釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

根魚シーズン!ロックフィッシュトーナメント密着レポ[バレーヒルCUP]

編集部 2021年2月19日 更新

今季も三陸のロックフィッシュが大いに盛り上がっている。ここでは「2017年NBCソルトチャプター第5戦(最終戦)バレーヒルCUP」に参戦した千葉正博さん、東谷輝一さんに密着。ロックフィッシュトーナメンターの釣りの様子をお届けする。※2017年12月掲載の記事です。

[PR]

雄勝、牡鹿半島全域を含む広大なエリアで実施!

2017年ソルトチャプター宮城最終戦が開催された。ターゲットはハイシーズンを迎えたロックフィッシュ。最終戦は雄勝・北上川河口須賀から石巻・万石浦橋左岸までと広大なエリアとなり、ハイウェイトの戦いになること予想された。雄勝or牡鹿半島どちらのエリアを選ぶかも今大会のカギとなった。

強風が吹き荒れる午前6時半、大会のミーティングが行われた。レギュレーションはロックフィッシュ3匹の総重量で争うもの

大会当日は前日からの強風がそのまま残り海況も風波、ウネリがあるタフなコンディション。多くの参加者達は前日のプラで好感触だった風裏ポイントに的を絞った。

ハイシーズンに差し掛かっていることもあり活性は上々。強風でイメージ通りの釣りが出来ない状況を、どのように回避するか。タフなコンディションで根魚の着くポイントに変化があるのか。その見極めが勝敗を左右する結果となった。

同大会は、大会冠のバレーヒル社フィールドテスターの千葉さん、東谷さん、森本さんも参戦。千葉さん、東谷さんの実戦に同行した模様をレポート!

千葉さんと東谷さんが入った最初のポイントは雄勝町大浜周辺。とにかく風の影響が少ない場所をセレクト。足場も良く比較的簡単にエントリー。目指すは突き出た岬の先端部分
 
周囲は沈み根や沈みテトラが点在し、攻めるのには一苦労。しかしながら片面が港内に面しており波も穏やかでコンディションはマズマズ。魚の反応を調べることに
 
使用したロッドは当然!バレーヒルの「サイファリストHRXシリーズ
 
港内側は異常なし。今度は外海側にスイッチし調査開始。千葉さん、東谷さんは根魚のコンディションを知るべく、根掛かりロスを防ぐため、まずはテキサスリグのスイミングで広範囲を探った
防寒対策の必須アイテムがバレーヒルの「タイタニュームα シールドグローブ」。超極薄チタン合金フィルムトリブル構造でが冷風をシャットアウト。風の当たる手の甲部分は2mmの厚さのネオプレーン素材を使用し、防風性、保温性に優れている。また細かな作業も簡単に対応できるよう、親指、人差し指、中指の指先内側が露出している
 
表層~中層でいくらか反応はあったもののチビナメらしきバイトばかり。キッカーサイズを狙うべく根掛かり覚悟でフリリグにスイッチ。ボトムを攻めることにした
やや水深があり潮流が適度に動いていた先端部分で大きなバイト。しかし活性が低いのかフッキングまで至らず。逃げた魚は大きかった。その後、何回かのトレースでついにヒット!!

ランディングに使用したのはバレーヒル2017年新製品「タモシャフト400 HRXエディション」。サイファリストグリーンのメタルパーツが三陸の海に映える玉の柄。高弾性カーボンを使用。傷を防ぐための収縮チューブで包み込み、磯、防波堤どちらでも使いやすいようこだわり抜いた。合わせるパーツで自分好みのランディングネットが完成できちゃう優れもの
[関連]

タモシャフト400HRXエディション開発者談話

シンカーを車に忘れ、持ち駒わずかなアクシデントに見舞われトーンダウンしていた東谷さんにも念願の初ヒット。「根掛かりが怖くてボトムを叩けないのが辛いですね。。。う~んサイズが欲しい~」

ライブフィッシュ制のトーナメントではロックフィッシュを生きたままウェイインするテクニックが非常に重要になる。釣り場ではスカリで生かして魚のダメージを防ぎ、移動時はクーラー、バッカン等に入れ替えて速やかに運搬。磯場でこれを行うのはなかなかの重労働!

[関連]

トーナメンターにも最適な新型スカリ開発中

 
 
ここからはとにかくリミットメイクを果たすべく足で稼ぐ作戦。2か所を巡ったが当たらず
 
 
 
さらにポイントを回り、東谷さん、千葉さんともに検量可能サイズを追加したものの、タイムリミット
 
検量所にてウェイイン。3匹リミットだったが、千葉さんが持ち込んだのは2匹。「スカリを入れるまでの途中で1匹逃げっちゃったのがまずかった。あの1匹が居れば・・・」と千葉さん。トーナメント中は時を急くこともあり、入れ替え途中などのミスによるロストが発生しやすい。千葉さんもトーナメントの魔物の餌食に
「ノープラは厳しかったです。次回はリベンジですね」と東谷さん

バレーヒルテスター森本氏は見事優勝!!プラクティスの重要性を実感・・

千葉さんは一昨日まで九州釣行、東谷さんも多忙につきともにノープラ(プラクティス=事前の調査釣行を行わないこと)で参加。一発勝負にかけたが、あと一歩及ばなかった。

一方、前日からしっかりとプラクティスに入り気を高め、いくつかのアクシデントに見舞われながらも攻略した森本さんが見事優勝。そしてソルトチャプター宮城年間優勝にあたるアングラーオブザイヤーも手中におさめた。

検量所で盛り上がりを見せた森本正善さんの釣果。でっぷりしたアイナメが次々にお目見えし総重量が3kgを超えた瞬間、大きな歓声が上がった
 
タフなコンディションの中、続々と良型が持ち込まれた
急遽、参加したベイトブレスの谷野社長。今大会の感想を述べた
上位入賞者の皆さん。優勝は数々の難題を乗り越えた森本さん。そして年間優勝のアングラーオブザイヤーも手中におさめた
森本さんに贈られた優勝賞品はバレーヒル社の「サイファリストHRX」。森本さんのご厚意でじゃんけん大会へ突入!
[関連]

2017チャンプ!森本正善さん参戦記

バレーヒル サイファリストHRX CPHS-910H/Plus
バレーヒル
届かないポイントに手が届く!ロングスピニングモデル!

◆記事に書けない裏話や質問への回答は無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!

※解説/千葉正博、東谷輝一、森本正善
※取材協力/バレーヒル

[PR]
Amazon堤防Amazon堤防釣り初心者

関連カテゴリ