釣行記

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まだまだイケる宮城のフラットフィッシュ!ヒラメもチャンス

編集部 2021年2月18日 更新

順調に釣れ続けた宮城のフラットフィッシュもそろそろ終盤戦。秋はベイトのイワシが接岸し、ヒラメやシーバスなども期待できる季節。オーシャンルーラーフィールドスタッフの鈴木貴博さん達を取材してきた。※2017年10月の取材記事です。

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奥松島(大浜漁港)から石巻の大曲海岸へ

台風18号が日本列島を通過した翌週、後半のフラットシーズンに向け実釣を取材した。最初のポイントは、ヒラメの実績が高い奥松島の大浜漁港。潮通しの良い防波堤先端部分から開始。状況は少々のウネリ、濁りがありタフなコンディションだった。

平日の午前5時だというのに釣り人が多数。大半は青物(サバ、カンパチ)を狙っていた。が、残念ながらここではノーフィッシュ。事前に情報を入手していた好漁場の大曲浜へGO。

フラットでも高い実績を誇る奥松島の大浜漁港。海岸から砂地が広がるが、外海はツブ根が点在し潮流良い好漁場。昨年の同時期はヒラメも接岸し50~60cmの釣果がコンスタントに出ていた。一方、湾内は波もなく穏やかで回遊魚をはじめ小魚が集まりファミリーフィッシングには最適

最初のポイントは大浜漁港の赤灯台防波堤。潮通しの良い防波堤先端部分で実釣した
前の週に台風18号が通過した影響で、所々にゴミがたまっていた
好ポイントだけに、平日の午前5時から釣り人が多数見受けられた。大半は青物(サバ、カンパチ)を狙っている様子。当日も時合に入った短時間に35cm前後のカンパチが上がっていた
タカさんのファーストヒット。ベイト級のサッパ(?)を手に苦笑い
ガンガンジグⅡ」(オーシャンルーラー)
センターバランス設計とボディ両面の反射面により、フォール時のフラッシング効果が抜群!リフト&フォール、スイミングなど多様なアクション、フラット、ロック、青物など多ターゲットにオールマイティに対応
OceanRuler(オーシャンルーラー) メタルジグ ガンガンジグ II 40g イカナゴゴールド.
OceanRuler(オーシャンルーラー)
実績のグリーンゴールド系カラー
残念ながら大浜漁港ではノーバイト。前回の釣行時に好釣果だった石巻の大曲浜へ移動した

ボトムのズル引きから中層のタダ巻きにレンジを変えてヒット連発!

大曲浜では10時頃から実釣を開始した。先ほどよりはウネリ、濁りもなく、まずまずのコンディション。潮止まりから上げのタイミングに期待が高まる。

海の状況は、先ほどの大浜漁港よりは濁りもなくマズマズのコンディション。それを裏付けるかのように地元の漁師が複数のポイントに刺し網を設置していた

開始早々アタリはあったが、活性が低いのか乗らなかった。潮が動き始めた10時半ころからバイトが頻繁に出始め、最初の一尾をタカさんがゲット。

ロッドのアクションはズル引きを基本に、上層のタダ巻き、スロージグのワンピッチジャークを併用。

最初、40gジグを使用してボトムのズル引きを試したものの結果が出なかったため、作戦を変更。ジグのウエイトを30gにワンランク軽くして、上層タダ巻きしたことろヒットにつながった。この日は上層を泳ぐベイトを意識していたのかスイミングの効果が上々だった。

使用したジグはガンガンジグⅡとガンガンジグSJ。ガンガンジグⅡはスイミング、フォールと万能なタイプで、ガンガンジグSJの方はフォール中心にアピールするタイプ。

カラーは宮城沿岸で人気のグリーン系がこの日も大当たり。パープルも隠れた実績カラーで、この日も良かった。

到着したのがちょうど潮止まりから上げに差し掛かったあたり。何回かキャストはしてみたものの反応が鈍かったためルアー交換。40gを使用しボトムメインから、上層を泳がせフラッシング効果でバイトを誘発させる作戦に。ジグの大きさもワンランク小さい30gにスイッチ

ジグのウエイトを軽くし、泳がせスタイルに変更したのが見事的中!35cm級のマゴチがヒットした。「キャスト後、ボトムをとってから上層をタダ巻き。カケアガリにぶつかり竿を立て、またタダ巻きを開始した瞬間にヒットしました。ガツンってきましたね。やる気満々のマゴチで良かった~」。ヒットジグはガンガンジグⅡの2017年新色イカナゴゴールド

時合に突入したのか、マゴチを釣り上げてから10分ほどで再びヒット。慎重に巻き上げると、感触は先ほどのマゴチとは違う様子でヒラメに期待。と思いきや、上がってきた魚には石が。35cmのイシガレイでした
ガンガンジグⅡはアシストフックにアシストフェザーを採用。このケイムラのアピールが侮れない!
 
タカさんから少し離れた場所で釣っていた三塚さんにもアタリが。同じく30gのガンガンジグⅡで、リフトからスローフォールするワンピッチ釣法が炸裂。カラーはパープル

潮が動き始め、フラットの活性は上昇傾向。今度は、ジグよりも小さいマゴチが果敢にアタック。大から小から食い気抜群
続けてタカさんのロッドがしなる。これはナイスサイズか?

 
重量感ある40cm後半のマゴチ。ルアーは「ガンガンジグSJ」30gのイカナゴゴールド。着底して巻き上げてからモソっとヒット
OceanRuler(オーシャンルーラー) メタルジグ ガンガンジグSJ 30g イカナゴゴールド.
OceanRuler(オーシャンルーラー)
フラットフィッシュに高実績グリーンゴールド系カラー

多くのアングラーがロックフィッシュに移行する季節だが、サーフのフラットフィッシュは11月も十分に楽しめる。ちょっと時化てイワシが寄せられていればなお期待大。大判ヒラメやシーバスもチャンスがある。ぜひ狙ってみていただきたい!

こちらは取材のちょっと前に同じポイントで釣り上げた60cmオーバーの座布団ヒラメ。こちらもヒットジグはガンガンジグⅡのイカナゴゴールドだった
「ゴゴンッ」ジグを丸のみ。このカラーのガンガンジグⅡはフラット狙いでは絶対外せませんね

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※取材協力/オーシャンルーラー
※解説/鈴木貴博

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