アンチョビミサイルで楽しむ冬のボートクロソイゲーム
幅広い水深帯、多魚種に有効な「アンチョビミサイル」。ハイシーズンを迎えている浅場~深場の中間エリアでの大型クロソイゲームでも高い実釣力を期待できる。ここでは冬のクロソイゲームを中心に、アンチョビミサイルの使い方や水深に合わせた使い分けを紹介する。
※2017年1月掲載の記事です。
「アンチョビミサイル」、「アンチョビミサイルターボ」って?
「アンチョビミサイル」はタチウオゲーム用として生まれたテンヤ型タチウオジグ。水平に近いステイ姿勢からのナチュラルなアクションはタチウオのみならず、青物、根魚、フラットフィッシュなどなどあらゆるフィッシュイーターに有効なアイテムだ。
浅場からちょっと落ちたポイントに大型が溜まる冬のボートクロソイで、この「アンチョビミサイル」が絶大な威力を発揮する。深場や潮流が速いポイントに対応した「アンチョビミサイルターボ」を併用することで、岸近くの水深20m台から水深100mほどの中深場までカバーできる。
ベイトにそっくりなアンチョビミサイルのアクション性能
クロソイは根周りに海藻などが絡んだエリアを好むため、魚探の反応を頼りにそういったポイントを狙っていく。
今の季節のクロソイはメロウドやイカを主に捕食しており、浅いエリアではシャコなど甲殻類もベイトになる。
アンチョビミサイルは水中での水平姿勢で自然にアピール可能。基本的なアクションはスローなリフト&フォールからのポーズで、ステイ中にバイトが集中する。
さらに、ロッドワークによるアクション性にも優れるため、容易にダートアクションを演出してバイトを誘うこともできる。
チューニングのバリエーションが豊富なのも特長。タコベイトを装着するだけでバイトを誘発できるケースも多い。
アンチョビミサイルはレンジキープ性に優れ、クロソイなどのように根周りでサスペンドしている魚種には特に有効。魚探の反応をみながら、根や漁礁を狙ったシューティングゲームを展開できる。
クロソイゲームばかりではなく、冬の根周り五目、タラゲームにも適!
アンチョビミサイルは多くの魚種が狙えるのも魅力。アイナメやメバルのロックフィッシュのほか、ヒラメにもかなりの実釣力を発揮する。ボトムより少し上を泳ぐベイトを演出できるので、活きエサを使っているかのような好反応に期待できる。
また、ノーマルの「アンチョビミサイル」に「ターボ」をローテーションすることで、より深いエリアのタラやオキメバルなどにも五目で対応できる。
深場では「アンチョビミサイルターボ」で手返しよくサーチし、喰わせは「アンチョビミサイル」というルアーローテーションがおすすめだ。
「ヒラメもロックフィッシュも楽しめる夢のアイテム♪これから春にかけタラゲームも楽しめますので皆様是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか」
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宮城県丸森町在住のナマズマスター(ニックネーム「狂犬」)。ここ数年、力を入れるナマズゲームの他にソルト、淡水のルアーゲームを幅広くこなし、YAMATODA GUIDEで松島湾周辺エリアのフィッシングガイドも行っている。バストーナメントにも参戦中。ジャッカルフィールドスタッフ
※取材・解説/山戸田 恵一