仙台湾ディープジギング 良型マダラに大熱戦!
東日本大震災の後、宮城の遊漁船出船再開を機にスタートした復興イベント「仙台湾ソルトアングラーミーティングVol.7」が開催された。震災の翌年から春、秋と継続してきて今回ではや7回目。春大会のターゲットは塩釜沖(金華山沖)ディープゾーンのマダラ。産卵後、深場に落ちて体力回復中の大型マダラを狙った。
※2016年6月掲載の記事です。
宮城の海に出られる喜びを再確認した1日
参加者は登竜丸と海友丸の2隻に分かれて塩釜港を出港。大会はマダラ3匹の総重量を競う形式。
「震災があった年の6月1日。3月11日以降初めて海に出られるようになり、皆で金華山沖に出てタラジギングをした『あの日』を思い出しながら釣りをしよう!」と言うトップレンジ丹野代表の考えに賛同した参加者たちは、釣りをできる喜びをかみしめながら金華山沖のジギングを満喫した。
※参加費の一部は、後援の河北新報社を通じて、日本赤十字社への義援金に充てられている。
開始して間もなく、船上で次々にヒット。マダラの活性は上々のようだ。
ディープ攻略用の幅広いアクションに対応したミディアムロングジグ。ギョロメの名の通りくぼんだ目玉部分で水を受けてアピールする。ベイトのイカが逃げる動きも再現でき、深場のマダラにも特に有効な2016年注目の新モデルだ。超深場用の700gのほか、より汎用性の高い300gもあります
釣り場は水深200~250mのディープエリア。500~700gのジグを使ったテクニカルな釣りだったが、快晴、弱風、ベタナギのベストコンディションにも恵まれ、コンスタントにマダラが釣り上げられた。
マダラのアベレージサイズは5~8kg。特大サイズこそ出なかったものの、冬場ののっこみからすっかり回復した綺麗な魚体のマダラばかりが釣れてきた。これから夏ダラシーズンも楽しくなりそうだ。
■問い合わせTEL:022-365-7589
大会結果
優勝 3匹の総重量17.08㎏ 永野敏光氏
2位 3匹の総重量15.70㎏ 阿部雄亮氏
3位 3匹の総重量15.44㎏ 渡辺吉宏氏
4位 3匹の総重量15.03㎏ 舘岡裕文氏
5位 3匹の総重量14.82㎏ 菅井孝幸氏
大物賞・7.79㎏ 佐藤幸一氏
【後援】
河北新報社
【大会協賛メーカー】(順不同)
(株)シマノ、(有)FISHERMAN、KOMO、(株)ディーパースファクトリー、スタジオオーシャンマーク、シャウト!フィッシャーマンズツール、(株)モーリス、(株)天龍、サンヨーナイロン(株)、東邦産業(株)、(株)ザップ、(株)ゼニス、(有)つり具のニットウ、(株)モビーディック、(有)リップル、タックルハウス、(株)ハヤブサ、(株)魚矢、GAMAKATSU PTE LTD、(株)シーフロアコントロール、(株)サンライン、(有)ソウルズ、ヤマリアコーポレーション、(株)ビッグオーシャン、(株)嶋屋、(株)アイビック、(株)アムズデザイン、(株)目細八郎兵衛商店、(株)ツネミ
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※取材協力/トップレンジ