことができるアイテム。根掛かりの多いロックフィッシュゲームにも最適!使い方はみなせさんが実演

ラインツイスターの使い方が分からない方には、ちわちゃんが実際に使って説明

「乾電池式エアーポンプミクロMETALLIC COLOR」
ライブフィッシュ制の大会にも欠かせない携帯エアポンプ。乾電池式エアーポンプに多孔質セラミックストーンをセットにした商品にメタリックレッド、メタリックブルー、シルバーの3色が登場!限定品なので予約はお早目が◎

「ライティングネット」
開くとライトが点灯するためナイトゲームでのランディングに便利!タモシャフトは通常とハードタイプの2種類あり。

[津本式実演講習会]
前日釣って活かしたアイナメを究極の血抜きで処理!


[講習会の内容は動画でご覧ください]

メガネのおくやまブース

岩手県花巻市から奥山剛さんにご来場いただいた。多くの偏光レンズ、サングラス展示し、サンプルを実際に海岸で見て試すことができた。フレームやレンズの専門店である眼鏡屋さんならフレームだけ、レンズだけなど色々と融通が効き、ユーザーの相談に対応していた。

この日は多くのフレームやタレックスレンズ各色を展示。岩手発のブランド「EFRICA(エフリカ)」も!

表彰式&入賞者インタビュー

【大会リザルトはこちら】

外道賞はホシガレイを釣った渡辺敬幸さん。雄勝産のカキorホヤを進呈

ジュニア賞は該当釣果が無かったためジャンケンで決定。ドカットにお菓子、お小遣い少々入ったおたのしみセットをプレゼント
レディース賞もジャンケンで決定。メガネのおくやま提供「アーツ偏光レンズ ブルーミラー仕様サングラス」。豊富なレンズカラーラインナップで釣り用に最適なアーツ偏光レンズ。サイズ小さめのレディース用!

5位:阿部寿彦さん2115ポイント獲得

4位:及川優さん2655ポイント獲得

3位以上の入賞者には尾形慶紀さんによる栄誉のインタビュー(一時雨が強まったためいつもより短めにインタビューを実施しました)

3位 金森淳さん 2660ポイント獲得

―釣ったエリアは?
長面浦チームです。

―どのようにして釣りました?
クルクルです(?)

クルクルと巻きだけで釣りました。

―テキサスリグですか
14gのテキサスリグ。フックはオフセット#1/0です。

―使用ワームは?
イージーシャイナー(ケイテック)です。

―この2本以外の釣果は?
この2本だけでした。朝に釣れたあと8時には止まってしまって、巻きで釣れたのは朝だけでした。その後の時間帯は止めた釣り方の方がよかったようです。

副賞はリトルプレゼンツ社提供カヤックフィッシングPFD。近年人気のカヤックフィッシングのために開発したPFD(Personal Floatation Device)。落水時の泳ぎやすさと収納性にこだわり、カヤックの釣りを快適に楽しめるアイテム

2位 芳賀大輔さん 3020ポイント

―釣ったエリアは?
(3位の金森さんと同じく)長面チームです。

―長面浦が好調だったようですね。釣り方は?
「最初のうちは釣れなかったのですが、ベイトブレスの「SSP」に変えてから朝イチぽんぽんはまりました」

―釣り方は?
「21gビフテキシンカーのフリーリグでリフト&フォールで釣りました」

―釣ったのはどんな場所でしたか?
「ロングスピンの遠投で、底に牡蠣殻がありガリガリっとなるところでドンッ!ときました」

副賞はバレーヒル社提供ロックフィッシュライブウェル。トーナメントから普段使いまで使える多機能ハードタイプバッカン。魚の出し入れがしやすく、水を捨てるときに魚が飛び出しにくいよう工夫した

優勝 小田島海斗さん 3070ポイント

―どちらのエリアに行きましたか?
「気仙沼港の商港岸壁に行きました」

―釣り方は?
「1本目はキワの釣りで、17.5gビフテキシンカーにドライブクロー2インチ(O.S.P)のブラックカラー。ズル引きで釣りました」

―2本目は別な釣り方で?
「今日はズル引きがはまった1日になりました、2匹目は遠投からのズル引きで、ハードボトムに当てながら、スローなリーリングで」

―この2匹以外の釣果は。
「全部で45UPが3本出ました」

―プラはどのくらいやりましたか?
「プラは一昨日1回午前中にやりました」

―厳しい状況のなか素晴らしい釣果でした。おめでとうございます!

