初夏のロックフィッシュ盛期!2022雄勝波板大会をレポート
「2022初夏のロックフィッシュバトル雄勝波板」(釣りTiki東北主催)の模様をお届けします!
東北のロックフィッシュゲームが本格的なシーズンに入り始めた5月22日(日)、宮城県石巻市の雄勝・波板海岸駐車場を本部に、宮城沿岸の漁港、岸壁で防波堤ロックフィッシュの大会を実施しました。
石巻の雄勝地区・波板海岸の大会本部に90名以上が集結
2022年5月22日早朝、受け付けを設けた雄勝波板海岸に91名のロックフィッシュファンが集結した。感染対策と整列にご協力いただき、スムーズに受け付けを行った。
受け付けののち、千葉めぐみさん(釣りTiki東北イメージキャラクター)の司会により開会式を進行。ゲストとしてハピソンガールのみなせちわさん、みくみくさん(女性フィッシング協会東北担当、FUNC公式インフルエンサー)を紹介し、ルール、注意点を説明した。
今大会ルールは2尾のアイナメ、ソイの総重量を競う形式。ライブフィッシュで持ち込むことができれば1尾につき100g分のポイントがプラスとなる。釣り場は立入禁止、工事中でない漁港、岸壁のみ。消波ブロックや磯、ゴロタなどは禁止とした。
今大会の変更点として、エリアは宮城県内に限定。以前は時間内に戻れればどこまで行っても良いレギュレションだったが、今回は岩手などへ県境をまたぐことは禁止とし、時間に余裕を持って安全第一での移動をお願いした。
また、雄勝地区の協力により指定ゴミ袋を配布、釣り場周辺のゴミのクリーンナップも同時に実施した(家庭ゴミ等は各自持ち帰り)
あいにくの雨模様の中・・女川周辺でゲスト実釣!
アングラーのみなさんを送り出した後、千葉めぐみさん、みなせちわさん、みくみくさんのゲストもロックフィッシュを狙いに行くことに。尾形慶紀さん、鈴木貴博さんのお二人が案内役を担当してくれた。
この日は残念なことに1日雨予報。移動中に雨が少し強くなり、雨雲レーダーを見ながら1時間ほど車中待機。空が少し明るくなってきたところで、女川周辺の漁港から実釣を開始した。
防波堤周りを一通り探ってみて反応が無いので、場所を移動してみることに。以前から尾形慶紀さんが狙いをつけていた場所へ行ってみると、先に来ていた大会参加者の方が良型のアイナメを釣り上げてバッカンに活かしていた。
この魚をみて一同のヤル気のスイッチが再び入った。2尾目を狙っているその方の邪魔にならないよう、隣へズラした岸壁へ移動し再スタート。
アイナメを釣っている参加者の方を発見!
検量会場には1kgオーバーの良型アイナメが多数持ち込まれた
検量のため浪板海岸に戻って情報を集めると、気仙沼方面ではクルマの走行が困難なほどの豪雨に見舞われたり、長面浦方面が釣れているということで急遽そちらに移動した人も多い模様。
それでも、シーズン初期で難しい状況の中、1kgオーバーのナイスなアイナメをライブで持ち込む人もいて周囲を沸かせていた。
今回検量に持ち込まれた釣果
コチ、フグ、カレイは外道のためノーカウント!
※釣果を持ち込まれた方をできる限り撮影しましたが、撮り逃した方がいたらごめんなさい。
ベイトブレス、ハピソン、メガネのおくやま ブースPRタイム
検量結果が出るまでの間、出展されたベイトブレス、ハピソン、メガネのおくやまの各ブースにPRしていただいた。
ブースPRタイム
ベイトブレスブース
参加賞の「ゲッターバグ」も提供!ベイトブレスブースの展示アイテムを紹介。
「バグジープロ」
食い込み抜群のウマ味配合で、東北テスター陣が携わった厳選SWカラー採用。ロックフィッシュ、フラットフィッシュに高実績。
「TTシャッド タチウオカラー」
宮城でも大人気のタチウオゲーム。ワームを使用したタチウオテンヤ用として高実績なパープルやブルーをラインナップ。ワームテンヤ釣法はエサ持ちが良いので、タチウオの手返しUPにも効果的。
「パインヘッド」
タングステン製ライトゲーム用ジグヘッド。タングステン採用ながら価格を抑えたのが特長。浮き上がりを抑えた形状で、巻きの釣りで安定した動きを期待。
パインヘッドに合わせたいワームが「AJ-R」と「ST-R2.1”」。ともにベイトブレスHPから購入できるオンライン限定カラーあり!
