仙台湾SLJ五目でフラッシュJ×フリーヘッドリグをテスト!
仙台湾のスーパーライトジギング(SLJ)はほぼ周年、豊富なターゲットを狙える注目度上昇中の釣目となっている。今釣行では夏の仙台湾でSLJ五目を楽しみつつ、来年発売に向け調整中のフィッシュアロー「フリーヘッドリグ×フラッシュJ」のテストも行った。
※2022年8月掲載記事。
マダイは小休止のタイミング SLJ五目で色々な魚に癒される
取材を行ったのは2022年7月末。展示会のため来仙していたフィッシュアローの松本猛司代表はメロン屋工房の永井真人代表、仙台のフィッシュアローテスター・ミッキーとともに快星丸(塩釜・越の浦漁港)で仙台湾に釣行した。
航程1時間ほどで水深40mくらいの砂底のポイントに到着。同海域にSLJで何度も釣行している永井さんは、「真鯛が釣れたら良いのですが、船長に訊いたところでは仙台湾の真鯛は産卵後でかなり厳しい状況のようです。釣れるものは何でも釣っていくスタンスでいきましょう」
3人ともメロン屋工房のメタルジグを使用してSLJスタート!松本さんが1投目を落とすと、着底した瞬間に待ち構えていたかのようにカナガシラがヒット!
重量感のある良型トラフグをキャッチ!
∞カナガシラモード突入かと思われた頃、松本さんにちょっと引きの強い魚がヒット。「ホウボウ?もしくはフグ?」と予想しながら上がってきたのは、大型のトラフグ(カラスフグ)!さすがはなんでも釣れるスローライトジギング。
仙台湾初上陸?「ウロコジグ」を紹介
潮が流れなくなり停滞気味の雰囲気の中、松本代表が取り出したのはウロコジグ。「(すでに使っている方がいるかもしれませんが)おそらく仙台湾初上陸!」
フィッシュアロー×リブレコラボ「ファイヤーオーロラ110」ピンクモデル
松本さんのリールのハンドルは、今夏新発売の「ファイヤーオーロラ110」ピンクバージョン。すでにおなじみLIVREコラボのカスタムハンドルで、限定のピンクは女性にもおすすめのかわいらしいカラー。ハンドルカラーでリールの使い分けも楽しくなる。
フラッシュJシリーズを使用した新テクニック「フリーヘッドリグ」を解説
今回、フィッシュアロー松本代表が持ち込んだもう一つのニューアイテムが「フリーヘッドリグ」。ワームにアルミを内蔵、フラッシングアピールで実績のある「フラッシュJシリーズ」をSLJと一緒に何とか使用できないか?と、2023年発売を目指し開発中。
システムは非常にシンプルで、シンカーとフックが一体になったリグにフラッシュJシリーズの好みのワームをチョン掛けにするだけ。この日のテストではタングステンシンカーファットの50gを使用したが、シンカーのサイズやフックシステムなど細部を調整して来年には実用化できる見込みだ。
「フリーヘッドリグ」を松本代表が解説[動画]
フラッシュJシリーズのワームでSLJと同様の釣果に期待!
仙台湾で初めてのテストとなった「フリーヘッドリグ」だが、感触は良好。「これを確認できただけでも今日、仙台湾に来た甲斐がありました」と松本代表。快星丸の佐藤船長にも少し試してもらったところ、50gのシンカーでしっかり底を取れて操作感も快適。SLJ五目の幅を広げる新テクニックとして大いに期待できそうだ。
いろいろなメタルジグや今後はフリーヘッドリグも有望な仙台湾のSLJ五目。マダイ狙いは夏のハナダイ混じりの季節から秋マダイのシーズンへと進む。取材は砂底のポイントだったが、根周りのソイ、アイナメ等を釣りながらのマダイ狙いも熱いシーズン。周年いろいろなターゲットを楽しめるSLJから今後も目が離せない。
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