優勝の副賞としてピュアフィッシングジャパン社提供のアブガルシア・ロックスイーパー インバイトモンスター。4ピース仕様の10ftで磯歩きにも最適な、大型ロックフィッシュ専用とえる最強モデル。TAF製法により反発力がありながら美しく曲がる筋肉質なブランクスに仕上げた

抽選会とジャンケン大会

表彰式の後は抽選会を行い、表彰式までご参加いただいた全員に協賛品をお配りした。

受け付け時にお配りした検量カードは帰着時に回収。安否を確認するとともに、このカードを抽選券として抽選会を実施

【ハヤブサ】
「トーチライト」
フックで吊り下げたり、マグネットでクルマなどにセットして周囲を照らせるLEDライト。
「クリアマリンボトル」
Hayabusaのロゴが入ったクリアボトル。カラビナ付きでリュックなどのフックに掛けられます

【レインズ】
「REINSボックス」とワーム「根魚フラット」セット!
「REINSボックス」
ハードベイトはもちろん、ワームも収納可能な丈夫で使いやすいケース。
「ワーム 根魚フラット」
レインズとデプスがタッグを組み、ロックフィッシュゲーム用にアレンジしたワーム。蛇腹状テールと微波動を起こすアームであらゆるフィッシュイーターを魅了

【オーシャンルーラー】
「ガンガンジグ ショット20g/30g/40g」
多様なアクションであらゆる釣り場にマッチ。堤防、サーフなどのショアゲームで使い勝手の良い20~40g。スリムボディで潮切れ抜群、圧倒的な飛距離も特長!
「オーシャンルーラーステッカー」
クルマやボックスなどに大判の切り抜きステッカー

【フィッシュアロー】
「フラッシュJシャッド4インチSW」
内蔵アルミのよるフラッシング効果を特長としたフラッシュJシリーズ。リトリーブやフォール時にベイトライクな波動を発生するシャッドテールタイプ!
【フィッシュアロー】
「フラッシュバイブヘッド21g」
フラッシングでアピールできる「フラッシュJ」と「トサカヘッド」の組み合わせ。サーフなどで使いやすい21g

【ハピソン】
ハピソン×津本式コラボオリジナルタオルです。他にハピソン人気商品をちわちゃんとのジャンケン大会に提供

【リトルプレゼンツ】
「ビッグフィットウエストバッグ」
汚れが染みにくいターポリン製の巨大なウエストバッグ。エギング、シーバスのオカッパリで餌木やルアーをたくさん持って行きたい人に◎

【リトルプレゼンツ】
「防水フィッシュバッグ」
キープした魚を運搬するための完全防水バッグパック。80cm 程度の魚を2~3本収納可能。防水バッグとしても利用可能!

【リトルプレゼンツ】
「オーシャンキャップ」
PUコーティングのしなやかな防水生地のキャップ

【パズデザイン】
メタルジグ「海晴」の30gか40gいずれかと「パーフェクトアシストフック」SかMのどちからセットにして。
メタルジグ「KAISEY(海晴)30g/40g」
対象は大型魚から青物、シーバス、根魚まで、独自の六角形から起こるナチュラルな波動が特長。投げて、落として、巻くだけのシンプルな使い方で魚に警戒させず、ひとつのポイントから多くのコンタクトが得られる万能メタルジグ。
「パーフェクトアシストフックS/M」
reedブランド特注のライトゲーム専用アシストフック。YGKよつあみアシスト専用PEラインと、抜群の刺さりで信頼のヤイバフックを使用

お楽しみジャンケン大会

ラストは雄勝産の海産物や食品類などをかけたジャンケン大会。今回は多くの人に行き渡るよう、勝ち抜けは1回までとしていただいた。途中強く降っていた雨も上がり、大きな盛り上がりに。

千葉めぐみさんの進行でじゃんけん大会を盛り上げていただいた

奥山さんより岩手発のアウトドアブランド「EFRICA(エフリカ)」メガネケース。軽量で丈夫なアウトドア最適設計、メガネのほか小物入れにも!

ハピソンガールみなせちわちゃんとのジャンケン大会勝者たち。ナイトゲーム必須アイテム夜光系カラーを蓄光できる「UV蓄光器」、PEラインもカンタンにカットでき、ラインシステムの焼きコブも作れる「充電式ヒートカッター」、FGノットの編む、締める、切るが1台で出来る「計測FGノットプライヤー」

釣り場のゴミ拾いにもご協力いただきありがとうございました

雨の中最後までご参加いただいたアングラーの皆様、また、ご協賛いただいたメーカー&ショップ様や朝早くからご協力いただいたサポートメンバー様、すべての方に心より感謝いたします。

今季はこのあとも7月3日(日)サーフフラットフラッシュ亘理大会を予定。雄勝波板ロックフィッシュは秋シーズンにも開催を企画していますので、今後のイベントもご注目いただきますよう、よろしくお願い致します。



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