まだまだイケる宮城のフラットフィッシュ!ヒラメもチャンス
順調に釣れ続けた宮城のフラットフィッシュもそろそろ終盤戦。秋はベイトのイワシが接岸し、ヒラメやシーバスなども期待できる季節。オーシャンルーラーフィールドスタッフの鈴木貴博さん達を取材してきた。※2017年10月の取材記事です。
奥松島(大浜漁港)から石巻の大曲海岸へ
台風18号が日本列島を通過した翌週、後半のフラットシーズンに向け実釣を取材した。最初のポイントは、ヒラメの実績が高い奥松島の大浜漁港。潮通しの良い防波堤先端部分から開始。状況は少々のウネリ、濁りがありタフなコンディションだった。
平日の午前5時だというのに釣り人が多数。大半は青物(サバ、カンパチ)を狙っていた。が、残念ながらここではノーフィッシュ。事前に情報を入手していた好漁場の大曲浜へGO。
センターバランス設計とボディ両面の反射面により、フォール時のフラッシング効果が抜群!リフト&フォール、スイミングなど多様なアクション、フラット、ロック、青物など多ターゲットにオールマイティに対応
ボトムのズル引きから中層のタダ巻きにレンジを変えてヒット連発!
大曲浜では10時頃から実釣を開始した。先ほどよりはウネリ、濁りもなく、まずまずのコンディション。潮止まりから上げのタイミングに期待が高まる。
開始早々アタリはあったが、活性が低いのか乗らなかった。潮が動き始めた10時半ころからバイトが頻繁に出始め、最初の一尾をタカさんがゲット。
ロッドのアクションはズル引きを基本に、上層のタダ巻き、スロージグのワンピッチジャークを併用。
最初、40gジグを使用してボトムのズル引きを試したものの結果が出なかったため、作戦を変更。ジグのウエイトを30gにワンランク軽くして、上層タダ巻きしたことろヒットにつながった。この日は上層を泳ぐベイトを意識していたのかスイミングの効果が上々だった。
使用したジグはガンガンジグⅡとガンガンジグSJ。ガンガンジグⅡはスイミング、フォールと万能なタイプで、ガンガンジグSJの方はフォール中心にアピールするタイプ。
カラーは宮城沿岸で人気のグリーン系がこの日も大当たり。パープルも隠れた実績カラーで、この日も良かった。
多くのアングラーがロックフィッシュに移行する季節だが、サーフのフラットフィッシュは11月も十分に楽しめる。ちょっと時化てイワシが寄せられていればなお期待大。大判ヒラメやシーバスもチャンスがある。ぜひ狙ってみていただきたい!
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※取材協力/オーシャンルーラー
※解説/鈴木貴博