釣行記

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アンチョビミサイルで楽しむ冬のボートクロソイゲーム

山戸田 恵一 2021年2月24日 更新

幅広い水深帯、多魚種に有効な「アンチョビミサイル」。ハイシーズンを迎えている浅場~深場の中間エリアでの大型クロソイゲームでも高い実釣力を期待できる。ここでは冬のクロソイゲームを中心に、アンチョビミサイルの使い方や水深に合わせた使い分けを紹介する。
※2017年1月掲載の記事です。

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何でも釣れちゃうアンチョビミサイル

アンチョビミサイルを紹介してくれた山戸田恵一さん。本業のかたわら「YAMATODA GUIDE」として仙台湾周辺のフィッシングガイドサービスも行っており、今回の取材もガイド船でのもの
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「アンチョビミサイル」、「アンチョビミサイルターボ」って?

アンチョビミサイル」はタチウオゲーム用として生まれたテンヤ型タチウオジグ。水平に近いステイ姿勢からのナチュラルなアクションはタチウオのみならず、青物、根魚、フラットフィッシュなどなどあらゆるフィッシュイーターに有効なアイテムだ。

浅場からちょっと落ちたポイントに大型が溜まる冬のボートクロソイで、この「アンチョビミサイル」が絶大な威力を発揮する。深場や潮流が速いポイントに対応した「アンチョビミサイルターボ」を併用することで、岸近くの水深20m台から水深100mほどの中深場までカバーできる。

深場などでは沈下スピードが速く、アクションの立ち上がりも早い「アンチョビミサイルターボ」を効果的に使うのが吉

水深に合わせたアンチョビミサイルの使い分け

仙台湾のクロソイゲームの場合、アンチョビミサイルで狙う水深は25~45mが中心になる。

水深20~30mの比較的浅場ではアンチョビミサイルは50gと70gを使用する。ちょっと水深のある35~45mはアンチョビミサイルの70~90g。潮流の影響がある場合はアンチョビミサイルターボの90gをセレクト。また、水深45~100mと水深のあるエリアではアンチョビミサイルターボシリーズのハイウェイト(110g以上)を使用することもある。

ウエイトの使い分けで深場に潜む大型のクロソイも狙えてしまう

ベイトにそっくりなアンチョビミサイルのアクション性能

クロソイは根周りに海藻などが絡んだエリアを好むため、魚探の反応を頼りにそういったポイントを狙っていく。

今の季節のクロソイはメロウドやイカを主に捕食しており、浅いエリアではシャコなど甲殻類もベイトになる。

アンチョビミサイルは水中での水平姿勢で自然にアピール可能。基本的なアクションはスローなリフト&フォールからのポーズで、ステイ中にバイトが集中する。

さらに、ロッドワークによるアクション性にも優れるため、容易にダートアクションを演出してバイトを誘うこともできる。

レンジを合わせてステイだけでも食ってくるし、アクションを加えて誘うこともできる

チューニングのバリエーションが豊富なのも特長。タコベイトを装着するだけでバイトを誘発できるケースも多い。

アンチョビミサイルはレンジキープ性に優れ、クロソイなどのように根周りでサスペンドしている魚種には特に有効。魚探の反応をみながら、根や漁礁を狙ったシューティングゲームを展開できる。

タコベイトを使ったアレンジはかなり効果大
専用ロッド「アンチョビドライバー」を使用する事により、アンチョビミサイルのアクション性を格段に活かすことができる

クロソイゲームばかりではなく、冬の根周り五目、タラゲームにも適!

アンチョビミサイルは多くの魚種が狙えるのも魅力。アイナメやメバルのロックフィッシュのほか、ヒラメにもかなりの実釣力を発揮する。ボトムより少し上を泳ぐベイトを演出できるので、活きエサを使っているかのような好反応に期待できる。

また、ノーマルの「アンチョビミサイル」に「ターボ」をローテーションすることで、より深いエリアのタラやオキメバルなどにも五目で対応できる。

深場では「アンチョビミサイルターボ」で手返しよくサーチし、喰わせは「アンチョビミサイル」というルアーローテーションがおすすめだ。

「ヒラメもロックフィッシュも楽しめる夢のアイテム♪これから春にかけタラゲームも楽しめますので皆様是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか」

アンチョビミサイルはアイナメやヒラメにも高実績!
今後もしばらくは深場のロックフィッシュシーズンが続き、2月頃からは産卵で接岸してくるタラ釣りのシーズンへと移行する

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PROFILE:山戸田 恵一

宮城県丸森町在住のナマズマスター(ニックネーム「狂犬」)。ここ数年、力を入れるナマズゲームの他にソルト、淡水のルアーゲームを幅広くこなし、YAMATODA GUIDEで松島湾周辺エリアのフィッシングガイドも行っている。バストーナメントにも参戦中。ジャッカルフィールドスタッフ

 

※取材・解説/山戸田 恵一

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