[ベイトブレスオンラインショップ]
ハピソンブース
ハピソンブースにはハピソンプロスタッフの尾形慶紀さんと、ハピソンガールみなせちわさんが常駐。新製品等の展示のほか、みなせさんはラインツイスターなどの使い方を説明。このあと、尾形さんによる「津本式シリーズ」究極の血抜きの実演も行った。
「アジングライト」
アジングなど夜の釣りで注目の投光型集魚灯。外灯の無い所でも明暗部を作り、アジやタチウオ、メバルなど様々な魚種を集めることができる。
「ラインツイスター」
誰でも簡単確実にラインシステムを組むことができるアイテム。根掛かりの多いロックフィッシュゲームにも最適!使い方はみなせさんが実演
「乾電池式エアーポンプミクロMETALLIC COLOR」
ライブフィッシュ制の大会にも欠かせない携帯エアポンプ。乾電池式エアーポンプに多孔質セラミックストーンをセットにした商品にメタリックレッド、メタリックブルー、シルバーの3色が登場!限定品なので予約はお早目が◎
「ライティングネット」
開くとライトが点灯するためナイトゲームでのランディングに便利!タモシャフトは通常とハードタイプの2種類あり。
[講習会の内容は動画でご覧ください]
メガネのおくやまブース
岩手県花巻市から奥山剛さんにご来場いただいた。多くの偏光レンズ、サングラス展示し、サンプルを実際に海岸で見て試すことができた。フレームやレンズの専門店である眼鏡屋さんならフレームだけ、レンズだけなど色々と融通が効き、ユーザーの相談に対応していた。
表彰式&入賞者インタビュー
3位以上の入賞者には尾形慶紀さんによる栄誉のインタビュー(一時雨が強まったためいつもより短めにインタビューを実施しました)
3位 金森淳さん 2660ポイント獲得
―釣ったエリアは?
長面浦チームです。
―どのようにして釣りました?
クルクルです(?)
クルクルと巻きだけで釣りました。
―テキサスリグですか
14gのテキサスリグ。フックはオフセット#1/0です。
―使用ワームは?
イージーシャイナー(ケイテック)です。
―この2本以外の釣果は?
この2本だけでした。朝に釣れたあと8時には止まってしまって、巻きで釣れたのは朝だけでした。その後の時間帯は止めた釣り方の方がよかったようです。
2位 芳賀大輔さん 3020ポイント
―釣ったエリアは?
(3位の金森さんと同じく)長面チームです。
―長面浦が好調だったようですね。釣り方は?
「最初のうちは釣れなかったのですが、ベイトブレスの「SSP」に変えてから朝イチぽんぽんはまりました」
―釣り方は?
「21gビフテキシンカーのフリーリグでリフト&フォールで釣りました」
―釣ったのはどんな場所でしたか?
「ロングスピンの遠投で、底に牡蠣殻がありガリガリっとなるところでドンッ!ときました」
優勝 小田島海斗さん 3070ポイント
―どちらのエリアに行きましたか?
「気仙沼港の商港岸壁に行きました」
―釣り方は?
「1本目はキワの釣りで、17.5gビフテキシンカーにドライブクロー2インチ(O.S.P)のブラックカラー。ズル引きで釣りました」
―2本目は別な釣り方で?
「今日はズル引きがはまった1日になりました、2匹目は遠投からのズル引きで、ハードボトムに当てながら、スローなリーリングで」
―この2匹以外の釣果は。
「全部で45UPが3本出ました」
―プラはどのくらいやりましたか?
「プラは一昨日1回午前中にやりました」
―厳しい状況のなか素晴らしい釣果でした。おめでとうございます!
抽選会とジャンケン大会
表彰式の後は抽選会を行い、表彰式までご参加いただいた全員に協賛品をお配りした。
お楽しみジャンケン大会
ラストは雄勝産の海産物や食品類などをかけたジャンケン大会。今回は多くの人に行き渡るよう、勝ち抜けは1回までとしていただいた。途中強く降っていた雨も上がり、大きな盛り上がりに。
雨の中最後までご参加いただいたアングラーの皆様、また、ご協賛いただいたメーカー&ショップ様や朝早くからご協力いただいたサポートメンバー様、すべての方に心より感謝いたします。
今季はこのあとも7月3日(日)サーフフラットフラッシュ亘理大会を予定。雄勝波板ロックフィッシュは秋シーズンにも開催を企画していますので、今後のイベントもご注目いただきますよう、よろしくお願い致します。
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