2017年北上川水系サクラマス第一報![桜鱒速報]
今回はようやく釣れ始めた北上川水系のサクラマスについて、最新の釣果情報を交えながら状況を解説していきます。
旧北上川は潮周りと水温次第で期待
2月も中旬に入り北上川水系のサクラマスの釣果報告がやっと聞こえてきました。2月15日現在確実なのが旧北上川の3尾と追波川の1尾です。
旧北の1尾目は先日、釣り河北でも紹介されていましたが、12日の鴇波側でのスプーンでの釣果です。翌日に同じアングラーが1尾追加しています。水温が3℃の中、ボトム付近でスプーンにバイトしたようです。
15日には同じエリアでチームウミマンのマサシ氏がミノーで54cmをキャッチしました。ディープダイバーでの釣果です。前述のスプーンでの2尾は午後の遅い時間だったのに対し、水温が上がらない早朝の釣果だったようです。
ここ数日、水温が4℃を超えてきています。大潮明けの中潮のタイミング、水温が少し上がってきているあたりがカギとなりそうです。また、未確認ながら、バサーのバイブレーションにサクラマスがヒットしキャッチされたようです。
追波川(北上川)でも釣果は上がっている 今後は北上大堰次第
追波川のほうは、雪不足で水位が不足して流れがほとんどない状態で、サクラマスの遡上が少ない状態ですが、少量のサクラマスは確実に遡上しているようです。
15日の釣果は国道側でのメタル系バイブの釣果です。北上大堰の工事が終わらない中、国道側を敬遠しているアングラーが多いですが、流心付近まで届くルアーなら釣果は期待できます。
国土交通省側にアングラーが集中しているため、情報があまり入ってきませんが、その他にもキャッチされた痕跡があるようで、サクラマスの鱗が確認されているようです。
やっと釣果情報が聞こえてきた北上川水系のサクラマスですが、水量が多い旧北のほうがいいように思われます。週末は気温が下がるようですが、一度上がった水温は急には下がることはないので、狙ってみる価値はありそうですね。
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石巻を拠点に活動するベテランルアーマン。自称東北の巨匠。シーバスをメインにサクラマスやロック、フラットなど幅広く嗜む。ハンドメイドルアーファクトリーOrynO(オライノ)代表。ピュア・フィッシング・ジャパン、ジャクソン、エクリプスフィールドテスター、リアスアドバイザー、がまかつ他サポートメーカー多数。
ブログはこちら http://oryno.ni-3.net/
※取材・テキスト/村岡博之